知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

お金を稼ぐ。

2012年08月08日 | スキルアップ
スポーツとお金についての続き。

そもそも、お金を稼ぐって?

お金持ちは、すごいのか?
お金持ちは、人格的に優れているのか?

あまり関係はない。

なにもしないで、相続でお金を取得する人もいる。
えげつない方法で、お金を取得する人もいる。

その一方で、
ビジネスで、人に喜ばれて、成功した人もいる。

ただ、
 ビジネスで成功する
ということは、、
 価格の設定がうまい
ということと同義だったりします。


例えば、どんなに腕の良い医者でも、
 お金をもらうのが下手なお人好しの医者は儲からない。

 まぁ、病気で大変な時期だから、元気になって、お金を稼げるようになってからでいいですよ。
などと言っていては、自分の生活が成り立たない。
 ビジネスで成功できないということ。


では、どうしたらよいの?
価格の設定を学ぶ。

最近読んだ本。
http://urx.nu/1I7R
(キャンペーン終了。)


この本によると、
 価格設定のミスは5つ。

 思いつき
 業界の常識に従う
 顧客の言い値に従う 
 コストプラス方式による決定(コストがこれくらいだから、価格はこの程度)
 利益目標による価格設定

これでは、儲からない。

儲けるためには、
 顧客が払ってくれる最大限の値段を設定する。
 その際には、コストがいくらだとか、業界の相場だとかは関係ない。

なるほど。
確かに、需要と供給が一致するところで価格が決まるので、
そうなります。

ただ、僕は、それでも一定の限界はあると思っています。
それが、暴利行為による無効。

100円の水。砂漠で死にそうな人が1億円で買うから売って欲しいと頼んできた。
1億円での売買契約が有効かというと、やはり、どこかに限界はあるはず。
その限界は、おそらく、それぞれの価値観の問題。

同じようなことは、医師や弁護士や僧侶など、
 人の不幸からお金を取得する職業
に共通します。

こういった職業は、法社会学では、プロフェッションとして、
 高い倫理が求められている
と教えられます。
 死にそうだから、手術してくれたら、全財産渡します
と言われても、
 正規の値段でよいですよ
と言えるような
 高い倫理観を持った医師になりなさい
という教え。

この倫理が、先ほどの価値観。

つまり、世の中カネだけではないということ。
ここで、スポーツの世界と繋がる。



また、この本を読むと、なぜ、この本を無料で提供しているのか?
という仕組みがよく分かります。
80頁の「無料」戦略。

まず、この本のシリーズは、洋書で翻訳されにくいものを選ぶ。
たくさん印刷せず、ダイレクトで販売する。
たくさん印刷しないため、必然的に価格は高めになる(やむを得ない)。
それでも、購入する層(ビジネスをしている層、収入が高い層、知的レベルが高い層)に販売。
継続的に販売することで、安定的な売上を上げる。
そのためには、はじめに質の高さを証明する必要がある。
そのお試しとして、フリー戦略を利用する。

化粧品の無料サンプルと同じ戦略。

さらに、フリーのステップを上手く生かす方法が書かれています。


価格戦略は、ビジネスマンの必須のスキルになっていくので、
マスターしておくと、のちのち使えると思います。
コメント
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