57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

HONDA初代『N-WGN』のレンタカーに乗ってみた! その②

2020年12月27日 | レンタカー
N-WGN動画【本気!】ホンダNワゴン #LOVECARS


HONDAの初代『 N-WGN』 のレンタカー。
今回は、実際に走らせてみた、ボクなりの『走行インプレッション!』です。

お借りしたお店は
『ニコニコレンタカー西神店』(ボクの住む、神戸市西区にあります)
以前からボクは『日本で一番売れている』
という、HONDAの『Nシリーズ』に一度乗ってみたいと思っていたのです。
運転席に乗り込んで、まずはシート位置を合わせます。

足元はこんな感じ。(おっ、レーシングシューズで、ヤル気まんマン?!)

左端のペダルは、足踏み式のサイドブレーキ。
**ここで余談。
今や当たり前になったのですが、軽自動車の運転席で、足をまっすぐ伸ばすと、
『その位置にペダルがある』
というのは、まさに技術者たちの悪戦苦闘の賜物なのです。
今から30~40年前の軽自動車は、右フロントのタイヤハウスが、運転席の足元に出っ張っていたのですよ。

写真、右側の白い部分がタイヤハウスです。
ですので、ドライバーは、若干、体を斜めにしながら、運転していたのです。
今や、『そんな時代もあったのねぇ~🎵』って感じですが。
***
さて、運転席周りの使い勝手をチェック。
ハンドルは大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい感じ。
ハンドル左側についているのは、オーディオの切り替えとラジオ選局、音量のスイッチ。

ハンドル位置は上下にチルト調整できます。
できれば前後に調整できる、テレスコピックも欲しいところ。
(なお、新型N-WGNにはテレスコピックが採用されたそうです)
ハンドル右側にドリンクホルダー。

緑色のスイッチは、『エコノミー運転』のスイッチです。
右下には、フラつきを防止するVSAスイッチ。
今回のクルマは、カーナビが標準でついてきます。(料金はプラス550円です)

赤いハザードスイッチの位置も使いやすい。
でも、ボタンについては、もうひとまわり大きい方が絶対いいと、ボクは思います。
ハザードスイッチというのは、路肩に車を止めたり、車庫入れ、緊急停止、など、
『今、普通の運転モードではないのですよ!!』というのを、周りの人や車にお知らせする、大事なスイッチなのです。
このスイッチを使うときは『急いでいる場面なのです』
なので、軽々しく、扱ってほしくないのです。
ボクがかつて乗っていた、NISSANの初代プリメーラ

の異様なほど大きい、ハザードスイッチを思い出します。
しかし、使ってみると、なんて使いやすいんだろうと、納得したのです。
***
では、N-WGNのシフトをリバースに入れてみます。

おおっ、バックモニターがあるじゃん!!
よく、コンビニや、ファーストフード店の車庫入れで、悪戦苦闘している奥様方を見かけますが、
こういう装備があると、安心につながりますね。
センターコンソールの下には、引き出し式のトレイとカップホルダー。

コーヒーと、スマホを置くのに、ちょうどいい配置でした。
(助手席には、もう一つドリンクホルダーがあります)
このトレイのさらに下には、USBの充電端子が2個。12V電源とETC。

ここで一旦車を降りて、タイヤをチェック。
このレンタカーには、冬用として、ブリヂストンのスタッドレスタイヤを履かせていますね。

タイヤサイズは、155/65,R14
ブレーキは前がディスクブレーキ、後ろはリーディング・トレーリング。
レンタルカートに乗るようになってから気づいたことがあります。
『タイヤって、重要なんだなぁ~』テヘッ(*´꒳`*)
ということ。
車の走りを表現する主役は、実は縁の下の力持ち
ズバリ『タイヤなのだ!!』とボクは思っています。
***
さて、再び車に乗り込んで、いよいよドライビングスタート!

