===『悶絶!腰椎椎間板ヘルニアとの闘い』その21===
発症22日目。
(起床1時間後の痛み)
・腰の痛み :8(薬が効いて横になってれば 5)お尻が痛い!
・右脚の痛み:6(薬が効いて横になってれば 3)くるぶし痛い(T_T)
・右脚の痺れ:2(薬が効いて横になってれば 1)少し感覚がない
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10月15日(木)
昨日は結局26時まで起きて仕事をすることになった。遅くまで仕事をすると体内時計も狂っちゃうんだな。今朝は7時過ぎに起きてしまった。
9時半から会社の会議に電話で参加する。電話の向こう側は、会議テーブルの上の電話会議装置を囲み、普通の会議同様に参加しているんだろうが、こっちはフトンの上に寝ころんだまま。(しょうがない、この姿以外の体勢では数分しか持たないから。)黙ってりゃわかりゃしないんだけど、容態のことを心配してくれるので、正直に寝ころんだままで参加してることを話した。およそ、2時間半をかけての長丁場の会議。腰もだんだん痛くなるし、同じ姿勢だと、首も痛くなるし、体を支える左肘も痛くなるし、最悪なのは途中おしっこしたくなるし、今はハイハイで移動するので、電話会議しながらバレないようにトイレに行くこともできないし、結果なんとか持たせることができた。ふ~っ。まっ、何をするにもとても難儀である。
さて今日はタバコの話。この数十年の世論の流れとしては、「タバコは健康に悪い」が定説。でもストレスとうまく付き合うのに、「百害あっても捨てられない一利」がある。一利どころか少なくとも僕の生活の中では利の方が多い。
なので、ヘルニアになるまでは、漠然と「いつかはタバコをやめたいな~」と思っても、目の前の利を優先して結果はやめていない。正直言うと、何度か禁煙をしてみたけど、長続きはしなかった。「わたしはコレでやめました」の『禁煙パ○ポ』や、今時ありえない「吸いたくなるマン」が出る『ニ○レット』、さらには「お医者さんで禁煙」の『チ○ンピ○クス』まで。一番続いたのは「お医者さんで禁煙」で3か月続いた。
吸わなくなると会社にいる間の休憩の仕方がわからなくなったのと、会社の部下から「相談しにくい」(昭和の感じ?)と言われ、飲みに行ったときに、たまたまその部下が「どうぞ!」なんてタバコを勧めてくれて、3か月も続いたので(もう大丈夫だろう!なんて思い)つい一本手に取ってしまった。自分の意志の弱さが露呈した瞬間だったな。なのでついこの前までは「いつかはタバコをやめたいな~」という感じだった。
でもヘルニアで情報を漁りだすと、「腰痛」⇒「腰椎椎間板ヘルニア」⇒「原因はタバコ」という記事が何気に目につく。ちゃんと読んでおこうと、一通り読んでみたので、簡単にまとめておく。
論法としてはこんな感じ。
ニコチンがもつ血管を収縮させる作用が毛細血管等細い血管をつぶしてしまうことが根源。
タバコに含まれるニコチンは、血管を縮小し、腰の血行も悪くなる。結構の悪い腰は痛む。
椎間板ヘルニアへの影響で言えば、椎間板そのものは血管を持っていないので周囲の血管から吸収することになるが、ニコチンが椎間板の周囲の毛細血管を収縮させることによって、椎間板へ水分や栄養分が渡らなくなる。この状態が続くと椎間板の水分も減り、弾力が失われ骨同士が近づいていく(変性)。そして悪い姿勢で座ったり立ちっぱなしなど、腰への負担が続くことでヘルニアが起こりやすくなる。
ある調査では、過去10年間に椎間板ヘルニアで入院した患者さんの平均喫煙率は72%で、調査開始当時の政府統計(52%)よりも明らかに高い値を示しているそうです。また、一日の本数が21本以上の喫煙者が腰痛を訴える程度は、非喫煙者の1.36倍と高く、20本以下でも1.29倍だそうです。
腰痛でタバコを吸うのは、腰痛を治したくないと表明するのと同じです。
ここまで言われると、治したいなら禁煙せよ!ってことだと理解はした。
ん~。う~~~~~ん…。ふーっ。(腕を組む、頭を抱える、そして一服してしまう)
(おまけ)
調べものしていて発見した興味深い(気になる?)サイト。
■怪しい禁煙サイト
14日間で吸いながらガマンしない禁煙テクニック
http://kinen110.extrem.ne.jp/infotop
■日本腰痛学会。へぇ~こんな学会もあるんだ~。
http://www.jslsd.jp/
■坐骨神経痛 治療 椎間板ヘルニア手術記は今日これから読んでみよう。
http://homepage2.nifty.com/KIKUTA/138-zakotu.html