ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

おいなりさん

2012-06-25 23:07:52 | 自宅介護

母ちゃんの入院34日目です。

朝一番でお仕事の電話がきました

『チェックバック図、メールしたからよろしくね~』

ってなことで、パソコンを立ち上げて・・・

でも、待っても待ってもメールは届かず

ケータイは通じないし、社内にも姿は無いと言うし・・・

やっとメールが届いたのは10時半過ぎでした

先方様の社内サーバーの容量を超えていたようですね~

一通り目を通して、不明な点を電話にて打ち合わせ。

仕事は午後からにして、母ちゃんの様子を見に出掛けます。

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今日の母ちゃん、お風呂上りで髪がフワフワしています。

流動食を始める前までは看護士さんとも『会話』があったようですが、すっかりおとなしくなっていました

脳みその覚醒には、まだまだ波があるようです。

まぶたのピクピクは治まってはいませんでしたが、特に問題は無さそうということでした。

母ちゃんの流動食の見守りをしながら、コンビニ弁当を頂きます

病院の売店がファミマっていうのは、便利で良いもんです。

夜中でも買い物が出来るし、お弁当の種類も豊富だし

今日のお弁当は、ミニかつ丼でした~

野菜ジュースで野菜不足も補いましょう~

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お弁当を片付けているうちに、流動食も終わりました。

看護士さんに水分補給をお願いして、ついでに吸引もしてもらいます。

濃度の薄いサラサラした痰は呑み込めているようですが、ドロドロに濃い痰はどうにもなりませんね~

吸引してもらえば楽になると理解している母ちゃんは、看護士さんの手を煩わせずにちゃんと口を開けてくれます。

スッキリした母ちゃんは、あっという間に夢の中

さてと、そろそろオイラもおいとましますかねぇ~

帰る準備を始めたら、お隣のベッドの付添いさんが『手作りおいなりさん』を1個下さいました。

『お弁当食べたようだけど、おいなりさんは別腹よ~

はい遠慮なく頂きま~す

甘くて美味しいねぇ~

母ちゃんが作ってくれたおいなりさんが懐かしいわぁ~

『ごちそうさまでしたぁ~

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帰宅後、さっそくお仕事開始です。

A3サイズ13枚の修正作業です。

締め切りは水曜日の朝まで・・・

ということは、明日中に仕上げねばなりません。

明日は10時から転院先の病院での面談があるので、今日中にある程度目処を付けねば

猫達は勝手に遊んでなさいね~

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夕飯を軽く食べて、お仕事再開

13枚中9枚まで仕上げることが出来ました

あとの4枚は明日に持越し~

今夜は早めに休みましょうかね~


ピクピク!

2012-06-24 22:15:33 | 自宅介護

母ちゃんの入院33日目です。

今朝は叔母(母ちゃんのすぐ下の妹)からの電話でお目覚めです。

時間は・・・10時過ぎとるやん

電話が無かったら、何時まで眠っていたことか

おばちゃん、助かりました~

おばちゃんからの電話と言うのは、叔父の『腰部脊柱管狭窄症』が進行して、いよいよ歩くのが困難になってきたというものでした

整形外科に通ってはいるものの、ほとんどが電気治療とたまにブロック注射で、良くなってきているどころか悪化してきている気がするんだって

その病院の先生に大きな病院への紹介状を書いてもらえば良いのに、なかなか切り出せない叔父に苛立つおばちゃんなのであります

長年通ってきたのに、信頼していないって思われたくないのだとか・・・

確かに大きな病院っていう所は、紹介状が無いと診療してくれないです

だったら別のクリニックに1回だけ通ってそこの先生から紹介してもらえば

電話の傍でグズグズと文句を言っている叔父の声が聞こえます

もうっ

『治りたかったら病院変えるしかないでしょ』

っていうかぁ~、何度も言ってるけど~、相談相手間違えてませんか~

長男とお嫁さんに相談してよね~

ってなわけで、よろず相談電話は1時間にも及びました

朝ごはん食べ損ねたわぁ~

母ちゃんとこ行って、おにぎりでも食べよ~っと

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今日の母ちゃん、拘束ミトンを外した途端に目をこすり始めました

今朝あたりから涙目で、看護士さんが何度か目薬を差してくれているそうです。

じっと母ちゃんの目を観察していたら、右目の下まぶたの目頭側が小さくピクピクと痙攣しています。

それと、両目が定期的に左右に動いているような・・・

こんなに動いたら、もしかして目が回ってるんじゃない

流動食の様子を見に来た看護士さんに、『まぶたが痙攣して、それが気になるみたいですね~』と軽く言ったところ、母ちゃんの顔をじっと見て『当直の先生に報告しますっ』と言って走って行ってしまいました

しばらくして戻ってきた看護士さん、『もしかしたら脳梗塞の後遺症が出てきた可能性があるかもしれません。慎重に観察して治療方針を考えるって言ってました』・・・だそうです

