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2024/04/30 3.5か月齢の子牛の結露がひどいので、毛刈りをしました。

2024-04-30 23:32:00 | 子牛
1月中旬生まれのゆりちゃん①の子(北美津久ー美国桜ー百合茂ー金幸ー平茂勝 百合未来の近親のみらい系)、最近結露がひどくなってきた。
ゆりちゃん①の子は半月前のほぼ3か月齢で離乳。
その頃はそれほど結露が気になることは無かったが。

冬ほどの寒さではないので、大きく体調を崩すわけではないが、食欲増進のためと思い、毛刈り。

胴体は家畜用バリカンで。
刃研ぎがうまくできていないためか、刈りにくい。

普通は毛並みに逆らって刈るのだが、
湿気を帯びているためか、バリカンの刃研ぎがうまくできなかったためか、バリカンの刃の切れ味が悪い。
刈りにくいということは、痛いのか結構嫌がり、転けたりした。

なので、毛並みに沿って粗刈りして、湿気が飛んでから、毛並みに逆らって短く刈った。

頭部は人用バリカンで。
頭部を刈るのは最後の方なので、疲れていたのか、気にならなかったのか非常におとなしかった。

さて、これで食欲モリモリ、グングン大きくなるかな。

保留候補3番手だったが、9月に市場出荷になってしまいそう。
北美津久のメス、血統の列びも良いので、発育さえ悪くなければ、高値になるのだろうが。






2024/04/28 大きなタケノコを給与。 全頭イベルメクチンプアオン。

2024-04-28 17:57:26 | 飼料
我が家の裏の斜面に出てきたタケノコが馬鹿デカくなっていたので、折って成牛に給与してみた。

これが1本のタケノコ。
横に置いてあるスコップからもわかるように馬鹿デカく、1.6m以上ある感じ。
なので、下の方は茎も皮も固め。
写真は、まず、私が茎の上に乗って、粗方踏み潰し、縦割れになったものを上部の詰まったところは鎌で裂き切りし、それより下はスコップで短くし少し細かくした。
1本の重量は約12kg。

これを、痩せている牛3頭に追加飼料として2kg、残りはその周辺の成牛におやつとして0.5kg程度ずつ与えた。


これで2kg。
乾物0.4kg、CP粗蛋白0.3〜0.4kg程度かな。
次の作業終わって、見てみると、全頭残飼ゼロ。
少量のときはこの使い方がいいかも。

今日、昨年の11月以来久しぶりにイベルメクチンプアオンを、子牛含め全頭塗布(水鉄砲)した。
一般的には子牛を中心に個別に決めた月齢に実施しているところが多いのだろうと思うが、
我が家では、一斉全頭塗布。
狙いは、①イベルメクチンで効果がある微生物の牛舎内密度を減らす。
②効果は薄いがサシバエ対策。
年5〜6回塗布したいのだが、昨年は3回。(-_-;

ちょっと雑だがこの水鉄砲で塗布。
目盛も2.5ml(体重にして25kg)刻みとちょっと荒い。
ので、概ね目測体重の1つ上の量で行なっている。



 

2024/04/26 4月生まれ2頭の子牛の同居開始、耳標装着。

2024-04-26 15:34:53 | 子牛
ゆりちゃん②の子(百合未来ー隆之国ー百合茂ー金幸ー平茂勝)が生まれてから4日を過ぎた。
ちょっと早いが子牛2頭を同居させた。

昨日、分娩のため2房1室化していた子牛房とゆりちゃん②の房の間の開いていた柵を所定の位置に戻し、1つを子牛専用房にして、2頭の子牛の同居を開始した。
ゆりちゃん②の子は、まだ歩き方が心許ないが、母のゆりちゃん②が子牛房分に尻を向けてよく汚すので、床替えしないで済む今のうちに子牛専用房に戻した。
子牛専用房になっても、母の房との柵の一部が抜けるので、子牛は母のところへは自由に行ける。

りーちゃんは他の子牛にはややきついので、歩き方が心許ないゆりちゃん②の子を心配していたが、さっきまでは問題なく過ごしている。
ところが、心配していなかったりーちゃんの子(北美津久ー安福久ー金幸ー平茂勝)が、ゆりちゃん②の子がいたゆりちゃん②の房に行ったところ、ゆりちゃん②に結構な頭突きをされ、慌てて子牛専用房に逃げ帰って、頭をフリフリしていた。
かなり痛かったみたい。(@_@;)
ちなみに、りーちゃんの子とゆりちゃん②はいとこの関係、金幸の娘が同じ。

今日はりーちゃんの子は隣に行くのはかなり躊躇しているが、俊敏性を鍛えてまた行くのだろう。😅

また、今日はひさちゃん(幸紀雄ー安福久ー金幸ー平茂勝 りーちゃんの娘)でシダーシンクによる種付けがあったので、ついでに、この2頭の子牛の鼻紋採取、耳標装着等も行った。
大き目の子で生まれたりーちゃんの子は臍帯が太いので大丈夫とは思うが、よく観察して。とのこと。

