公園を散歩している途中で、「無患子(ムクロジ)」の実を拾ってきた。
これまで、その木の名前も知らなかったし、実がなることも知らなかった。
「ムクロジ」であることは、幹に名前を書いたプレートが下っていたので分かったのだった。
半透明の実を開くと、まだ乾燥しきっていない粘っこい果肉が現れる。
おもしろいことに果肉を洗い流すとき泡が出て、バケツの水が石鹸のように泡立った。
中にはタネが一つ入っており、1~1.5cmほどの真っ黒で黒豆のようである。
なにかの縁起物としても使われるようである。