転院間近だと言うのに、どうなるんだべかねぇ~

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流動食が終わって水分補給を始めた時、突然のように痰を吹き出す母ちゃん

居合わせた看護士さんが吸引してくれました。

ホッとした顔の母ちゃんに『スッキリしたね~』と言ったら、なにやら口をパクパク・・・

口元に近づいて確認すると、『・・・や・・・んだ・・・』

『吸引、嫌なの』と聞き返したら、『やだ・・・』ってハッキリ聞こえました

ついでに『今日も歯がキレイだね~、歯磨きしてもらったの』と聞いたら、『た・・・まに・・・な・・・』って・・・ちゃんと会話になってるよぉぉぉ

ずっとブラックアウトのままかと思っていたのに、会話が戻ってきたよぉぉぉ

ほとんどが擦れた吐息のような声だけど、言いたいことが分かるわぁ~

顔面や眼球の痙攣が心配だけど、ちゃんと脳みそは復活してきているようです。

水分補給まで見守って、帰宅することにしたオイラ・・・

『母ちゃん、そろそろ帰るね~。それとももうちょっと居たほうが良い』って聞いたら・・・

『い・・・らね・・・』

ガーン

もしかして『要らない』って言ったのかな

あとは看護士さんにまかせて、すごすごと帰宅です

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帰宅後は読書三昧の午後です

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平和だねぇ~

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隣の空き地に植えたカボチャと夕顔に水やりに行ったら、植物が増えていました

ご近所様が『菊芋』と『ハックルベリー』を植えたようです

まだ空き地がいっぱいあるから、もっと何か植えたいなぁ~

知らない人の土地に勝手に植えるのって、楽しいよねぇ~


ぎゅっ!

2012-06-23 22:15:34 | 自宅介護

母ちゃんの入院32日目です。

昨夜は録り溜めた番組を夜中まで見ていました

いつまでもダラダラとテレビを見ていたら、ミィちゃんが箪笥の上からダイブ攻撃

もうちょっとだけぇ~

『ん゛な゛ぁ

ごめんなさい・・・もう寝ます

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ってなわけで~

今朝は10時起床です

おなかペコペコの猫達にせかされて、朝ごはんの準備。

オイラはパンを齧りながらメールチェックで目覚ましです。

さてと、母ちゃんの様子を見に行きますかぁ~

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病院のファミマでコンビニ弁当を買って、母ちゃんの病室に向かいます。

お昼前に着いたのに、もう流動食が始まっていました。

看護士さんによって食事介助の優先順位が違っていて、今日はただ一人流動食の母ちゃんが先だったんですね~

看護士さんと一緒に拘束ミトンを外してあげたら、母ちゃんの右手はまっすぐオイラの胸元に・・・

胸ポケットからぶら下がっていたケータイストラップが気になるようで、掴んだまま離してくれません

『〇〇さん、どこかに電話したいのかな』と、看護士さん。

ケータイを母ちゃんに渡すと、両手でぎゅっと掴んだまま眠ってしまいました

どーせ休みだから電話も来ないだろうし、まぁいっかぁ~

時折目を開けてオイラを見る母ちゃんの目の前で、コンビニ弁当をゆっくり味わいます

母ちゃんも時々ゴックンしてくれるので、痰の絡みはありません。

看護士さん曰く、午前のオーラルケアの時にも自力で飲み込む様子が見られたそうです。

もしかしたら、いずれ口からの水分補給も可能になるかもしれませんね~

流動食と水分補給を見守る1時間半の間ずっと握りしめられていたケータイは、母ちゃんの体温に温まっていました・・・

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家に帰ってケータイをテーブルの上に放置していたら・・・

猫達の恰好の餌食になっていました

皮のストラップに母ちゃんの匂いが染みついていたんだね~

いいよいいよ、好きにしてぇ~

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夕方まで、マッタリと猫様孝行です

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なにしてあそぶのニャ

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ただのカメラのヒモだ二゛ャっ

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ここがボクの特等席なのニャ

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夕方日が傾いて涼しくなったところで穴掘りです

『隣の空き地』に、種から育てたカボチャと夕顔の苗を植えました。

去年はメロンが大収穫だったけど、今年はどうだろうね・・・

秋の大収穫祭り、こうご期待


ゴックン!

