14日の午後3時前、花ちゃんが逝きました。
癌になって手術して、また転移して、腎不全で死にかけて復活し、10ヶ月、本当に頑張ってきました。
9日に通院したとき、先生からは後一週間もたないでしょうと言われました。
もう十分わかってました。
それからは水しか飲まなくなって、その水も自力で飲めなくなって、私は指に浸した水を一滴ずつ口に運んであげてました。
なぜか娘の部屋にいたがった花ちゃんを、ほかの部屋に移すのは酷だと思ったので、枕だけ持ってきて、数日花ちゃんの隣で寝ました。
動けないはずなのに、トイレだけは自力で立っていきました。でもトイレの中までたどり着けなくて、床の上で何度かおしっこしました。
逝く2時間くらい前も、不意に顔をあげて私をじっと見て、起き上がったのでささえてあげると、そのままそこでおしっこしました。
クッションの上でしたが、いいよいいよと言って最後までそこでさせてあげました。でもほんとはちゃんとトイレに行きたかったんだと思います。
ほんとはどうなのか、わたしにはわかるはずもないですが、やっぱりしんどくて辛かったと思います。でものた打ち回るような苦しみ方はしなかった。撫でてあげるとぐるぐる喉を鳴らしてくれました。ご飯が食べれなくてやせ細ってしまいましたが、最後は呼吸も小さくて、寝てるみたいにしていましたが、私が洗濯物を干してるときに、ひきつけを起こしてそのまま……。
わかってるはずと覚悟していましたが、たかが猫だと思われるでしょうが、やっぱり家族で、思い出がいっぱいで、大事な大事な子でした。
目だけは閉じさせましたが、本当に寝てるだけで今にも起きそうな、ものすごく可愛い顔でいてくれました。
仕事から帰ってきた娘も大泣きしましたが、花ちゃんがあまりにも可愛い顔をしてくれているので、体が硬くなっても、ずっとずっと体を撫でてあげてました。
私も、もう痛くて目が開けられないくらい泣きましたが、悔やんだり自分を責めたりしてはいけないと、友人から電話をもらって泣くのをやめました。
もし一人だったら、きっと私は立ち直れなかったと思う。
娘や友人がいてくれて本当によかった。
花ちゃんは、なんというか、私たちにとってお母さんみたいな存在でした。
私自身が母親とは縁が薄かったので、余計そう思ったのかもしれない。
黒くて気がきついからかもしれませんが、いつもどーん!と構えていて、そこにいるだけでなんか頼れる感じ…なにもしない猫なんですが、不思議とそんな風に見えて、よく娘と「花ちゃんてお母さんみたいやねー」と言ってました。
そうしたらある日、友人に「花ちゃんはお母さんみたいな気持ちであなたたちを見ているよ」と言われ、飛び上がるほど驚きました。
その友人は花ちゃんのことなんか全然知らないはずで、わたしたちが何年もまえからお母さんみたいやねと言ってきたことなども当然知らないのに。
だから、もしほんとに花ちゃんがそういう気持ちで私たちを見てくれているのなら、花ちゃんに恥ずかしくないように生きていかなければいけないんだと、お別れするときに私は誓いました。花ちゃんが辛くても最後まで頑張ったんだから、私もなにがあっても逃げないで頑張ろうと。
全部は無理ですが、なんの力もない私でも、確実に花ちゃんと通じ合えてる瞬間はありました。動物と人間でもそんなことができるんだと、それはすごい感動です。
ある日突然分かり合えた気がします。
若い頃の花ちゃんはものすごい怒りんぼで、手がつけられないくらいだったのにね。
ふいにどちらかがいつもよりちょっと心を開いて近寄ったら、相手もそれに気づいて手をさし伸ばし、そうしたら上手くつながった…みたいな感覚です。
うまく言えないけど、たしかにそういう手ごたえがありました。
今は…どうしているんだろう。
ほんとにもうお別れしてしまった。もちろん私には特別な力なんてないので、どんなに願っても花ちゃんを見ることはできませんが、きっと見守っていてくれると思います。
猫…なんですけどね。
正直まだ大事な人との別れを経験できていないので、猫ごときと言われそうですが、私にはどうしても人と動物の命に差があるとは思えないのです。
その人にとってどれだけその(人・動物)が大事な存在か、その大きさがそれぞれの人によって違うだけだと。
これから先、私がいろんな経験をしていくことで、また知り感じ、改めることもあるでしょう、なにが私にとって大切なのか。
気を抜くと、花ちゃんのいない現実の空虚感に、無性に寂しさと虚脱感を感じますが、やらなければいけないことはまだまだあるから、今はそれを頑張る時だと戒めています。ぼーっと過ごしていたら、花ちゃんに唸られそうだから(笑。
これからも元気に頑張ります!
