表紙の表の上から5頭が今回解析依頼した牛。
上から3頭が来年の保留牛。
4、5番目が今年の保留牛。
表全体は現在、我が家にいる牛で若い方から10頭のもの。
この表と下記の2つの表は2024年11月29日解析のもの。
たぶんですが、
SNPから求めた値はその牛固有の値で不変ですが、
ゲノミック育種価は、その時の集団内での能力値の分布位置なので、新しい牛が加わるとゲノミック育種価もσ(標準偏差)も変わる。
大雑把に言うと
BMSやロース芯などは農家が意識して高い牛の種を付けるので、月齢が進んでいくとかなりの勢いでだんだん下がっていくだろう。
枝重はあまり変わらなかったが、福之姫の影響?で最近はわずかずつ下がっているように思う。
今後も北美津久、福勝鶴等の娘牛の保留が増えれば、枝重もそこそこ下がっていくだろう。
なので、固有の牛のゲノミック育種価、σを聞くときは、いつ算出のものか聞かないと、1−2年、数年前の算出時の値では現在と比べてかなり大きな値を言っていることになるので、悪気はなくてもホラを吹いていることになる。
前段が長くなってしまった。(汗)
新規解析の5頭は上から
ももちゃん①の子 福勝鶴ー安福久ー百合茂ー金幸ー平茂勝
ももちゃん①は2頭のBMS12産子を輩出。
たかちゃん②の子 夏百合ー福之姫ー隆之国ー百合茂ー安糸福
たかちゃん②は我が家の複合指数の最も高い牛。で千寿剣よりわずかに劣る。
ふーちゃんの子 北美津久ー隆之国ー百合茂ー安糸福
ふーちゃんはたかちゃん②の母であるが、ふーちゃん自身の複合指数は特別高いわけではないが、娘牛は高い。他の隆之国娘牛の子も高い傾向にある。
りゅうちゃんの子 北美津久ー幸紀雄ー隆之国ー安福久ー百合茂
りゅうちゃんはBMS12産子1頭輩出し、その母かずちゃん①、祖母もBMS12産子を複数輩出している。
みーちゃん①の子 北美津久ー百合茂ー金幸ー平茂勝
みーちゃん①は百合未来の近親で、24か月齢600kg超えのBMS12産子1頭(父福之姫)を輩出している。
みーちゃん①の娘は、美国桜、隆之国、美津照重2頭、福之姫、北美津久と6頭いる。孫(美国桜ー隆之国)1頭もいる。
複合指数(右の要素のσの値の和 枝重✕1:BMS✕2:ロース芯✕1)
この表は、我が家で過去に解析した全頭で、複合指数の高い順で並び替えたもの。
この中には不妊廃用や急死の牛や販売した子牛もいる。
下の表が現在の我が家にいる牛で
複合指数の高い順