2012-06-22 22:20:41 | 自宅介護

母ちゃんの入院31日目です。

早朝の間違い電話で、機嫌の悪いオイラです

時計の針は5時半を過ぎた頃でした。

寝直したものの寝付けず、眠れたと思ったら10時を過ぎちゃってました

慌てて起きて、猫達にごはんをあげて、ご飯も食べずにお仕事開始です

ゼッタイに今日中に仕上げて、週末は休むんだーっ

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遅くなっちゃったけど、母ちゃんの様子を見に出掛けます。

病院に着いたのは12時半過ぎでした。

いつもなら流動食が半分ほどになっているはずなのに、ほとんど減っていません。

お風呂で遅くなったのかな

と思っていたら、看護士さんが『娘さんが来てからにしようか~』と言って、オイラが来るのを待っていたのでそうです

こんな時に限って遅くなってゴメンよぉぉぉ

お風呂上りの髪のお団子は、看護士さんがカワユク結ってくれていました。

オイラの役目が無いぃぃぃ

あっ手の爪が伸びてる~

今日は右手の爪を切ってあげるね~

左手は明日にとっておこう・・・

今日の母ちゃんは、痰の絡みがほとんどなく、ゴキゲンさんです。

手を握ってただただ流動食が終わるのを待つだけで、何もすることが無いオイラの事を気の毒に思ったのか、隣のベッドの付添いさんが『これ食べて』とアンパンを下さいました。

『おかあさんは流動食で口から食べる楽しみが無いんだから、一緒に食べてあげたらいいよ

お言葉に甘えて、母ちゃんの目の前で『パクリっ

『おいしいよぉ~、母ちゃん

オイラがモグモグするのをじっと見ていた母ちゃんも、つられてモグモグ

なんと、唾をゴックンと飲むことが出来たんです

それを見ていた看護士さんも拍手~

お隣さんのおかげで、母ちゃんの潜在能力が開花したようです

明日からはお弁当持ってきて、母ちゃんと一緒に食べようかな

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遅く始まった流動食がいつ終わるか分からないので、途中だけどオイラはお仕事に戻ります。

母ちゃん、また明日ね

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オイラの帰宅に気が付かず、爆睡中のシィ君

危機感が足らんぞ

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ふたりとも、今日はお出迎えは無しかい

ま、静かでいいや~

お仕事お仕事~

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どっぷりお仕事にはまって、気がついたら7時です

終わったぁ~

月曜日締め切りの作図が完成しました~

お昼は頂いたアンパンだけだったので、おなかペコペコです

夕飯をしっかり食べて、お仕事のセルフチェック。

まぁこんなもんだろう・・・

メールで送信、ポチっとな

これで週末はお休みだーっ

明日は、母ちゃんの転院の準備をするべかねぇ~


診療情報提供書

2012-06-21 22:41:34 | 自宅介護

母ちゃんの入院30日目です。

はぁ~、もう1か月も経っちゃったんだねぇ~

まだ暑くもならないのに夏至だっていうし~

時間が経つのって早いもんだね~

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昨日のうちに苦労して基準線を作ったおかげで、今日の作図はサクサクと進んでおります

お昼はいつものように、母ちゃんの様子を見に出掛けます。

病室に入ってビックリ

6人部屋なのにベッドが3つしかありません

部屋の半分がまるで空家のようです。

いっぺんに3人が退院したんだって

ベッドと床頭台は消毒中なのかな・・・

今日の母ちゃん、昨日ほどではありませんが痰の絡みがあります。

が、暴れるほどではないので、拘束ミトンは外してもらえました

流動食が始まって間もなく、看護士さんが書類を持って現れました。

転院先へ持っていく『診療情報提供書』なる分厚い封筒です。

これを持って入院相談の面談に行くことになるのね・・・

家に帰ったらさっそく面談日の予約をしなきゃ

今日はお仕事に余裕があるので、ちょっと長めに母ちゃんの傍に居ることにしました。

お団子を結ったり、爪磨きをして、時折母ちゃんに話しかけます。

すると母ちゃん、オイラの手をさすってくれたんですよぉぉぉ

お口パクパクの内容は相変わらず聞き取れませんが、何かをしゃべろうとしているのは分かります。

簡単でもいいから、おしゃべりがしたいわぁ~

流動食も水分補給も終わるのを見届けて、オイラは仕事に戻ります。

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家に帰ると、訪問看護の請求書が届いていました。

訪問看護ステーションは結構遠いけど、系列の病院の窓口でも支払いが出来るというので、そちらに行くことにしました。

母ちゃんの転院を拒否された第一希望の病院です。

この病院に来るのって、ばあちゃんが亡くなって以来だなぁ~

窓口のおねえさん、しっかりオイラの事を覚えてくれていました

いやぁ~、懐かしいわぁ~

窓口はヒマそうだったので、しばし会話・・・

母ちゃんの転院の変遷を伝えると、やはりこの病院はリハビリ専門に変わっちゃったとのことで、転院は無理とのことでした。

帰宅して、今度は転院先の病院へ面談予約の電話を入れます。

あっさり面談日が決定・・・来週火曜日の午前10時ということになりました。

健康保険証と介護保険証を忘れずに

さ~てと、お仕事お仕事

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しっかりお仕事の邪魔をしてくれているシィ君です

シィ君~、メモが見えないよぉ~

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気が付けば・・・

夕飯も食べずにお仕事に没頭しちゃってました

余裕があるハズなのに、急いてしまうのはなぜ

気持ちに余裕が無いんかねぇ~

浴びるほど飲んでパーッと気分転換したいなぁ~

・・・発泡酒でガマンしよ~っと