2013年(平成25年)8月4日(日)、
タイ王国からの客人「トン」さんと午前中は永平寺を参拝。
タイ王国の国民の9割以上が仏教徒ですが、日本の仏教とは多少違いがあるようです。
タイ王国ではどんな小さな村でも必ず寺院があり、黄衣をまとった僧侶をよく見かけ、
寺院自体が集会場や学校の役割を果たすなど、人々の日常生活に密接に関わっています。
<タイの仏教>
上座部仏教(テーラワーダ仏教)といい、インドから発生し、スリランカ、ビルマ、カンボジア、
ラオスなど南方を通って伝わった仏教の一種。
修行者個人の解脱を目的としており、出家して悟りを開いた者だけが救われるという考えを基に成り立っている。
<日本の仏教>
大乗仏教(マハーヤーナ仏教)と呼ばれ、インドからチベット、中国、韓国、ベトナムなど北方ルートで伝わってきた。
誰でも成仏でき、誰でも悟りを開くことが出来るという教えで、出家僧だけでなく在家信者も救われるという教えである。
<大本山 永平寺>
福井県吉田郡永平町にある曹洞宗の仏教寺院で、總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)。
本尊:釈迦如来(しゃかにょらい)、弥勒菩薩(みろくぼさつ)、阿弥陀如来(あみだにょらい)
創建年:1244年(寛元2年)
開山:道元
<如来>悟りを開いた最高位の仏様。
<菩薩>悟りを求めながらも人々を救う役割を果たす修行中の仏様で、如来に次ぐ位の仏様。
全部ゆっくり見て回って1時間弱程度。
建物は全て屋根の付いた廊下で繋がっており、雨でも安心して拝観可能です。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。