くわずいものつぶやき

アメリカで駐在経験しました。発達障害あり、かつ思春期の年齢に成長したこどもの親としての日々を時々書いています。

グランドサークル3 - ザイオンからホースシューベンドへ

2018-10-15 13:41:41 | 駐在中の旅行
またまた間があいてしまいました。
グランドサークルの続きを忘れないうちに(忘れそう!)書き残したいと思います。

旅行したのは、現地校も補習校も偶然同じタイミングで春休みだったので3月末から4月初めにかけてです。
ウィンターシーズン明け直後で、シャトルバスが出ていたので、ちょうどよい時期でした。
後から知ったのですが、この季節はアリゾナ州の気候が一年で最も過ごしやすい頃なのだそうです。
暑すぎず寒くもなく。。。と言ったことでしょうか。
真夏は、砂漠のように砂と土にかこまれた山や平原で、歩くのもかなり辛いのだそうです。
普段住んでいるアメリカ東海岸とは同じ国とは思えない別の星に降り立ったかのような風景でした。

ではまず、ザイオン国立公園の続きです。



ウィーピング・ロック(Weeping Rock)
細い崖のような道を歩きましたが、
小学生低学年から歩けるトレイルでした。
↑雪解け水が降り注いでいる場所は、虹ができて本当にきれいです。
下の地面は水たまりができていたので、滑らないようにかなり注意して子どもと歩きました。



↑細い道を、たくさん人があるいています。



うちのお兄ちゃんは、下の3年生より怖がりで始めは嫌だいやだと言っていましたが、
頑張って歩きました。終点まではいきませんでしたがすがすがしいお天気だったこともあり、達成感ありました。



次の滞在場所のレイクパウエルまで向かうため、ザイオン内を出るのに、車での通り道。
赤い地層だらけの岩山が続き、眺めているだけで飽きないし、
細い山と山の間の道はとてもスリルがありました!



レイクパウエルに向かう途中、宇宙ものの映画のロケで使われそうな風景が続きました。



ホースシューベンド(Horseshoe Bend)は、名前の通り馬の蹄鉄の形をしていて、
コロラド河を見下ろします。
私たちが行った頃は柵がなかったのですが今はできていると、どなたかのブログで知りました。
怖すぎるので、近寄って撮れたのはここまで…



ホースシューベンドまで向かう道は、国立とか州立とか管理されている場所ではないので
みんなが歩いている所と道しるべを頼りに、駐車場から20分ほど歩きました。
ここで確か、歯医者の予約について電話がかかって来て、現実にひきもどされました。。。



こんな格好で地面にへばりついて写真を撮る人が何人かいましたが、本当にみているだけでもこわい!



真夏は必ず水を持って歩くように警告の看板があるくらい、気温があがるようです。
茶色のちいさなトカゲを時々見かけ、ちいさな恐竜のように見えました。

また続く…。

グランド・サークル2-ザイオン国立公園

2018-09-08 02:18:03 | 駐在中の旅行


かなり長くブログを放置してしまいました…
もしも読んでいてくれた方がいましたらすみません。

子どもの長い夏休みもやっと終わり、今週から新学年がスタートしました。
上は5年生、下は3年生になり、日本の学年と揃いました。そのことはまた別の投稿で書きたいと思います。

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さて、ザイオンへの道。
レンタカーをラスベガスの空港で借りて(トヨタのRAV4 を予約していたのに、品切れ?のため、Volkswagen のTiguan というSUVになった)、ラスベガスで一泊後、朝から出発しました。

ダウンタウンはかなり運転マナーが悪くストレスですが、そこを出てしまうと開けた高速道路で、しばらくすると赤い岩肌がむき出しの風景と青い空が続きました。ちなみに、運転はだんな。



2時間半ほど走り、色んな経験者の方のブログから得た情報により、Harmon's というスーパーで休憩。





かなりきれいな大型スーパーで、噂通り、お稲荷さんが売られていました!



