よみがえりの技(わざ)

愛知・名古屋でフローリングキズ補修・建材キズ補修をしている、株式会社リペアマスターの社員たちによる現場日誌

ボックス家具の蝶番部分の破損修理

2014年12月21日 | 家具の補修・リフィニッシュ

とある養護老人ホームでのお仕事です。開きの扉は通常90°しか開かないのですが、それ以上無理に開こうとすると、こういう「パーチクルボード」という合成板は、割と簡単にバリッ!と破れてしまうのです。

蝶番がビス止めされていた部分はこのようになっています。当然、同じビス穴はもう使えません。

このトリマという工具を使って細工をします。このような仕事、普段はやっトリマせん。

ボードの厚みは約20ミリ。トリマで深さ約5ミリ削っています。

下地のベニヤを接着剤で貼りつけます。大きさは100ミリ四方くらいです。

ベニヤは表面よりわずかに沈めており、パテにて平滑面を成形します。

木目を描き始めたところ。

箱の中で黒い部材ということで、木目は大雑把ですが、部屋の明かりでは描いた部分が全くわからなくなっています。

引いた写真です。

 トリマを使うときは誰かに掃除機で吸ってもらいながらしないと、大変です。この日は頭からつま先まで粉まみれになりました。

この作業方法は、知っている方から見ると突っ込み所がありますが、肝心ないくつかのポイントは割愛して公開しています。

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