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3月市出荷予定牛の削蹄

2022-03-01 15:45:15 | 日記
3月市出荷予定の子牛の削蹄をノコヤスリで行った。
削蹄はカマを使うのが基本的ですが、私は挙肢が苦手なので、カマを使えるのはおとなしい成牛の前肢や子牛の前肢だけです。(;^_^A

子牛の削蹄は出荷までに2(~3)回行います。
主に、出荷前、出荷1カ月前の検査前、(水洗や手入れで繫いだとき)に行います。
ほとんどがノコヤスリのみで削ります。
立ち方が蹄尖側で負重している子はノコヤスリだけで削ります。
しかし、立ち方が蹄踵側で負重している子は、歩いても蹄尖があまり減らず、そのうち蹄底の蹄尖少し後方が盛り上がり気味になり、蹄尖が地面に付かなくなります。(前にすごくよく伸びるようになります。)
こうなると蹄底をカマで削らなければなりません。
今回の子牛の中にも1頭こんな蹄の子がいましたが、前回(約1カ月)蹄底を削ったので、今回は削らなくてすみました。
今回はカニの爪状(私の勝手な呼び名)が目立ったので、蹄尖軸側面も削りました。
軸側面は、狭く、奥行きもないので、ノコヤスリで削るのは手間ですが、カマやナタに比べてジタバタしないのがいいところです。

蹄尖部の伸び方は、真っ直ぐ前だけに伸びるのではなく、内外ともに軸側の方へ斜めに伸びます。
この形がカニの爪(第1肢のハサミ)に似ていると勝手に思っています。
カニの爪がひどくなると内蹄と外蹄の蹄尖部が交差して、どちらかの蹄尖がもう一つの蹄尖に乗っかります。(◎-◎;)

この症状は後肢に比べて、前肢でよりひどい症状が出るように思います。





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