非才無才の雄叫び

つぶやくこと、叫ぶこと、すべてボケ防止だ!

「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽42

2020-12-25 16:35:24 | 日記
「広島・長崎への原爆投下がなくても、日本は降伏していた」
「原爆投下は、新世界におけるアメリカの覇権を誇示するものだ
った」
「日本に無条件降伏を呑ませるための切り札」この項の最後
彼(ルーズベルト)にとってスターリンは仲間ですから、北海道を
分割占領させてもいいくらいの考えでした
」な訳ないだろ、
勝手に創作するな!
国家首脳の会談で取り決めたことを無原則に適応範囲を拡大するこ
とは国際政治上、有り得ないことだ。ましてアングロサクソンはそ
ういう連中ではない。これは藤井氏の、あくまでルーズベルトを悪
者するための創作に過ぎない。

次の「トルーマンが、ソ連対日参戦の前に戦争を終わらせたかった
理由」
しかし、ソ連がやると言ったら、同盟軍ですからアメリカに拒否
することはできません。それに、日ソ中立条約を一方的に破棄して
攻めてくる国ですから、あえて言えばアメリカの承諾なんて別にも
らわなくても構わないわけです


ところがweb記事は
1945年2月4日から11日にかけて、ソ連クリミア自治ソビエト社
会主義共和国のヤルタ近郊にあるリヴァディア宮殿で行われた、ア
メリカ合衆国・イギリス・ソビエト連邦による連合国首脳会談であ
る。アメリカとソ連の間でヤルタ秘密協定を締結し、ドイツ敗戦
後90日後のソ連対日参戦、および千島列島・樺太・朝鮮半島・台
湾などの日本領土の処遇も決定
」とある。

ソ連の対日参戦はアメリカが要請してヤルタで協定を結んでいるの
で「ソ連がやると言ったら・・・アメリカは拒否することはできま
せん
」とはならないので、これは藤井氏の恣意的な記述。
次の「日ソ中立条約を一方的に破棄して攻めてくる国ですから」と
事後のことを事前のことのように時間軸を無視したトンチンカンな
文章。これが「国際政治ジャーナリスト」の文章だから驚く。

そして次の「徹底抗戦を叫ぶ陸軍統制派は、社会主義革命を望んで
いた」の冒頭
そもそも日本側もソ連に仲介を頼むなんて、完全に間違った選択
でした

「国際政治ジャーナリスト」が、なにをバカなことを書くかと言い
たい。そもそも当時のソ連は国際連盟の常任理事国で、日本にとっ
ては中立条約を結んでいた国に、和平の仲介を頼むのは理に叶って
いるし、当然だ。共産主義を貶めるために故意にこういう記述をす
る。

それから「陸軍統制派は、社会主義革命を望んでいた」?アホ
どこまで歪曲する気かっ
ネットを見る限り、そういう記述はどこにもない。
国内の改革を進めるうえで、レーニンの手法を取り入れるべきだと
いう方法論であって、天皇制を打倒して労働者階級の社会を目指す
というものではない。
webの記録
統制派は、大日本帝国陸軍内にかつて存在した派閥。
当初は暴力革命的手段による国家革新を企図していたが、あくまで
も国家改造のため直接行動も辞さなかった皇道派青年将校と異な
り、その態度を一変し、陸軍大臣を通じて政治上の要望を実現す
るという合法的な形で列強に対抗し得る「高度国防国家」の建設
を目指した

そして、その中核一人の東條英機
1935年(昭和10年)9月21日には、大陸に渡り、関東憲兵隊司令
官・関東局警務部長に就任[注釈 8]。このとき関東軍将校の中でコ
ミンテルンの影響を受け活動を行っている者を多数検挙し、日本軍
内の赤化を防止した
という

陸軍管理事業主懇談会において「支那事変の解決が遅延するのは
支那側に英米とソ連の支援があるからである。従って事変の根本
解決のためには、今より北方に対してはソ連を、南方に
対しては英米との戦争を決意し準備しなければならない
と発言し、「東條次官、二正面作戦の準備を強調」と新聞報道された


東條を首相に推薦した、昭和天皇の側近・木戸孝一の言
東條は、お上への忠節ではいかなる軍人よりも抜きん出ている
し、聖意を実行する逸材であることにかわりはなかった


開戦日の未明、首相官邸の自室で一人皇居に向かい号泣しながら
天皇に詫びている
」このような東條英機が天皇制を打倒して「社会
主義革命を望む
」わけないだろっアホ

天皇は戦前まではあくまで「現人神」だったのだ。
統制派も皇道派も、天皇を中心とした改革を目指したのであって
「社会主義革命」など目指してはいない。

統制派は親ソ連で、親社会主義派でした。・・・・統制派の連中
は、戦争末期に至っても徹底抗戦を叫んで、最後まで戦争をやりた
がっていました。なぜなら、おそらく戦後革命を志向していたから
です。社会主義革命を考えている連中は、徹底的に日本を破壊して
、ソ連が日本まで攻めてきてくれたほうが、社会主義革命をやりや
すいという考えでした

統制派は徹底抗戦をして戦争を長引かせる。ルーズベルトの無条件
降伏も戦争を長引かせた。ルーズベルトも統制派も親ソ連なので、
裏で繫がっていて「戦争を長引かせようとした。あるいは長引かせ
た」終いには、こういうふうになる。論理矛盾も甚だしく、荒唐無
稽そのものだ。