アクセルをちょいと踏み込みます。
『おおっ、滑らかな発進!』 
メーター周りはすこぶるシンプル。グリーンのインジケーターは、
『いま、エコな走り方をしていますよ』という表現です。
ちなみに、アイドリングストップもついてます。
では、エコスイッチを切ってみると

パワーを必要とする走行時は、丸いメーター周りのインジケーターがグレーに変わります。
それにしても、タコメーターなしは、ちょっと寂しいなぁ~。(上級グレードには設定あり)
今時の『かしこいクルマたち』には、水温計さえないのですね。
それだけ、『オーバーヒートなんてしない』のが当たり前になっているのですね。
***
走り始めて気付かされるのは、
『これ、軽自動車じゃないよね』
という、ジェントルで、しっとりとした走行感。
今回はスタッドレスタイヤのせいか、タイヤの小さな振動がコツン、コツン、と感じられました。
交差点で、直角ターンをします。
このとき、ボクのヘボな運転のせいで、
ちょっとハンドルを急いで回してしまったのです。
すると……。
『🎵急ハンドルを検知しました🎵』
とアナウンスが流れました。これも、運転支援プログラムの一つなのでしょうね。
ふむ、クルマに注意されないように、気をつけようっと。
なぜ、ボクが急ハンドルを切ってしまったのか?
それはこのN-WGNが『低速では、かなりハンドルが軽い』からだと思うのです。 
このクルマは、やはり、ファミリー層がターゲット。
女性にとってハンドルが操作しやすいセッティングになっているようです。
車体については、重心の位置が、やや高いのかな?と感じました。
交差点を曲がるとき、若干、ロールが大きいように感じたからです。
***
ボクは今回、往路を比較的フラットな一般国道にしました。
ナビの指示に従って走ります。
目的地は、姫路市にある、『ドリームサーキット』
これについては後日、詳しく書きましょう。
N-WGNを神戸から西へ向けて、トコトコ、走らせます。
とっても居心地のいい室内空間が、そのまま移動していきます。


スマホで音楽を聴き、信号待ちでコーヒーをひと口。
エンジンはアイドリングストップしています。
『ほんとに、ストレス感じないなぁ~』
路面の継ぎ目や段差など、実にうまく、サスペンションが『いなしている』と言う感じ。
でも、路面状況はちゃんと伝えてきているのです。
走っている路面が、今、アスファルトなのか? 砂利道なのか? ウェットなのか?
それをドライバーに伝えるのは、安全運転につながります。
高級車にありがちなのが、
『魔法のじゅうたんの上を滑っている』ような乗り心地です。
確かに、高級ホテルのラウンジがそのまま移動しているようなVIP感は、
たまらない満足感が得られます。
でも、いざ車を操る、と言う視点に立つと、
『車があらゆることを処理しすぎている』感じがあります。
どんなにグリップの低い路面でも、砂や、泥があったとしても、
『クルマが勝手に、処理してくれている』のです。
決して、ドライバーの技量が上手くなったわけではないのです。
***
帰りは『アップダウンのある山道』を選んで走りました。
途中、下道から幹線道路への合流がありました。
試しに、アクセルを底まで、踏み込んでみます。
『ブォーン』
と658ccの自然吸気エンジンが、がんばります。

(ちなみに3気筒DOHCです。ターボ装着モデルもあります)
まあ、加速感は、正直、物足りない感じ。
それでも、幹線道路への合流には、必要十分な加速でした。
ここでも、路面の継ぎ目での不快なガクン、ガクン、と言う振動は
うまく『押さえ込んである』と言う感じ。
この『N-WGN』と言うクルマ。
あらゆる路面で、不快なノイズを室内空間へ伝えないようにしよう、
と言う意図が感じられます。
それが『きめ細やかな配慮』として感じられる、乗り味なのです。
ただし、それが
『運転して楽しいか?』
と言われれば、ちょっと疑問符ですね。
あとは、下り坂でのこと。
このクルマ、トランスミッションは、オートマのCVT。
アクセルをオフしただけでは、全くエンジンブレーキは効きません。
自然と、ブレーキに頼る形になりました。
(ブレーキの『止める力』は、これも必要十分でしたが……)
あんまり、ブレーキに負担をかけるのはなぁ~、と思って
シフトを『Lモード』に入れた途端、
『ブフォーン』
とエンジンが悲鳴に近い音を出しました。
***
ちなみに、昨年レンタカーで乗ってみた『S660』では、スポーツモードにすると、
『下り坂でエンジンブレーキが、よぉ~く効く』と言う美味しい使い方がありました。
ぜひ、こう言う設定を標準にして欲しいものです。
***
さて、無事にレンタカー屋さんへ帰ってきました。
今回は、平均燃費19.8km/L でした。(返却時はガソリン満タン返しです)

たった¥5,000-でお釣りが来る、という、『コスパ抜群』のレンタカーお楽しみ企画でした。
次回は、ボクの『ドリームサーキット』デビュー😁😂についてです!!

本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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