今日は、校区の保護者の生涯学習の場・学び舎ネットワークというサークルで社会見学に行ってきました。
行き先は・・・大阪高等裁判所
どきどきしながら初めて足を踏み入れました。
が、意外にもガードマンなどもおらず、入館の際の記名などもなく、誰でも自由に出入りできる、まるで図書館か公民館のようなオープンさ。
入ってすぐのところに置かれている台帳で、本日行われる裁判(100件くらいあったと思う)を見て、どれを見学するか決めてから法廷に向かいます。
サークルの代表さんに
「『審理』って書いてあるのよりも『新件』の方が最初から話がわかっていいよ。」
などアドバイスしてもらって、みんなが一番興味を持った裁判は・・・
『殺人』
ひぇ~~・・・と言いつつ、私もすっごく興味あった。
内容はここでは詳しくは書けませんが・・・
重かった相当重かった
ドラマで見るのと同じように、裁判官がいて、検事がいて、弁護士がいて。
そして手錠を掛けられて腰に紐をつけられた被告人が入廷して。
ドラマと違うなと思ったのが、裁判官と検事と弁護士が開廷前は案外気さくに会話してたり。
検事が訴状を朗読するのが、ところどころつっかえたり。
殺人事件といえば、被告人が当然悪いでしょ、と決め付けていたけど、弁護人の話を聞くより前の、検事の訴状朗読を聞いてるだけで
「被告人が殺人するまで追い詰めた原因は別の人にあるやん・・・」
とちょっと被告人とその家族に同情してしまったり。
しかもこの事件は被告人と被害者は、ある姉妹の夫同士というとても恐ろしい親戚内での事件。
今日はただの傍聴人で気楽に座っていたけれど、もしこれが裁判員に選ばれて、自分も裁く側の人間だとしたら・・・
人を裁くのってすごく難しい、と初めて思いました。今までは裁判員に選ばれたら絶対行こう~っと、と気軽に考えていたのが、今回、深刻に「難しい」と初めて気付きました。遅いね
最後まで傍聴しなかったし(傍聴席は途中入退場も自由)、判決の日も聞きに行かないのでどうなるのか気になるところだけど・・・
きちんと裁かれることを願います。そして被告人にやり直すチャンスを与えられるなら、残された遺族・被告人の家族にも穏やかな日が訪れることを陰ながら祈ります。
そして次にちょうどよい時間に始まる審理で私たちが興味をもったのは・・・
『強制わいせつ』
きゃ~~・・・と言いつつ、私もこういうの興味あり。あ、知ってた
始まる前に私の目の前に座っていた初老の夫婦が・・・
始まってみたら 被告人とその妻 だった
被告人は被告人席に座らされ、その妻は証人として証人席につきました。
電車内での痴漢行為らしい。しかも過去に2度同じ罪で罰金刑を受けたらしい。そして今度が3度目。
弁護人「なぜやったのですか」
被告人「いい匂いがしたので・・・」
おいおい
弁護人「夫が痴漢でつかまったりすると、離婚を考える奥さんもおられますが、あなたは考えませんでしたか?」
妻「考えませんでした。夫が罪を犯したからといって放り出すわけにいきませんから。私は妻ですから、二人で罪を背負って生きて行くつもりです。」
なんてよくできた奥様なの
そんな奥様に悲しい思いをさせてまで、いい匂いに欲情を抑えられへんのかい
ドラマの中の話のようだった殺人の公判より、通勤電車で通う夫を持つ妻たちは、後者の公判の方がまるで我が事のように感じられて、それぞれがいろんな思いを胸に抱いて法廷を後にしました・・・。
その後はお楽しみのランチ&お茶
裁判所すぐ近くの中央公会堂の地下にあるレストラン。
中央公会堂は大正時代に建てられた、今は重要文化財として指定されてる、なんとも雰囲気の良い場所です。
明日からライトアップが始まるので、またチャンスがあれば行けたらいいなあ。
そういや去年は見に行った帰りにふざけてダッシュして、私が大こけして恥ずかしかったなあ
重い話題だった今日の最後は、3姉妹魚の食べ方講座。
2歳の頃の長女は、ご飯のおかずに魚が出ると、親がむしってくれるまでおとなしく待ってる子どもだった。
2歳の頃の次女は、親がむしってくれるのを待ちきれず、自分でフォークでぐちゃぐちゃむしりながら食べる子どもだった。
そして現在2歳の三女は・・・
びっくりしたーーーーーーっ
むしってもらうのを待てないどころか、手づかみでかぶりついてた。
ワイルドすぎやろ
追記
帰宅してから、夫に興奮して今日見てきた公判についてしゃべりまくった。
聞いてるだけで気分が滅入ったような繊細な。
今度また時間があれば、裁判を見に行きたいな~と誘おうと思ったけど、この人が相手じゃだめだわ
誰か一緒に行きましょうよ
押してね。
↓
