TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

TANAKA式カットソーについて

吹上教室閉校後の講習は現在サクラメイトのみで行っています。代わりにYouTubeで簡単な小物作りやカットソー等、動画配信をさせて頂いています。 現在はまだ動画作りの練習段階ですが、来年にはカットソーの基礎から、きちんとした形で皆さんのお役にたてるような動画と、さらに交流も出来たらと思っています。宜しくお願い致します。

別布付きドレープTシャツ(カットソー生徒作品)ニットと普通の生地とのコラボ

2016年10月07日 | 洋裁とカットソーの違い

        一面の稲穂に澄み切った青空。

         お出かけにもいい季節ですね~。

   今日は仕事ではなく、趣味の用事でこれから出かけます。 

 

     カットソーとは、

   ロックミシンでニットを縫い合わせる技術です。

          ニット以外は縫えません。

 

      しかし、部分的に普通の生地を使うことはできます。  

 

      では、なぜニットしか縫えないのか?

         人はマネキンと違い、動きますね。

       その時、縫い目に力が掛かってきます。

          でも、ニットは伸びますので、

     力の法則で、縫い目にかかった力が分散されます。

 その為、ニットはロックミシンで縫い合わせが可能なのです。

 

   ただ普通の生地でも、部分的になら使うことは可能です。

          まずは下の生徒作品をご覧ください。

 

     これはSさんのカットソー作品です。

     中級基本の、別布付きドレープTシャツです。

 

      写真ではわかりにくいのですが、

     後ろ見頃と別布は黒のニットで、

   前見頃と袖は、普通の生地を使用しています。

  

  

 

   伸びない普通の生地でも、ニットと合わせることにより、

    カットソー(ロックミシン)で作ることが可能です。

 

    * 上記作品は、袖も普通の生地を使用していますが、

     この生地は楊柳で、ニットほどではありませんが、

       多少の伸びはある為、使用しました。

  

    * また普通の生地でも、バイヤス裁ちをすれば、

      カットソーが出来る場合もあります。

    ただしこのやり方は難しく、技術が必要なため、

        素人の方にはお勧め出来ません。

 

   いずれにしてもカットソーをする場合は、

     縫い目にかかる力を考慮する必要があります。

 

      カットソーに少し慣れてきた方は、

        上記の事を考慮しながら、

      上手にアレンジを楽しんで下さいね。 

 

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コメント (4)
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