ひさちゃんは、昨夜は兆候なしでしたが、今朝は汗かき、隣に乗りかかろうとするぐらいのよい発情です。
お昼前に北美津久を付けてもらいました。



2024/04/25 タケノコの給与方法の検討

2024-04-25 18:02:26 | 牛のその他
今朝、自宅裏の空き地にタケノコがたくさん出ているので、牛舎に持っていこうと思い取りに行くと、お隣さんが、食べない長さになったのを蹴飛ばし折ってくれていた。
7本全て牛舎に持っていき、アルファルファ乾草の一部代替として給与してみた。
哺乳母牛はアルファルファ乾草1.8kg給与の内、1kg分をタケノコ5kgに置き換えて、妊娠末期の母牛は1.3kg給与の内0.5kg分をタケノコ2.5kgに置き換えて給与した。
その他の粗飼料はいつもの朝飼いどおり。


7本で17kg

下の筒状部は踏んで割り、



上部の皮や茎部が詰った部分は押切で縦横に


哺乳母牛に5kg給与の直後。(わかりにくい^^;)


約2時間後、残ったものを食べやすくバラしたら再度食いつくひさちゃん。

りーちゃんは見向きせず。


しかし約6時間後には完食していた。
妊娠末期のふーちゃんはぺろりと普段通りの時間に完食。

タケノコは嗜好性は悪くはないが、一度に5kg給与は食べきるのに時間がかかるようだ。
各牛の差もあるので一概には言えないが。

タケノコは毎日定量確保するのが難しいので、全頭に一定少量ずつ給与し、水分80%で換算し、その分アルファルファ乾草や濃厚飼料を減量するのがよい利用方法かもしれない。

2024/04/21 ゆりちゃん②無事?分娩、おかげで睡眠不足。

2024-04-21 18:54:03 | 繁殖
まだ予定日の5日前、たまに尾を上げているが、陰部はシワがあり、産気付いているようではないので帰宅。

20日の夜22時49分駆付け通報2のメール。
 ※ 駆付け通報2とは、段取り通報が無いままで、いきなり駆付け通報のとき。
駆付け通報2では、実際分娩もあるようだが、我が家では牛温恵の挿入が浅かったり、腹圧によって押し出され、34℃以下になって通報メールばかりで、実際の分娩開始は無かった。
なので、今回もそう思いながら牛舎へ。

ゆりちゃん②足包も出ておらずソワソワ感もない。
やはり、腹圧によると思い、牛温恵を回収、水洗消毒。
ゆりちゃん②を繋いで牛温恵を入れようと思っていたが、直検すれば。と天の声。
直検手袋を取りに行って、直検。

すぐそこに蹄が!!!
産むーーーっ。

段取りメールが来ていないので、床は8日に床替えしたまま。
隣の子牛房のりーちゃんの子をもうひとつ隣の母りーちゃんの房へ。
空いた子牛房とゆりちゃん②の房を柵を開いて2房1室化。

ゆりちゃんを子牛房側に追いやり
慌てて、スコップで人力糞出し。
もみがら0.5m3弱を1房に投入。
りーちゃんのときに用意した残りのワラだけでは足らないので慌てて2階から下ろし、
押切で長さ30程度の粗切りにして、約10kg?投入。保温兼照明の投光器をホコリを払い設置。 21日午前2時。
仮眠?本気の睡眠、4時半頃目覚め、観察、雰囲気、兆候に変化なし。
仮眠。5時半頃起きて観察、
破水し、膜が地面まで垂れ下がっている。
陰部から手を入れると、
いつもと違う蹄の感じ、大きさは少し大きい程度。
その奥にある関節もいつもと違う。???
頭が無い。 逆子??? おかしい。わからない。
6時前だが、獣医師に電話。

6時20分頃到着。
すぐ、内診。
1次破水のみ。
産道は十分開いている。
正常位で頭はある。
だが、上胎向、頭が少し横向いている。
少し回転させて出そう。

ということで、獣医師と2人で助産。
産科チェーンで両脚を出し、産科ロープに付け替え、
獣医師の指示に従いロープを引いたり緩めたり。
ほんの数分で体位がきちんと整い、
獣医師陰部めくり、私がロープを引き、
更に引き、頭がほぼ出たところで獣医師もロープを引き、すぐにヌルっと出てきた。6時45分頃
ちょっと大きいのでオスかなと思ったがメス。
持った感じで40kgと記録。

呼吸が浅めなので、人工呼吸器で、
吸気数回、送気数回。
子牛に活気。
獣医師 子牛が元気なときでも吸気で羊水を吸い出すほうがよい。 とのこと。 ここで獣医師お帰り。

ゆりちゃん②子牛舐める気無い、と言うか、子牛を産んだ気になっていないような感じ。
なので、私がワラやタオルでリッキング。
ほどほど拭けたので、朝飼い作業に。

1.5時間経ってもゆりちゃんその気なし、子牛もきちんと立てない。
なので、初乳製剤飲ますことに。
我が家では、初乳製剤は寒候期のほぼ全頭の子牛、2ー3時間程度で母乳を飲まない子牛、虚弱子牛、で使います。
今回は朝飼い後出かける予定があったので、早めに初乳製剤を飲ませた。

この子の血統は百合未来ー隆之国ー百合茂ー金幸ー平茂勝。
この子は父も母も、母系はみらい系。
気になる交配だが、市場出荷予定。
1月市かな。