2022/02/22 スポーツ報知
「いぶし銀」のニックネームを持つ将棋の現役最年長棋士、
桐山清澄九段(74)は2022/02/22 竜王戦で敗れた。
現役続行には上のクラスへの昇級が絶対条件で、この敗戦
で引退が決まった。
通算成績は996勝957敗。次の残留決定戦が勝敗に関わらず
公式戦最後の対局となる。
桐山九段は「これまで現役を続けてこられたことはありが
たかった。ただ、目標としていた1000勝を達成できなかっ
たことは残念です」。
タイトル獲得は棋王1期、棋聖3期。棋戦優勝は7回。
順位戦のA級在位は連続14期で、1981年の名人戦では
中原誠名人(当時)に挑戦している。
1966年(18歳)四段 プロデビュー。
トップ棋士として長く活躍された。
ただ、1,000勝にあとわずかで引退となり、
これだけが心残りとなった。
桐山九段は奈良県出身。
私と同い年でデビューしたころ年賀状に
「順位戦での活躍をお祈りします」と書いたところ
ご丁寧な返信をいただいた。
文化協会事務局へ「囲碁クラブの3月分教室不使用届け」を提出。
これで丸2年クラブ活動を休止したことになる。
晴