知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

ナショナリズム。

2013年11月07日 | スキルアップ
今、フランスで人種差別問題が巻き起こっています。

フランスは、
 アフリカをイギリスと取り合っていた歴史
を持っており、
 フランス国内にもアフリカ系の方が多くいます。

そのため、
 アメリカ同様、人種差別と克服の歴史
を有しているわけです。

メディアは成熟すると、
 放送禁止用語などを設定し、人種差別に気を配る
ようになります。

ただ、
 ソーシャルメディアを統制しているのは、
 刑法など最低限のルール
であるため、
 凶暴性が増す
という特徴があるわけです。

日本でもその傾向は強く、
 日本の場合は、さらに、ムラ社会という共通の価値観
があるので、
 総攻撃し始める
という特徴があります。

現に、病院にクレームを言ったとブログに書いた議員は、
 ソーシャルメディアから総攻撃を受け、
 最終的にはマスメディアにも波及し、
 結果的には、亡くなってしまいました。



韓国の反日も、ナショナリズムの表れで、
 国家がそれを利用して支持率を上げよう
というもの。
そのための代償は大きく、
 日本がアジア戦略を大きく変えるきっかけとなった
と思われます。

中国の場合は、
 もっと深刻で、今、テロが2件起きました。

これは、
 民族的なナショナリズムの表れ
です。

中国には、漢民族のほか、
 様々な民族が存在しており、かつての西域あたりは武力で統一している
わけです。

イスラム教の国から、テロのスキルを受け継ぎ、
 資金をかけずに権力を揺さぶるテロ
が頻発するようになると、
 チャイナリスクが高まり、投資が減少し、資金の流れが一気に悪化する
おそれがあります。

現在のナショナリズムは、
 国家
というより、
 民族など血の結束という側面の方が強い
ので、
 国家がどんどん分裂していく
わけです。

このような世界の動きは、日本にも共通のものです。
みんなが豊かであれば、
 問題は発覚しない。

みんなが貧しくなれば、
 そこに不満が生まれ、非難の矛先を見付けたり(差別)、現状を壊してやろう(テロ)
という方向につながってくる。

では、どうしたらよいか?

 みんながうまく共存できるシステムを築いていく。
 不満が出にくいシステムを築く。

今の日本のように、
 取れるところから取ろうというような税制
 中小はブラック企業化していく社保や税制のあり方
では、
 99.9%が中小零細企業である現状からすると、問題が大きい
わけです。

日本の税制も社会構造も、
 どんどん発展していく昭和前期に造られたもの。
 もっと、根本は明治期。

どんどん人口が減少し、高齢化していく国家を前提としたシステムではない。

変化に対応することができないようになっている。

それが、若い世代が感じる「閉塞感」の理由です。


では、どうしたらよいか?
一つが選挙で、構造改革を行う政党を選んで任せる。
しかし、官僚の抵抗を打ち破る政党などあるのか。

もう一つが、民間の力で圧力をかけて行く。
それが、三木谷氏の薬販売の戦い。

裁判では勝訴。

ここから、さらに官僚との駆け引きが始まります。



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