公園の池で、先月30日に孵ったカルガモのヒナは、今日で5日目になる。
泳ぐのも歩くのも、たくましさを増している。
今までの経過をたどれば、6個の卵が産まれ、そのうち2個が孵ってヒナが誕生した。
そして昨日、親子でお出かけの際、何かの理由で一羽の子がいなくなった。
結局、生まれた卵の6分の1になってしまった。
この1羽にしても、これから成鳥になるまでに、幾多の危険が待ち受けているはずである。
体力も「運」も備えたこの1羽には、無事に育ってほしい。
これは今までこの親子を見守ってきたみんなの願いである。
今日からお母さんについて歩くのはこの1羽だけ。
お母さんに見守られて居眠りをするのもこの1羽だけ。