流燕の思い出

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熊野古道伊勢路(二木島~三木里)

2022-03-03 23:44:38 | ハイキング、登山
2022.3.3

今回は二木島駅から伊勢方面へ向かい、最終的には三木里までのルートとなる。

駅からR311に向かい登っていくが、流石に伊勢道といった雰囲気で石道が続く。





高台からは街の様子も見てとれた。







R311を横切ると甫母峠に向かい登っていくが、今日のルートでは一番のキツイ登りであり、歩き始めということもあって、あまりペースが上がらない。

今日は比較的暖かく、なんか調子が出なかったが、甫母峠までは変化があり一番のお気に入りとなった。

伊勢道にしては珍しく、木の根が張った道が中盤以降続き、石道の伊勢道のイメージではなかった。

また、甫母峠手前には眺望がいいポイントもあった。

















賀田湾に下る道はコケが多い。









R311に降りる手前から二木島道(曽根坂)への分岐があるが、この道は廃道(4.5km)扱いとなっているようで、道の名前から二木島に戻る道であろうことが想像できる。

どういう道なのか気になったので、少し歩いた。

人が入っていないためか、コケの道となっており非常にキレイ。

自分が歩いた片道10分ほどの区間では、廃道といった感じは見られないくらい歩きやすかった。

また、ニホンカモシカに出会えることができラッキーすぎた。









R311に平行して民家の間を抜ける道を進み、飛鳥神社を過ぎると賀田駅近くを通過。

この道はトラックが多く通過しているので横を通るごとに舞う砂埃にはまいった。

橋を渡り、しばらくは民家の間を進みながら、三木峠に向かう。






ここから三木峠までの主役は猪垣。

それ以外にも石垣が多く、とんでもない労力がかかっていることを感じられる。
























三木峠からヨコネ道の間は日陰が多いせいかコケ量が多い。










三木峠近くには「絶景の展望所」への分岐があり行ってみたが、残念ながら開けてはいるが木が邪魔で、展望は微妙だった。



ヨコネ道はR311に沿った高い所を通った道になっており、ここもコケ量が豊富だったが、対岸の山の掘削か何かで騒音がひどく楽しめなかった。

騒音問題になっている可能性があるくらいの音が響いて聞こえてくるため、最悪だった。











あとは、三木里海水浴場に行き今回は終了。





5時間30分ほど歩き、距離は約13km、登り 917m、下り 921mの結果であった。

二木島道(曽根坂)は本来の古道ルートには入っていないため若干の誤差はあるが、だいたいは目安になるだろう。

前半の、二木島~賀田間のほうが標高差が大きく比較すれば大変ではあるが、変化がある道。

後半の賀田~三木里までは緩やかで体力的には楽であり、特に猪垣が見どころで石積み(城壁とか)が好きな人ならオススメ。

ただし、「絶景の展望所」~ヨコネ道までは前記の騒音がイラッとくることろであり辛抱が必要だ。






















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