割高だったけど、美味しかったです。
トイレと、給油もしてまた出発しました。



地層むき出しの岩だらけの山道が続き、住んでいる東海岸近くの風景とは全くちがう景色にずーっと驚き、アメリカっぽいなあ!と感激でした。

同じ国とは思えない。



ザイオン国立公園内は、シャトルバスがたくさん走っていて、それぞれのトレイル(ハイキングコース)の出発地点や、ビューポイントまで無料で行くことができます。

公園に入るには、入場料金がかかりますが、我が家には4th grader(4年生)の息子がいるので、無料パスを利用して家族分がタダになりました!
素晴らしいサービスです。



子どもでも歩けるハイキングコースを歩きました。



小川にジャブジャブ入る有名なコースでしたが、3月はまだ寒くて水も冷たく、見るだけにしました。全身長靴みたいなボディスーツをレンタルしている人たちは、ジャブジャブ入っていっていました。それでも寒そうでした…



この日はシャトルバスのバス停の目の前のBumbleberry Innというホテルに泊まりました。
公園内のロッジは半年前から予約しないといけないくらいいつも人気だそうで、すでに満室。
それでもこのBumbleberry Innは、部屋からの眺めも最高で、レストランの横には売店もあり、バス停も近いしでとてもいい宿でした。部屋もとても広くてきれいでした。たまたま一室だけ空いていてウェブサイトから予約しました。



↑部屋からのながめ。朝日夕日がとてもきれいでした。



レストランは、典型的なアメリカのメニューでかなりのボリュームでしたが、思っていた以上においしかったです。
これは息子が食べたパンケーキに、分厚いハムが添えてありました。

まだ続きます…

グランド・サークル 1 -ラスベガス ホテル

2018-07-03 03:18:39 | 駐在中の旅行


春休みに、急に思い立ち、グランドキャニオンで有名なグランド・サークルの名所をいくつか旅行しました。
↑は、一番行きたかったアッパー・アンテロープ・キャニオンの一部。
この辺り、実は全く興味がなかったんですけど、息子が四年生だったこともあり、4th graderとその家族が無料で利用できるというパスを利用できることがわかり、国立公園に行くなら今かも!とややセコい動機からも後押しされ、初のアメリカ西部を旅行することになりました。



飛行機からの風景は、気づくと赤い地面に緑は無く、蛇行した川が。初めて見る風景でした。



緑で溢れかえっている東部とは同じ国とは思えない。



結構長い時間乗りました。4時間くらい乗ったかな。忘れてしまいました…
ラスベガスのダウンタウンは、変わったデザイン、世界の名所のミニチュアホテルが目まぐるしく立ち並ぶごちゃごちゃ―とした街でした。
車のマナーも悪い!色んな国からきている人がレンタカーで運転してるみたいです。(うちも)
ちなみにこれは↑ニューヨーク。



泊まったホテルは、パリスホテル。パリです。プチパリ。凱旋門、エッフェル塔がありました。すごい組み合わせ!
実際は二つのモニュメントはこんなに近くにはありません(^^;



パリスホテルの向いはベラッジオ。高級ホテルです。
噴水ショーが15分おきにあり、やや退屈していた子供たちもくぎ付けでした。
子どもがこれに食いついただけでも、このホテルにしてよかったと思いました。



ホテルの中はカジノ。
と、レセプションは宮殿のような絢爛豪華。きらきら。



翌日はいよいよ、グランド・サークルの一つ目の滞在先、ザイオン国立公園に向かいました。
つづく。

ケベック旅行2 - モントリオール - ホテルと街歩き

2017-10-06 04:12:25 | 駐在中の旅行


モントリオールでは、Omni Hotel Mont-Royal というホテルに泊まりました。
ビジネスホテルだとだんなから聞かされていたので、さほど期待もしていなかったのですが、入ってみたら部屋がとても広く、ゆったりで、22階の窓からは街が見渡せました。大小のスーツケースと子供のバックパックも邪魔にならず余裕で開くことができいました。

ただし、これはホテル予約サイトのExpediaのポイントのおかげでグレードアップのサービスで広い部屋にしてくれていたようです。
朝食もおいしくて快適でした。子どもも大喜びでした。