癌になって手術して、また転移して、腎不全で死にかけて復活し、10ヶ月、本当に頑張ってきました。
9日に通院したとき、先生からは後一週間もたないでしょうと言われました。
もう十分わかってました。
それからは水しか飲まなくなって、その水も自力で飲めなくなって、私は指に浸した水を一滴ずつ口に運んであげてました。
なぜか娘の部屋にいたがった花ちゃんを、ほかの部屋に移すのは酷だと思ったので、枕だけ持ってきて、数日花ちゃんの隣で寝ました。
動けないはずなのに、トイレだけは自力で立っていきました。でもトイレの中までたどり着けなくて、床の上で何度かおしっこしました。
逝く2時間くらい前も、不意に顔をあげて私をじっと見て、起き上がったのでささえてあげると、そのままそこでおしっこしました。
クッションの上でしたが、いいよいいよと言って最後までそこでさせてあげました。でもほんとはちゃんとトイレに行きたかったんだと思います。
ほんとはどうなのか、わたしにはわかるはずもないですが、やっぱりしんどくて辛かったと思います。でものた打ち回るような苦しみ方はしなかった。撫でてあげるとぐるぐる喉を鳴らしてくれました。ご飯が食べれなくてやせ細ってしまいましたが、最後は呼吸も小さくて、寝てるみたいにしていましたが、私が洗濯物を干してるときに、ひきつけを起こしてそのまま……。
わかってるはずと覚悟していましたが、たかが猫だと思われるでしょうが、やっぱり家族で、思い出がいっぱいで、大事な大事な子でした。
目だけは閉じさせましたが、本当に寝てるだけで今にも起きそうな、ものすごく可愛い顔でいてくれました。
仕事から帰ってきた娘も大泣きしましたが、花ちゃんがあまりにも可愛い顔をしてくれているので、体が硬くなっても、ずっとずっと体を撫でてあげてました。
私も、もう痛くて目が開けられないくらい泣きましたが、悔やんだり自分を責めたりしてはいけないと、友人から電話をもらって泣くのをやめました。
もし一人だったら、きっと私は立ち直れなかったと思う。
娘や友人がいてくれて本当によかった。
花ちゃんは、なんというか、私たちにとってお母さんみたいな存在でした。
私自身が母親とは縁が薄かったので、余計そう思ったのかもしれない。
黒くて気がきついからかもしれませんが、いつもどーん!と構えていて、そこにいるだけでなんか頼れる感じ…なにもしない猫なんですが、不思議とそんな風に見えて、よく娘と「花ちゃんてお母さんみたいやねー」と言ってました。
そうしたらある日、友人に「花ちゃんはお母さんみたいな気持ちであなたたちを見ているよ」と言われ、飛び上がるほど驚きました。
その友人は花ちゃんのことなんか全然知らないはずで、わたしたちが何年もまえからお母さんみたいやねと言ってきたことなども当然知らないのに。
だから、もしほんとに花ちゃんがそういう気持ちで私たちを見てくれているのなら、花ちゃんに恥ずかしくないように生きていかなければいけないんだと、お別れするときに私は誓いました。花ちゃんが辛くても最後まで頑張ったんだから、私もなにがあっても逃げないで頑張ろうと。
全部は無理ですが、なんの力もない私でも、確実に花ちゃんと通じ合えてる瞬間はありました。動物と人間でもそんなことができるんだと、それはすごい感動です。
ある日突然分かり合えた気がします。
若い頃の花ちゃんはものすごい怒りんぼで、手がつけられないくらいだったのにね。
ふいにどちらかがいつもよりちょっと心を開いて近寄ったら、相手もそれに気づいて手をさし伸ばし、そうしたら上手くつながった…みたいな感覚です。
うまく言えないけど、たしかにそういう手ごたえがありました。
今は…どうしているんだろう。
ほんとにもうお別れしてしまった。もちろん私には特別な力なんてないので、どんなに願っても花ちゃんを見ることはできませんが、きっと見守っていてくれると思います。
猫…なんですけどね。
正直まだ大事な人との別れを経験できていないので、猫ごときと言われそうですが、私にはどうしても人と動物の命に差があるとは思えないのです。
その人にとってどれだけその(人・動物)が大事な存在か、その大きさがそれぞれの人によって違うだけだと。
これから先、私がいろんな経験をしていくことで、また知り感じ、改めることもあるでしょう、なにが私にとって大切なのか。
気を抜くと、花ちゃんのいない現実の空虚感に、無性に寂しさと虚脱感を感じますが、やらなければいけないことはまだまだあるから、今はそれを頑張る時だと戒めています。ぼーっと過ごしていたら、花ちゃんに唸られそうだから(笑。
これからも元気に頑張ります!
ブログを拝見して「えっ?!」と驚いてしまいました。花ちゃん、とうとう逝ってしまわれたのですね・・・。花ちゃんの状態は夕夜さんの日記からお知らせ頂いてましたが(気になっていたので、ハラハラしたりホッとしたり、勝手にしてました/汗)とうとうこの日が来てしまったのですね。・・・日記読みながら涙しちゃいました。
きっと花ちゃん、ありがとうって気持ちでいっぱいだったと思います。ずっと傍にいてくれてありがとうって・・・・・・・あ、いかん涙が・・・・・・私が号泣してどうする・・・・。
動物だって家族ですから。命の重みはみな一緒だと思います。それもまぁ、人それぞれの認識の違いによるのでしょうが。
花ちゃんのいない空間に気持ちが空っぽになるかもしれませんが、頑張って前を向いてくださいね。でないと・・・そうですよ、花ちゃんに唸られちゃいますよ(笑)
がんばです!!
コウさんの涙いただけたなんて花ちゃんも私も幸せです。ほんとに、口で言うほど頑張るのは簡単なことではないなと、今実感してます(汗。
が、凹んでるだけではいけないのもわかっているので、なんとか頑張ります。だって私と同じ…もしくはもっと辛い思いをしてる方はきっといるから。
ちゃんと看取れた私はたぶん幸せだと思います。
ありがとう!ほんとにうれしいです。