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行き先は・・・大阪高等裁判所
どきどきしながら初めて足を踏み入れました。
が、意外にもガードマンなどもおらず、入館の際の記名などもなく、誰でも自由に出入りできる、まるで図書館か公民館のようなオープンさ。
入ってすぐのところに置かれている台帳で、本日行われる裁判(100件くらいあったと思う)を見て、どれを見学するか決めてから法廷に向かいます。
サークルの代表さんに
「『審理』って書いてあるのよりも『新件』の方が最初から話がわかっていいよ。」
などアドバイスしてもらって、みんなが一番興味を持った裁判は・・・
『殺人』
ひぇ~~・・・と言いつつ、私もすっごく興味あった。
内容はここでは詳しくは書けませんが・・・
重かった相当重かった
ドラマで見るのと同じように、裁判官がいて、検事がいて、弁護士がいて。
そして手錠を掛けられて腰に紐をつけられた被告人が入廷して。
ドラマと違うなと思ったのが、裁判官と検事と弁護士が開廷前は案外気さくに会話してたり。
検事が訴状を朗読するのが、ところどころつっかえたり。
殺人事件といえば、被告人が当然悪いでしょ、と決め付けていたけど、弁護人の話を聞くより前の、検事の訴状朗読を聞いてるだけで
「被告人が殺人するまで追い詰めた原因は別の人にあるやん・・・」
とちょっと被告人とその家族に同情してしまったり。
しかもこの事件は被告人と被害者は、ある姉妹の夫同士というとても恐ろしい親戚内での事件。
今日はただの傍聴人で気楽に座っていたけれど、もしこれが裁判員に選ばれて、自分も裁く側の人間だとしたら・・・
人を裁くのってすごく難しい、と初めて思いました。今までは裁判員に選ばれたら絶対行こう~っと、と気軽に考えていたのが、今回、深刻に「難しい」と初めて気付きました。遅いね
最後まで傍聴しなかったし(傍聴席は途中入退場も自由)、判決の日も聞きに行かないのでどうなるのか気になるところだけど・・・
きちんと裁かれることを願います。そして被告人にやり直すチャンスを与えられるなら、残された遺族・被告人の家族にも穏やかな日が訪れることを陰ながら祈ります。
そして次にちょうどよい時間に始まる審理で私たちが興味をもったのは・・・
『強制わいせつ』
きゃ~~・・・と言いつつ、私もこういうの興味あり。あ、知ってた
始まる前に私の目の前に座っていた初老の夫婦が・・・
始まってみたら 被告人とその妻 だった
被告人は被告人席に座らされ、その妻は証人として証人席につきました。
電車内での痴漢行為らしい。しかも過去に2度同じ罪で罰金刑を受けたらしい。そして今度が3度目。
弁護人「なぜやったのですか」
被告人「いい匂いがしたので・・・」
おいおい
弁護人「夫が痴漢でつかまったりすると、離婚を考える奥さんもおられますが、あなたは考えませんでしたか?」
妻「考えませんでした。夫が罪を犯したからといって放り出すわけにいきませんから。私は妻ですから、二人で罪を背負って生きて行くつもりです。」
なんてよくできた奥様なの
そんな奥様に悲しい思いをさせてまで、いい匂いに欲情を抑えられへんのかい
ドラマの中の話のようだった殺人の公判より、通勤電車で通う夫を持つ妻たちは、後者の公判の方がまるで我が事のように感じられて、それぞれがいろんな思いを胸に抱いて法廷を後にしました・・・。
その後はお楽しみのランチ&お茶
裁判所すぐ近くの中央公会堂の地下にあるレストラン。
中央公会堂は大正時代に建てられた、今は重要文化財として指定されてる、なんとも雰囲気の良い場所です。
明日からライトアップが始まるので、またチャンスがあれば行けたらいいなあ。
そういや去年は見に行った帰りにふざけてダッシュして、私が大こけして恥ずかしかったなあ
重い話題だった今日の最後は、3姉妹魚の食べ方講座。
2歳の頃の長女は、ご飯のおかずに魚が出ると、親がむしってくれるまでおとなしく待ってる子どもだった。
2歳の頃の次女は、親がむしってくれるのを待ちきれず、自分でフォークでぐちゃぐちゃむしりながら食べる子どもだった。
そして現在2歳の三女は・・・
びっくりしたーーーーーーっ
むしってもらうのを待てないどころか、手づかみでかぶりついてた。
ワイルドすぎやろ
追記
帰宅してから、夫に興奮して今日見てきた公判についてしゃべりまくった。
聞いてるだけで気分が滅入ったような繊細な。
今度また時間があれば、裁判を見に行きたいな~と誘おうと思ったけど、この人が相手じゃだめだわ
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