モントリオールの旧市街地。
暑い日だったので、日差しの当たる道は人も多くてやや疲れました。
建物はヨーロッパの石造りのようで絵になる風景でした。
レストランは、観光客相手メインのところが多かったようです。
雑貨屋さんもたくさんありました。



こちら↑、ダウンタウン(中心街)のマリー・レーヌ・デュ・モンド大聖堂(Cathédrale Marie-Reine-du-Monde)のステンドグラス。
日本のガイドブックには紹介されていませんでしたが、欧米人観光客でにぎわっていました。



大きな教会には立派なパイプオルガンが必ずあります。



外観。外はデパートやお店が集まっているのでたくさんの人でにぎわっていました。暑かった…。



その後、おいしいパン屋を求めてGoogle Mapで検索して行ってみたところ、目的のパン屋の場所はエキナカでした。
長男がちょっとうれしそうだったけど、珍しく「ホームまで行きたい」とは言いませんでした。疲れてたのかな…。



やっとたどり着いたパン屋。Première Moisson(プルミエール・モワソン)。お昼時でランチを買いに来た人でとても混んでいました。
対面販売なので、ざわざわした中で大声でオーダーしてやっとデニッシュやサンドイッチをゲット。
アメリカは対面のパン屋がほとんどなく、スーパーのパンはひどい味なのでおいしいパン屋に期待していました。
すぐに食べる時間がなく、ちょっとべしょっとしてしまいましたが、おいしかったです。



順序が前後しますが…前の日に行った、聖ジョゼフ礼拝堂(Saint Joseph's Oratory of Mount Royal)すごい階段でしたが、行ってよかったです。
雑踏ばかり歩いていたので疲れていたのですが、ここにきて人も少なく、広々としていてホッとしました。
子どももそんな感じでした。



ちょっとパリのモンマルトルのサクレクール寺院に似てるなと思いました。
階段は3レーンに分かれており、真ん中の木でできた階段は、信者が使用するものだそうで、一段ずつひざまづきながら登らないといけないそうな…。



夕方の日没を見ることができ(長男が絶対見たい!と言ったので)、それに合わせて集まってきた人たちもみんな写真を撮ったり、持参してきたワインでなぜか一杯やったりしていました。
あと、階段でトレーニングする人も…。

帰りは、下まで全然歩けたのですが、またも長男がガイドブックで調べた「シャトルバス」に乗って坂を降りました。
そんな都合よくすぐに来るかいな~と言っていたら、これがすぐに来まして、しかも無料で快適に降りられました。
長男のガイドブックの読み込みも悪くないな、と思いました。

ケベック旅行 1 - モントリオール

2017-10-02 13:05:53 | 駐在中の旅行
10月になってしまいましたが、…(;'∀')9月の連休の話です。
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学校が始まったばかりだというのに、ユダヤ教の祭日Rosh Hashanah(新年)ですぐに連休になりました。ユダヤ教の家庭にとってはクリスマス同様大切な日なんだそうです。

それでそのお休みを利用して念願のカナダのケベック地方に行ってきました。車で6時間はかかります。運転は、私も手伝う予定でしたが結局だんなが全て担当しました(-。-;

学校が終わってから3時ごろから車で出発、カナダの国境に着いたのは10時を過ぎていました。
入念にパスポートをチェックされ…無事に通過、そこからは道路標識もほとんどフランス語表記のみなのでやや緊張です。

ホテルのことは次回に書くとして、その日は荷物をほどいてこどもを風呂に入れて持ってきたおにぎりを食べてすぐに寝ました。
翌日、モントリオールの街に出ましたが、噂通りの都会でした。人がすごく多い!(今住んでいるアメリカが田舎すぎるのでギャップが…)
道路も狭い感じ。NYのように常にクラクションが鳴ってるほどじゃないけど、運転マナーもあんまりよくない感じでした。

