前回同様に、明るく楽しいブログが書けたら、自分も読んでくださる方も良いだろうなぁとは常々思うのですが、
理不尽だったり犯罪だったり
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異常なことも普通にあるフィギュア界。
書くと長くなるので、分けたいと思います。
まずは日本のフィギュアスケートの出版関係。
朝日新聞より。
ん〜〜〜………
他のブログさんやTwitterみてると、感動する〜!と書いてらっしゃる方がいますが、
私も感動はするのですが、そもそもなんでこうなんだ?と。。。
私はフィギュアスケートにハマってしばらくした頃、このブログでフィギュアの雑誌について書いたことがあるのですが、その時の疑問が
なぜ今のフィギュアスケート雑誌(主にソチ以降)は、羽生君中心本ばかりで、他の選手らもバランスよく載せたり、毎号違う選手を表紙にしたり、つまり他のスポーツ雑誌のような形を、なぜ取らないのか?
最初、ずっとこれが不思議でした↑
私は羽生くんを好きになったので、羽生くんメインはたしかに嬉しいけど、あまりにも他選手のページが少なかったので、なりたてフィギュアファンとしては、違和感ありまくりでした
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同時に、羽生ファンの多くが頑なに、
他選手らとの「棲み分け」を強調しているのも気になりました。頑として!ものすごく頑なでしたね。
少なからず出版業界にお世話になる仕事をしていたので、一般よりはそちらの世界は知ってます。だから尚更。
しかし……
それらの謎はフィギュアスケートを見続けていたら、すぐにわかりました。
スケートクラブ、大学、地方の派閥や敵対意識。
特にコーチが教え子に、ライバルらを悪く言う刷り込み教育。たしかに競い合うわけだからわかるんですが、あまりにも悪質。
それが人間関係の繋がりで、試合のジャッジ採点にまで影響し出す始末。
そしてファン同士の恐ろしいまでのいがみ合い。
もちろんどの選手のファンにも、良いファン悪いファンがいますが、一部の選手に対して実際に脅迫するような犯罪を犯すファンまで出たり、会場内では目を塞ぎたくなるような悪質なマナー違反をしまくるファンらも横行。
私自身はソチ後の中国杯からしっかり見始めたので、それらの悪質行為は目にしていなかったけれど、動画も残っていますし、今も続く呪いのような気持ちの悪いブログやTwitterを、ストーカーのように毎日毎日上げ続けている人らもいます。
そして、そのターゲットなのは、日本男子初の!五輪金メダリストの羽生結弦くんなんですよね。。。
誰よりも努力して勝ち続けて結果を出して、しかしやればやるほど悪質な人達が呪詛を吐く。
勝てば勝つほどマスコミは取り上げるので、注目されるし、ファンが増えていく、それもまたアンチを増やすことにもなり。
羽生くんファンは、羽生君に対する嫌がらせやアンチ行為が我慢できない。
人気が出たら雑誌も特集を組み始め、いっそオンリー本を出す。
したら爆発的に売れた、今までのフィギュア雑誌より。
自然に「棲み分け」が始まった。
最初に違和感あった私も、これらを知れば知るほど(お花畑)ではいられなくなりました……
正直、ものすごくものすごく失礼だけれども、あまりにも羽生くんと他選手の実力が違いすぎて、オンリー本が出るのもわかるし、ファンが膨大に増えるのも当然だと思う。
そもそも他選手ファンが多ければ、雑誌が売れないということにはならないはずなんです。
だから、
今となっては、むしろオンリー本が好きです。
しかし、この「クワドラプル」も他の雑誌も、羽生くんの記事がよければオンリーでなくても買ってきました。
表紙だけで中身がほぼないような時は、買いませんし。
逆にオンリー本だからと言って、なんでもいいわけじゃありません。
写真が粗い、紙が悪い、値段が高すぎ、たしかに馬鹿みたいに乱立していた時期がありましたね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
今は多少落ち着いたかな?
選手同士も、ファン同士と同じように悪い関係ばかりではないはずなんです(一部にはありますが)。
羽生くんのオンリー本がたくさん出続けているのは、やはり他スポーツより異常ですが、それだけの人気があるので、仕方ないし当然です。
出版業界もボランティアじゃなく、生きるために生活のために仕事をしてるんです。
だから、全ての選手を雑誌に載せるというのは、ほんとは素晴らしいことだし、選手も関係者も嬉しいだろうし、
けど、
やはりスポーツなので、結果を出さなきゃ取り上げられないのが当たり前なんです。
本人の持つ力や環境はそれぞれなので、同じだけ努力をすれば同じ結果を得られるわけじゃありません。
それでも!!!
羽生くん以上に、自分の生活をスケートだけにして、努力してきたスケーターが、他にいるでしょうか?
友達と遊ぶ、海外は怖いから練習拠点にできない、一人で飛行機に乗れない、みんなと合わせる、空気読む、流される……
それが悪いとは決して言わないけど、それが現実として結果に表れているのも事実。
ちょっとね、
羽生くんは特別なんだと思います。
海外にだって、羽生くんみたいな人間、スケーターはいません。
世界王者のネイサンでさえ、普通に彼女を作り、スケート以外も楽しみキャンパスライフを送ってきたのだから。
今、羽生くんの人気は世界規模で、まだMaxではありません。増え続けています。
あと少し?で引退するかもと、言われてる人が!
敵対してきたファンの数も、圧倒的に変わりました。悪質ファンは一部に。
それでも数人の選手オタらはまとまるし、羽生ファンの多くはやられたことを絶対に忘れないので、「棲み分け」雑誌はこれからも、すくなくとも羽生くんが引退するまではなくならない。
いや、羽生くんが引退したらフィギュア雑誌の大半はなくなり、この「クワドラプルアクセル」がメインになるかもしれませんね。
そうなってはじめて、異常でなくなるのかもしれません。
しかしそうなった時には、この雑誌を作る編集さんらのように、スケート関係者達のいがみ合いや派閥が、少しでもマシになればよいなぁと思います。
勝ち、注目される選手はいつだって出てきます。その時に、僻むことなくフィギュアを応援できる世界でありますように。。。