鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

芯持ち柄

2016-09-14 06:48:38 | 大工道具
樫の木の一本物を芯持ちと言います。

入荷した原木が製品になるまでにするべき事があります。

それは、製材して乾かしますという作業です。



樫の製材所は直径50~1m位の原木を帯鋸で製材されますが、うちらでは節を避けて製材し、旋盤で丸めます。


















数年置いて、かんそうした物を使い製品にしてしていきます。













色々と手間がかかっています。
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グミの木と虫

2016-09-06 06:46:44 | 大工道具
樫でも虫も問題がありますが、グミの木にも2種類の虫が入ります。

薄皮の内部に卵を産みつけて木を食べて成長します。

木を積んでいる下の方に木の屑が落ちていると間違いなくやられています。

成虫になって出た後です。









はじめのうちは木の屑を見つけては皮をむいて殺してましたがおっつきません。









屋内に保管し、木の中に居ますので越冬します。


同業者も色々対策をしていましたがなかなかしつこいです。

ある方はおが屑の煙でいぶしたり、バルサンを炊いた方もおられました。


製材したり、旋盤で削ると花粉のように工場内に舞います。









結構ペケが出ます。細い木だと炊き物になりますし、太い木だと割れたりもします。

手ごわい虫との戦いです。












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各産地の鑿の柄付け

2016-09-02 06:46:02 | 大工道具
東京鑿の左久作の柄付けをしました。

関東の方から送られてきた物です。


ネットで見てみますと東京の月島の江戸鍛冶さんで、息子さんと親子2人でされてるようですね。









新潟三条市の国慶の叩き鑿もありました。














依頼に合わせて叩きはちょっと太め・追い入れの1分は中叩きの長さでやや細目。

首長叩きと白樫柄は普通の太さです。
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花火

2016-09-01 06:43:19 | 日記
うちの家族は花火というイベントが大好きです。


特に各自治体で行われる花火大会。なにせ無料です。


コストパフォーマンス的には最高ですね~。



三木の地元・吉川町・加古川市・小野市・西脇市・丹波町・宝塚市・稲見町・みなと神戸・オリックスのほっともっと球場等々。

実際にはすごくたくさんの自治体で有ります。



今年はみっきー夏祭りを末娘を連れて車の中から見ました。

それと8月27日にあった三木げんきまつり。ここは自治会ではなく有志です。
















大きな川が無いので大きな花火はあまり有りませんが、近くで見れる迫力と色鮮やかさポイントでしょうか。


















夏休みの終わりです。


今年こそはと思った次男坊はの宿題はやはりギリギリでした。
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