プロの人形劇むすび座さんの「ピノキオ」の公演に行ってきました~~!
人形劇っていうけど、まあ!もう!普通に劇団でした。
歌あり、踊りあり、舞台転換も全部演者さんがされるんですけど、その動きも全部計算されてまして、
いちいち美しい!
人形も生きてるみたいに動いてましたが、それ以上に、俳優さんたちの演技も動きも素晴らしかったです。
人形劇っていうからさ、てっきり、人形をあやつってる人は隠れてると思うじゃないですか。
そうではなく!
俳優さんたちは黒子のカッコのまま、顔は丸出しで、ふつうに人形とともに舞台の上にいるんですよ。
人形と一体となって演技していくの。またその動きがすごいのよねえ。
特にこの
コオロギの役の方が素晴らしかったなー!
もうずっと表情をおっかけてました。
はしっこの一番前の席だったので、めちゃめちゃ見にくかったんですけども、コオロギさんがよく見えて
ラッキーでしたわ。
いや~しかし、世の中はほんといろんなプロの方がいるもんなんだなあって。しみじみしちゃったね。
お稽古どれくらいされるのかしら?と思って、ロビーにいた劇団の方にお聞きしたら
「2か月くらいで作って、あとは本番でブラッシュアップしてく~」
とのことでした。
この演出とか、構成とか誰が作って考えているんだろうな~とか、そんなことばっかり考えてみてましたわ。
いや~いいもの見た!
そんでピノキオってこんな話だったけ???って思ってちょっと調べてみたら、
ピノキオの原案はなかなか酷い話だったということを初めて知ったのであった。。。
原作は
「木につるされて、ピノキオは死んでしまいましたとさ、おしまい。」
ですってよ!
これがイタリアでも非難ゴーゴーだったので、続編ができ、人間になる~っていうのが作られたんだとか。
今回の人形劇、前半はその原案にかなり忠実に作られていて、恐れ入りました・・・。
でもラストはオリジナル?なのか、心だけ人間になった!っていうエンディングにちょっとびっくり。