以前のブログでも述べたが、とにかく藤井氏の共産主義・社会主義
に関する批判の仕方は、古過ぎる。30年以上前の手法だ。1991年に
ソ連が崩壊してから、すでに社会主義国家を樹立している国を除い
た共産主義政党は衰退の一途を辿っているはずだ。
「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽29ここでも共産主義に言及し
ているので参考にしてください。

「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽41

2020-12-25 11:11:22 | 日記
先の続きです。
なぜレズリー・グローヴスは大統領に虚偽の報告をしてまで、日本
人の大量虐殺になる広島の原爆投下にこだわったのか。
任務遂行という義務意識だけでは片付けられないなにかがある。
小生は白人至上主義という民族性が原因ではないかと考えている。
先のブログでも触れたが、ルーズベルトはレイシストといわれてい
るが、これは文明が遅れた民族に対して、白人が交雑することで
遅れた民族の文明を発展させるというもの。

駐米イギリス公使ロナルド・キャンベルとの私的な会話では、
ルーズベルトは、スミソニアン博物館の研究者であるアレス・ハー
ドリチカによる、日本人の頭蓋骨は「われわれのより約2000年、
発達が遅れている」という見解を紹介した上で、「人種間の差異を
重視し、人種交配によって文明が進歩する」などと語り、「インド
系やユーラシア系とアジア人種、欧州人とアジア人種を交配させる
べきだ。だが日本人は除外する」、「日本人が敗北した後は、他の
人種との結婚をあらゆる手段を用いて奨励すべきである」などとキ
ャンベルに語ったという。
このような自らの人種差別的感情と、第二次世界大戦以前からのア
メリカにおける日本人に対する人種差別的感情を背景に、1941年12
月の対日開戦後には妻エレノアからの反対をも押しのけて、大戦中
にアメリカ国内とアメリカの影響下にあったブラジルやメキシコ、
ペルーなどの中南米諸国において、ヒトラーのユダヤ人強制収容と
同様の日系人の強制収容政策を推し進め、自由を束縛するとともに
財産を放棄せざるを得ない状況に追い込んだ。
さらに1944年6月13日には、アメリカの新聞が「ルーズベルト大統
領が、フランシス・E・ウォルター連邦議会下院議員からレターオー
プナーを贈呈されたが、それが日本兵の腕の骨から作られたもので
ある」と報じた。なおルーズベルトは、このような猟奇的な行為を
隠しも恥じてもいなかった


このように白人至上主義はイデオロギーではなく、白人の潜在意識
そのものだ。
例えば、現在のトランプ政権下のアメリカ。アメリカの白人警察官
は黒人を平気で殺す。多分それはヒスパニックや東洋人に対しても
さほど変わらないはずだ。それは白人に優越意識があるからだ。
特にトランプ大統領支持者の白人至上主義者は、その意識が強く、
大半が白痴ではないかと小生は考えている。

日本は島国で他国との交易が少なかった。にもかかわらず、モンゴ
ル相撲を様式化し、男ばかりで演ずる能や歌舞伎、近代では女性ば
かりで演ずる宝塚があり、豊かな文化を持っている。ノーベル賞に
いたっては世界5位の受賞者数を誇る。

スミソニアン博物館の研究者であるアレス・ハードリチカが日本
人の頭蓋骨は「われわれのより約2000年、発達が遅れている

だとっ
小生の頭蓋骨を見て「2000年、発達が遅れている」と言われて
も構わないが・・・この野郎・アレス・ハードリチカ、それにルー
ズベルト

先のブログの最後に転記した
連合国軍による無差別爆撃による民間人の大量虐殺に関
しては戦時国際法違反であることが指摘されている
」ように
原爆投下や東京大空襲などの民間人虐殺に関しては、例え日本政府
が請求を放棄しても、いつか裁判を起して「虐殺」であったことを
アメリカに認めさせるべきだ。

そして、この項の最後にフーヴァーの記述
原爆投下の罪は、アメリカ人の良心の上に重くのしかかってい
」しかし、そのように受け止めたアメリカ人はインテリの中で
もわずかなアメリカ人に限られる。

原爆投下に関する米国の世論調査の記事がある。
終戦直後の1945年8月に世論調査機関ギャラップが行った調査で
は、原爆投下の決定を支持する意見が圧倒的だった、と同誌は語
る。支持が85%に及び、不支持はわずかに10%だったという。そ
の後、支持は急激に減少してきたが、今なお、概して半数以上が
支持している、としている。原爆投下から50年を迎えた時期にギ
ャラップが行った世論調査では、アメリカ人の59%が支持してお
り、その10年後のギャラップの調査では、57%が支持していたと
いう


今尚、原爆投下を支持する半数以上のアメリカ人の人種別の調査
はないが、大半は白人層ではないかと推測する。
これらアメリカの世論を相手に、原爆投下の賠償責任を問うのは
容易なことではない。いつか実現して無念を晴らして欲しい。
少なくともアメリカ議会がレズリーに対して問責決議を行うこと
を願っている。

藤井君
君のおかげでいろいろ勉強させてもらった。
この原爆投下に関しても、そうだ。
しかし、もう少し深堀りしたら、どうだ。
ありきたりのことを
つらつらと記述しただけではないか
原爆投下に対する
無念の思いなど
伝わってこない