ちょっとまえのことですが、思い出したので記録。
娘の中学の文化発表会があったんですね。
そこでクラス対抗合唱コンクールがあったんですよ。
その合唱のピアノ伴奏に娘がやりまーすって、手をあげてしまったのね。
まあ簡単な曲ならええかな、とよくみたら!
これね
2部合唱「unlimited(アンリミテッド)」 ~ ピアノ伴奏 ~
むずかしー!なかなか歯ごたえガチガチな曲だった!!
なので、秋の本番のために七月から練習開始。
最初はどーしてこんな大変な役を引き受けてくるかねぇと、トホホな気持ちで練習見てましたが、、でもほかにやりたい人はいなかったらしく。
去年、この曲選んだクラスは誰も伴奏できなくて、CDだったらしい。
そんで毎日コツコツと練習してさ、ピアノの先生にもレッスンで特別にみてもらったりして、がんばってたわけですよ。
ところが本番前のある日、クラスでうまく合唱が歌えてないらしく、先生がお手本がわりに、YouTubeかなにかで、プロみたいなのが歌ってるのを、クラスみんなに聴かせたらしい。
これ聴いて、自分たちと比べてどう?
って。
そしたらさ!クラスの男子たちはさ、
「ピアノがうちのクラスのは下手くそだと思った」
って言われたんだと‼️
はあ??
ふざけなんなや!
そりゃプロのピアニストと同じなわけないだろーがよ!
それより、おのれの歌の未熟さを、歌えてなさを、恥じれ!!!ばか!
って思っちゃいましたねーテヘ
だけども、娘はすっかり落ち込んでしまいましたねー。はーそりゃそうやわ。
だって練習頑張りまくってるのにね。下手くそってね。。。
でもその日から、娘はより練習にはげんでがんばって、当日本番ではそれはそれは上手に弾いたのです!
一ヶ所だけちょこっとミスタッチがあったけど、でも全然気にならない、知らない人は気付かない程度の。
あーよくがんばったねえ😭えらいわー
と、父と母は誇らしい気持ちでしたよ!
そしたらさ!
合唱が終わった直後に、また男子どもが、
「あそこ、まちがえた!まちか
えたよね!」
って、その一ミリほどのミスをみんなから執拗にいわれたんだとー!
なんやねん!おまえらなんやねん!
ほんま腹立つわー!
中学生ってほんと優しくない
じゃあお前がアンリミテッド、ノーミスで弾いてみろよ!
って言い返せるタイプの娘じゃないし、そうやってかばってくれる女子もいない。ついでにいうと先生も。
そんな目にあっても、娘は
「あー合唱楽しかったあ!また伴奏したいなー」
ってニコニコして言ってるの。
どんだけ鈍感力?あ、いい意味でね。
強いなあと思いました。たくましい…。
そんな娘が誇らしいし大好きです。