知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

価格はあってないようなもの。

2012年08月10日 | スキルアップ
これは、とある番組で経営者が語っていた言葉。

リサイクルショップ。
ゴミを集めてきて、補修したり、塗り直したりして販売。

在庫は、ゼロ。
付け加えた価値は、補修代と塗り直し代。

補修の材料もタダで手に入る。

付け加えた価値は、 
 自分の時間

 エネルギー。

ただ、自分の時間には、
 価値がある
ので、
 その価値をいくらに設定するのか
というのが、
 リサイクルショップの腕の見せ所。

安すぎると、赤字になる。

そこで、
 価格はあってないようなもの。

この言葉が生まれる。


 欲しい
と言ってくれる人がいて、
 その価格を払っていい
と言ってくれれば、
 取引成立。


そして、これが重要。

かつては、
 欲しいと言ってくれる人を探すのが大変だった。

そのため、
 価格が抑えられていた。


今は、ネットのおかげで、
 それっ、いいじゃん。
 これくらいなら、出してもいいよ。
という人を見つけるのが楽になった。

オークションシステムもその技術。


この傾向は、
 人にもつながっていくはず。


 こういう人だったら、これくらいの給与だしてもいい。

よく、ハイクラス求人というのが、ネットの広告に出ていて、
 これっ、だれが応募するの?
というような厳しい条件が書かれている。

ただ、
 そういう人が、一人でもいればいい
わけです。


人材紹介業は、高い給与の人を紹介すれば、
 マージンも大きい。

そのため、ハイクラス求人もビジネスとして成立するわけです。


価格はあってないようなもの。
自分は、平均的な人間だから、平均年収の400万円くらいだな。

本当に?

眠っている家具のように、磨けばもっと値段がつくのでは?


もちろん、年収だけが幸せのバロメーターではないわけです。
ただ、コントロールできる領域が広い方が、実は楽しい。
だから、できることを増やしていく。
コメント
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