鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

樫芯持ち材料

2018-05-14 06:49:23 | 大工道具
日曜日や休日にも作業があります。

樫の芯持ちの製材した物を旋盤で丸めていくという作業です。

平日にはなかなか手が回らまいので。








製材の際に隠れ節を確認して撤去していってます。しかし丸めると節が出てきます。








筋やシミのような模様も。


同時作業で子供に手伝ってもらいました。非常に助かります。






さびない様にニスや油はその時に塗りますが。





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中叩きの組鑿

2018-05-12 06:50:55 | 大工道具
鑿鍛冶さんが持って来られました。

最近あまり見なかった中叩きの組鑿でした。

播州型で赤樫で付けました。






少し厚目の鑿です。

最近は厚めの鑿よく見ますね~。




裏は黒です。






同じ日にした物で、問屋さんが持って来られた錬鉄の古鑿がありました。

刻印は薄くて判りにくいです。





裏は三枚裏でした。





柄は黒檀を付けました。


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鍛冶でっせ!2018

2018-05-08 06:30:17 | 大工道具
毎年5月の終わりにある三木のイベントと言えば鍛冶でっせ!です。

メッセ三木で行われるの金物の展示博覧会で、日程は5月26・27日の土日です。

昨年はうちは出てませんでしたが、今年は出る事になりました。



今までと同じ事しててもしょうがないので、今回はボールペンを作りをします。

昨年もイベントで木のボールペンがあったようですね。



うちは本格的な物を作ります。ネット販売なんかでもでも2~3000木製ボールペンが売ってると思います。

精密な旋盤加工が出来るようになったので試しに作ってみました。







なんかいい感じじゃありません?

材はグミです。プラスチックと違って非常に手の馴染みがいいです。

組合の事務局の方にはうけました。

数に限りが有りの早い者勝ちですが是非参加して作ってみてください。

イベント価格でコストパフォーマンス大です。

普通のボールペンはあちこち転がっておりますが。







あらかじめ旋盤で丸めておきますのでパーツをペーパー等でで仕上げて下さい。

丸鉋持参で仕上げてもらってもいい感じの物が出来るかもしれませんよ~。







自分ではいい出来だと思ってるんですけど・・・。オリジナルなボールペンこの機会に1本作ってみません?


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ゴールデンウィーク終了

2018-05-07 07:01:59 | 日記
この地区はゴールデンウィークに春祭りがあります。

そのお手伝いもしつつする事があります。



樫の芯持ちを製材・皮むきという工程があります。

軽トラで運んで来てのはいいのだけれど天気が思わしくない。

雨の予報でした。あいにく祭りの宵宮は雨でした。



外の運んで来ていた木を雨が降る前に工場内へ移動。






節を取り除いて製材した物を太さを分けて箱に。





長い木も廃材です。大きい節は判りますが、丸めたら出てくる節があるのでペケです。





廃材は乾かして冬の焚き物です。





この作業を何回かします。
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太めの中尾

2018-05-01 06:43:54 | 大工道具
三木の鑿鍛冶さんの錦清水さんが持って来られました。

いつものと違うんです。

鑿が厚く・マチが少し長くて込みが太いです。












聞いてみますと太い中尾はやはり作り難いそうです。

ちょくちょく他の鍛冶屋さんのでも見ます。



口金を合わせてみました。






こういうのは特に穴開けが重要です。大きく開けしまうと木の部分は無くなってしまうので。



入れすぎて感じが判らないですね。





でもうまくいきました。


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