母ちゃんの入院27日目です。
なかなか寝付けぬうちに空が白み始めました・・・
やっと眠れるか・・・
フッと睡眠モードに突入した時でした・・・
『ズンッ』と突き上げるような振動で目覚めたら、地震でした
長い揺れに完全に目覚めちまった~
テレビの地震速報を確認すると震度4、津波の心配は無し。
安心して寝直しだぁ~
あれだけ眠れなかったのに、すんなり入眠
シィ君に踏まれて目覚めると、すでに9時を回っていました
う~ん、3時間しか眠れんかった
今夜は安定剤のお世話になろうかな・・・
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朝一のメールでは、まだお仕事の資料は届いていませんでした。
軽く掃除を済ませて、早めに母ちゃんの様子を見に出掛けます。
今日の母ちゃん、お目目ギラギラで落ち着きがありません。
拘束紐を外すにはリスクがありそうなので、様子を見て外してあげることにしました。
流動食が始まって間もなく、看護士さんが採血と採尿にやってきました。
血管が見えるところが少ないので、手の甲からしか採血できません。
看護士さん二人がかりでの採血になりました。
足も暴れるので、オイラが押さえ係です。
針を刺した途端、『い゛でぇ』
3人で顔を見合わせて『しゃべったぁ~』
母ちゃんが脳梗塞以来初めてしゃべった瞬間でした。
『ゴメンね~、ちょっと血ぃ採るからね~』
『・・・や・んだ・・・』
『あっ、またしゃべったぁ~』
ワイワイと賑やかな採血になりました
無事に採血が終わり、採尿バッグからの採尿が済むと、急に大人しくなった母ちゃんです。
暴れすぎて疲れちゃったかな
拘束紐を解いて、しばしリラッスク~
ここ数日、リラックスしている母ちゃんの呼吸がふと途切れることがあります。
いわゆる『無呼吸』というものです。
舌の付け根が喉の奥に落ち込んじゃうのが原因です。
背中に枕を入れて体を斜めにしていますが、どうしても頭だけは真上を向いちゃうんだよなぁ
十何秒かの後に自然に呼吸が再開するので、とりあえず心配は無いのだそうです。
・・・とは言われても、心配なものは心配なわけで
無呼吸になるたびに、肩を叩いて呼吸を促したりしています。
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流動食の見守りをしているところに、お仕事先から着信です
『午後、居る大至急仕事頼みたいんだけど、行っていい』
『今病院です。2時頃で良ければ寄りますよ~』
『それじゃぁ、来る直前に電話頂戴~』
『了解です』
やっと動き出したか~
流動食が終わるのを見届けて、お仕事先に向かいます。
途中連絡を入れるも、肝心の担当者とコンタクトが取れません。
数分後、オイラんちとお仕事先との分岐点に到達。
再び連絡を入れるも、社内には居るはずなのに姿が見えないとのこと・・・むんっ
ケータイは話し中だし~
お昼ごはんがまだなので、いったん帰宅することにしました。
急いで昼食を済ませて、再再度連絡を入れるも、またつかまらず
折り返し電話をもらうことにして、待つこと30分。
やっと連絡がついたところで、先方様の所へ向かいます。
打ち合わせは5時まで続き、2件分のお仕事を頂きました。
2件とも大至急の案件で、1件はやはり作図の依頼をするのを忘れていたそうです。
言わんこっちゃない
しかも資料が揃っておらず、まともな仕事になりそうもありません。
それなのに、2件分で締め切りは金曜日とな
ふんっ、やるしかあるまいっ
さっそく今夜は残業だな・・・
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どこ行ってたのニャ~
あたらしい草が食べたいのニャ~
まずはそれを食べなさい
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今回頂いたお仕事は、津波で破壊された某ホテルの災害復興工事です。
頂いた資料と言うのが、昭和59年に描かれた手書きの図面が基になっていて、しかもコピーにコピーを重ねたらしく、線と数値があやふやな代物です。
『とりあえずたたき台になるものを』という依頼ですが、はたして見られる図面になるか・・・ビミョーだわぁ~
とりあえず残業はこれくらいにしておいて、今夜はしっかり眠らなきゃね~