ゆーずのまったりブログ

日々のなにげない記録・・・かな?

精神科

2013年06月05日 | 日記
HP見て行ったんだけれども、

HPのトップにある写真とあまりにも違ってかなり古い病院だった。

診察開始は9時からだが、

8時半から受付はしており、問診票を書く。

症状 、原因と思われる出来事、

過去の病歴、家族構成。

書く欄は結構あった。

問診票を提出し、待合室で待つ。


周りを見渡す。

正直な所、イメージしてた精神科とほぼ変わらなかった。


古ぼけた白い壁、

イビキをかいて熟睡する老人、

同じ話を繰り返す老婆達、

携帯を一心不乱に弄る女性、

ジュルジュルと音をたててジュースを飲む男性、

病棟から聞こえる奇声、

こないだも介護老人ホームの仕事をしてきたが、

ああいった所と変わらない。

全ての精神科がこうではないだろうが、

ここはそういう場所だった。



30分程して名前を呼ばれる。

30歳くらいの男性が立っていた。

「先生に受診される前に、問診させて頂いてよろしいですか?」

柔らかい物腰の彼はおそらくケースワーカーと呼ばれる人だろう。

別室に通され、二人きりで話す。

生い立ち、親の仕事や、親の性格、

学歴、職歴、転居場所、

結婚、出産、子育て、離婚に至る経緯。

あらゆる事を聞かれた。

「答えたくない事は答えたくないと言って頂いて結構ですよ。」

と、前置きされていたが、

精神科に自らの意思で来院し、今更隠していては意味が無い。

全ての質問に全て答えた。

途中、途中、元妻や子供達の事の質問に声が詰まる時もあったが、

なんとか涙を流す事なく乗り切れた。

最後の質問は

「ご自身で、死にたいと思った事はありますか?」

これには多少ドキッとしたが、

意思は伝えた。

気がつくと1.5時間程経っていた。


待合室に戻り、周りは気になったが、

ワンピースの最新巻と、こないだから馬鹿話ばかりしてるLINE仲間がいて助かった。

そのまま一時間。


このままでは午後からの公証役場に間に合わないと受付に話すと、あっさり次の番で呼ばれる。

真っ白なあご髭をたくわえた老人が立っていた。

診察室に入り、椅子に腰かけると

「君は離婚したいの?」

真っ先の質問はこれだった。

「いや、そういうわけではないのですが」

なぜ今更そんな話をここで聞かれなければいけないのかと、狼狽を隠しきれない私がいた。

心を揺さぶる目的だったのか、否か、


その後、離婚に至る経緯など話し、15分程で診察終了。

特に病名は告げられなかった。


待合室に戻る。どっと疲れが押し寄せた。

会計を済ませ、院外薬局で薬をもらう。

ジェネリックにしてしまったので処方箋に書いてあった薬ではないが、

2週間分と渡された薬の名前は「メデポリン」と「ビビットエース」

前者が不安、緊張を和らげる薬、

後者は睡眠導入剤。


しばらくはお酒呑めないのが寂しいですが

今の段階でしっかり食い止めていかないと、と自分に言い聞かせています。



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