一面の稲穂に澄み切った青空。
お出かけにもいい季節ですね~。
今日は仕事ではなく、趣味の用事でこれから出かけます。
カットソーとは、
ロックミシンでニットを縫い合わせる技術です。
ニット以外は縫えません。
しかし、部分的に普通の生地を使うことはできます。
では、なぜニットしか縫えないのか?
人はマネキンと違い、動きますね。
その時、縫い目に力が掛かってきます。
でも、ニットは伸びますので、
力の法則で、縫い目にかかった力が分散されます。
その為、ニットはロックミシンで縫い合わせが可能なのです。
ただ普通の生地でも、部分的になら使うことは可能です。
まずは下の生徒作品をご覧ください。
これはSさんのカットソー作品です。
中級基本の、別布付きドレープTシャツです。
写真ではわかりにくいのですが、
後ろ見頃と別布は黒のニットで、
前見頃と袖は、普通の生地を使用しています。
伸びない普通の生地でも、ニットと合わせることにより、
カットソー(ロックミシン)で作ることが可能です。
* 上記作品は、袖も普通の生地を使用していますが、
この生地は楊柳で、ニットほどではありませんが、
多少の伸びはある為、使用しました。
* また普通の生地でも、バイヤス裁ちをすれば、
カットソーが出来る場合もあります。
ただしこのやり方は難しく、技術が必要なため、
素人の方にはお勧め出来ません。
いずれにしてもカットソーをする場合は、
縫い目にかかる力を考慮する必要があります。
カットソーに少し慣れてきた方は、
上記の事を考慮しながら、
上手にアレンジを楽しんで下さいね。
Ctrlを押しながらクリックして頂くと画面が変わりません