↓モントリオールのノートルダム大聖堂。パリのノートルダムをイメージしていたのですが、小ぶりで外観の彫刻も少なめでしたが、中のステンドグラスがブルーがかってとてもきれいでした。入場料は、「キャッシュオンリー」と書いてあり、カナダドルをもっていなかった私たちは米ドルで入れてもらえました。よかった…。



二日目の夜は、どうしてもチーズフォンデュのコースが食べたくて、どなたかのブログで見つけたチーズフォンデュのお店に行きました。
中心街からは少し外れたお店で平日だったせいか、お客はうちを入れて3テーブルだけでした。
お昼に観光客でにぎわっている所ばかり歩いたので、すいててホッとしました。



↑まずはチーズにバゲットのフォンデュ。白ワインで割ってあるそうですが、マイルドでとてもおいしかった!!
こども二人ももガツガツ食べました。



コースの二鍋(ふたなべ?)目は、しゃぶしゃぶのようなお肉と海鮮のスープフォンデュでした。
ふしぎ~。日本みたい。で、ひどいフランス語で尋ねてみたところ、これはケベック地方のフォンデュで、「日本にも似たようなのあるでしょ?それがオリジンじゃないの?」と一人でお運びさんをしていたお店のフレンドリーなおばさんが話してくれました。



なんか変な感じでしたが、チーズフォンデュがバゲットのみで物足りなかったので、ここでお肉やエビを食べることができエネルギーを補給できた気がしました(野菜はなかった)。
ポン酢があればもっとおいしかったかも…と後で思いました。
つけて食べるようにたくさんのソースがついてきました。
マヨネーズみたいな感じでしたが、だいたいがお豆とクリームのディップ、とかケチャップみたいな?味でした。



最後はこどもがお待ちかねのチョコレートフォンデュ!
まともに4人分のコースをたのむとすごいのが来るんじゃないかと、2人分をシェアしたいんだけどとお願いしたら、全く問題なしでした。
そして、この量で全然OKでした。

チョコフォンデュは、バナナ、メロン、スイカ、リンゴ。
そのまま食べてもお口がすっきりしました。
チョコもマイルドでおいしかったです。



最寄りのメトロの駅からも少し離れていたので、少し暗い道を歩かないといけませんが、危険な様子もなくいい食後の運動でした。
出てきた白ワインもおいしかったです。
店のおばさんは、英語も話せますが、どちらかと言えばフランス語の方が得意な感じでした。
しかし、両方の言葉を普通に話せるケベック地方の人はすごいです。


La Fonderie
http://www.lafonderie.ca/




エリック・カール・ミュージアム in マサチューセッツ

2017-07-07 03:15:57 | 駐在中の旅行


独立記念日の祝日に合わせて前日の月曜日もサマースクールが休みだと気付いたのは、その前の週の木曜日でした。

補習校は土曜が一学期最後でした。なんとなく解放感で、思い立ってボストン旅行に行くことになりました。

まず、目的はマサチューセッツのエリック・カール・ミュージアム。
NJの自宅から車で3時間近くかかって到着しました!(もちろんだんな運転)

↑エントランスには、『はらぺこあおむし』ペイントのビートルが飾られていて、お天気もよく気持ちよかった〜( ´∀`)



中は、エリック・カールにお手紙が書けたり、カラフルな内装で絵本の中にいるみたいでした。



トイレの中のタイルまでイラストが!



空いてるなー。広々!クーラー効きすぎで寒いくらいで。



ワークショップにも参加して、エリック・カール風に、色んな模様が描かれた紙をコラージュして切り貼りしてイラストを作りました。

……しかし、あまりにも作品が少ないなー…と不思議に思いつつ、まあ建物そのものな雰囲気があり、ショップも充実していてポスターやはらぺこあおむしのPlace mat(ランチョンマット)を買って満足して帰りました。

そして、さっきわかったこと。
いま、日本で「エリック・カール展」が巡回で開催中で、そのため本家のミュージアムからは作品が出払っていてのでした(泣)…

来年2018年5月まで日本にいるみたい…

…夏休みに一時帰国した時に京都で会えそうです…
でも広くてクリエイティブな体験ができる空間で、子供は大満足してので良しとしたいです!