鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

持ちつ持たれつ

2018-12-15 12:45:02 | 大工道具
世間は狭いもので色々な所で繋がってきますね~。

確かに仕上げをしますが、持ちつ持たれつの関係でもございます。



とある鑿鍛治さんが、今回だけと貿易用にと依頼されました。

うちが昔からやってるスタイルなんでなんてことはありませんが。

これが商社さんと通して先方さんにも気に入ってもらえた様で何回か帰り注文を頂きました。



その鍛治屋さんは「鑿だけ見てもよそと変わらんのに製品になったらなんか引き立てへん!」と言われてました。


どこもやってることは一緒だと思いますけどね。




今回のは白樫が貿易用です。





ペーパーを当てて蝋をひいております。






鑿の価格帯は中級です。



ちなみに上級価格帯の物はこちら。





そんな大差は無いと思います。



来週からはイブシ合わせが続きますので、ペースはダウンしてしまいます。

何はともあれ喜んで頂ければみんな幸せ。

ご迷惑をお掛けしている方もいらっしゃるので急ぎます。



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思うより時間のかかる仕事

2018-12-05 07:08:52 | 大工道具
古鑿がちょくちょく来ますが古い口金・輪を使うという依頼もたまにあります。


輪も使える様に細工します。





輪・口金が違うので全部違います。







たまに凝られた鑿家事さんが手に取られる事があるんですが、ちょっと位置が変わったり・組み合わせが変わってしまうと大変な事になってしまいます。

組みあがってしまうと問題ないのですが。






でも、完成するとすごくいい感じなのです。








同じ様なの物が続きました。












神経と時間を費やしますが、充実した時間でもあります。








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多品種

2018-12-01 07:06:41 | 大工道具
鑿鍛治さんが持って来られた物です。

仕込んだ後です。






磨り合わせでも芯に入れるのが基本です。







白樫・赤樫・グミ・黒檀。輪は磨き。色付け・手打ち黒輪。

鑿は追入れ・内丸・外丸・叩き・建具屋・生成・鏝鑿・穴屋鑿等です。










肌は黒に磨き。

裏は1枚裏・3枚裏。白に黒種類はいっぱいあります。







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