くわずいものつぶやき

アメリカで駐在経験しました。発達障害あり、かつ思春期の年齢に成長したこどもの親としての日々を時々書いています。

安全と車社会

2018-04-12 00:47:17 | アメリカ生活
先日、ご近所の方のお宅を訪問することになりました。
車で5~6分。歩くと、、、30分ほど。
まだ昼間でも10℃前後の日もありますが、日差しは明るくサマータイムで昼間が長くなったのでちょうどいい運動になると思い、
歩いて行くことにしました。
歩くと訪問時間よりやや遅れ気味になるので、時々小走りで、「あの電柱までは走ろう」と目標を決めて、歩いたり走ったりしながら向かいました。
一応、歩道のついている道路ばかりだったので、車に当たる心配もほぼないし…と目的地を目指して進んでいきました。

半分以上過ぎたところで、少し急な坂になったところへさしかかり、ここは走れないな、と
無理せず歩いていると…

すーーーーと、横に濃い青色のセダンがちょうど私の歩いている真横に近づき、停まりました



↑こんな道で。
他に車も人も動物もだーれもいなくて、両サイドは雑木林と、果てしない芝生に電線の鉄塔のみ・・・
こわい!!!
子供じゃなくても、車で連れ去られたら逃げられない
と脳裏によぎり、急に走って返って怪しまれても困るし、走ったところで向こうは車やし…
しかも銃を持っていたら???
もし事件に巻き込まれたら…子供じゃなく駐在妻が誘拐なんて迷惑だし、恥ずかしいし、、、子供も、、
と一瞬でいろんなことが頭をぐるぐると駆け巡り、
結局、忘れ物を思い出したかのように来た道を引き返して、急ぎ足で近くの人のいるであろう音楽教室と
運送会社らしき倉庫の近くまで戻りました。

その間、ずっとその車は同じ場所に停まっていました。
実はただ道に迷っただけとか、たまたま電話がかかってきただけかもしれないけど…

私も、訪問先のお宅に電話して、遅れることと同じ方角に帰る友達も来ているか(もし来ていたら帰りに車に乗せてもらおうと)
確認してから、改めて向かうことにしました。

この時家に戻ろうにも、また30分近くの道を歩く羽目になるし、
もちろんバスや電車、タクシーもないし…

さっきの不審車(←思い込みかもしれないけど)が去ったことを見届けてから、その坂道をダッシュで駆け上がって
住宅街へでて5,6分で訪問先へたどり着くことができました。。

ほんの一瞬の出来事ですが、車が必需品の地域で、ただ「家からどこへ行くのも遠いから」だけではなくて、
昼間でも人けのない道や死角が多く、「一人歩きは危険だ」ということも大きな理由の一つだと実感しました。

たとえ子供でなくても。

こんな時にもしも万が一、、、という事態になった場合日本と大きく違うもう一つのポイントは
「相手が銃を持っているかもしれない」という恐怖で、同時に向こうにしてみたら、
「こっちが銃を持っているかもしれない」とも考えられ、そうすると何が起きてもおかしくない…。
走って逃げても撃たれたらどうしようもないし、だとか怖いことをたくさん考えてしまいました。

この話を訪問先で話すと、「それは確かにこわい」という話になり、
マラソンで走っている人や散歩の人もたくさんいるけれど、一番安心な人数は「3人で行動すること」と言われていると教えてもらいました。

それと、もしかしたらその車は覆面パトカーの巡回で、(私が小柄だから)高校生が昼間にうろうろしているんじゃないかと
近寄ってきたのかもしれないよ、と言われました。

なるほど。そういうこともあるかもなーと思いました。

でもこの時から、アメリカでは近くても人けがなく、かつメインストリートでない道路は昼間でも歩くべからず、だなと…学習しました。
車はそういう意味では「身を守る」ための大切な移動手段です。
子供の学校の車送迎もしかりです。

↓は、今日寄ったスーパー。めずらしく、大根がたくさんおいてありました。
「大根脚」ではなく、割とほっそりした大根さんでした。



少ししなびていたので、今回は買いませんでした。



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2 コメント

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Unknown (ぼうまま)
2018-04-14 18:00:04
久々にPCを開き、ブログみてます!
降雪がすごくて、停電で大変なおもいされてたんですね。何日も停電なんて…。つらかったですね。

ピアノ!とっても素敵☆ピアノ発表会で子どもたちが楽しそうに表現してる姿、ついこの間のような気がします。
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Unknown (くわずいも)
2018-04-19 16:57:05
お久しぶりです〜^_^
日本は薄着で出かけられるのかな?
こちらはまだダウン着てます。。

ピアノ、無料に見えないお部屋のインテリアにもなってます。
今度発表会があるのでは急いで練習してますよ!
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