柄の比較 2

前回に引き続き椿の頭を叩いてみました。

たまたま旋盤が8分の輪に合ってましたので･･･。

芯去りでは白貸・本赤。芯持ちではウバメ樫・サカキ・ツバキ・グミ。


結果。一番硬かったのは本赤でした。






その次はウバメガシの芯持ち。




芯去りならもっと硬い？

次に白樫（芯サリ）とサカキの芯持ちが同じくらいの硬さです。

原木の太さが全然違うのサカキは硬いという事ですね～。





左が白樫で右がサカキ芯持ち。


その次がツバキ芯持ち。


まん中がウバメ樫芯持ちで右がツバキ芯持ち。




サカキとツバキ（どちらもツバキ科）は繊維が切れません。


その次がグミ芯持ち。






どんぽ木も粘り気があるので頭が差くれてません。

芯持ち組の硬さはこの度実感しました。

一応全部確保出来きました。

頂き物

先日いい物を頂いきました。

ちょくちょく来られる方が作られたそうです。

道具愛好家の方だと思ってましたがこんな桃も作られたんですね~。





台所用品の廃物だそうです。

曲げて作られたそうです。







鍋をつかむ物だったとか。

これは栓抜き？

STAINLESS STEEL っ刻んであります。







グミの皮むきに使わせて頂きます。

鎌より便利そう。

柄の比較

平野さんから連絡をいただきました。

仕事で欅の大材を加工していた所生き節にぶち当たったとの事でした。

言われるのは「ガンガンいってもサカキの柄は全然響かない」。

輪を下げても頭がつぶれないとの事でした。

また、言われるには「7・80歳のおばあさんはサカキ・シキミはネバリがあるやろ！」とよく知っておられる。と


よって実験してみました。


白樫です。






硬かったです。


白樫芯持ち





柔らかかったです。


グミです。

思ったより硬かったです。




榊です。



言われるに硬かったです。



ネバリがあって硬いという事は玄翁の柄にむいてるって事ですね。

木が手に入ったので金物屋さんにお問い合わせ下さっても結構です。

ツバキ科という事なので、次回は椿芯持ちで実験してみようと思います。