株式会社リペアマスターの、玄関框塗装補修例です。リフォーム現場で現地塗装された玄関框、こういう状態を↓
こういう状態にしただけの地味な作業ですが、↓
これが結構、大変な作業なのです。前職の塗装の方法が刷毛で色を塗っただけだったので、木目は消え、単色に塗りつぶされていた上に、色相も赤みがかっていました。
塗膜剥離剤という薬剤を使います。
こんな風に取れてきます。
完全に木地が表れた所。
ここから、木工塗装の工程に従って、施塗作業です。まず、木目を際立たせるための木地着色。
次は塗膜着色。養生をめくってフローリングと色を合わせながら徐々に色を決めていきます。
色を決めるのに、こんな秘密兵器もあります。RGBが数値で測れる優れモノ。
最後に上塗りを2回。突板の継ぎ目が目立つので、塗膜硬化後に対処予定です。
外はこんな雪模様でした。ウレタンの硬化が少し心配です。
得意技の蹴っ飛ばしも。・・・既に想定内なので被害は自分だけで済みました。お弁当を食べずに通しで作業したのが間違い。休憩は大切ですね。