何を血迷ったことを言い出したか? と思われたでしょうが、
軽自動車は日本独自の
『軽自動車規格』
で作られています。
(全国軽自動車協会連合会のHP)
そしてF1に代表される『フォーミュラーカー』とは、
直訳すると
『規格車』なのですよ。
どちらも、
さまざまな制約のもと、その『規格の範囲内で作りなさい』というクルマ。
(軽自動車の場合、長さ3.4m以下 高さ2m以下 幅1.48m以下 排気量660cc以下)
ぼくは日本の軽自動車が大好きです。
ディーラーに気になる軽自動車が展示されていると、思わず立ち止まって見つめてしまいます。
『とにかく、カワイイのです。』
こじんまりした軽自動車に乗り込んでみると、外観からは想像できない、
大人四人が十分に乗れる、ひろびろ空間。
エンジンルームには、
『こんな小さなエンジンで走れるの?』
なんて、思ってしまいそうな、
『660cc』という排気量のエンジン。
よろしいですか、皆さん、
1cc = 1ミリリットル(ml)ですね。
軽自動車のエンジン排気量は
『660cc = 660ミリリットル』
ということは……
『350ミリリットルのペットボトル2本分より、小さいエンジン』なのです。
それでも、この小さな『心臓』を積んだ軽自動車は、
大人四人と荷物まで積み込んで、軽快に走ります。
実に、けなげですよね。
なんか、改めて考えると『奇跡のクルマたち』のような気がします。
日本の技術者たちが、車づくりの歴史の中でコツコツ積み上げてきた技術と、
独創的なアイデアを注ぎ込んで作られた車。
それが
『軽自動車』と言えますね。
その機能美は、海外の自動車デザイナーも絶賛するほどです。
(ランボルギーニのデザイナーがスズキのワゴンRを愛用しているという記事)
軽自動車は、その使い勝手の良さで、他の大きな車を圧倒しますね。
街へお出かけして買い物したり、
子供たちを送り迎えしたり。
あまり運転が得意でないママさんたちでも、安心して乗れる取り回しの良さ、車のサイズ感。
そして滅多なことでは故障しない、タフネスさ。
だからこそ、農業、林業、建築、流通などのプロユースに、軽自動車は欠かせない相棒となっているのですね。
***
軽自動車は、そのバリエーションの多様さ、『振れ幅の大きさ』といった点でも、驚くべきジャンルと言えます。
例えば『本格スポーツカー』というジャンル。
ホンダの『S660』
このクルマは、軽自動車にも関わらず、なんとミッドシップレイアウトでオープン2シーター。
その走りのポテンシャル、操る楽しさは、群を抜いています。(ボクもレンタカーで、その楽しさを実感しました!)
また、同じく、ダイハツの軽スポーツカー。
『コペン』
も根強いファンの方たちがいらっしゃいますね。
軽自動車という、限られたスペースの中、
スイッチひとつで、屋根がトランクに格納される電動ルーフの見事さ。
その動きを実際に見ると、まるで
『日本の伝統工芸品』
のような、緻密な細工に圧倒されます。
まさに、
『軽のダイハツ』
の面目躍如、といったところでしょうか。
****
軽自動車には、本格オフロード車もあります。
ご存知、スズキの『ジムニー』です。
初代は1970年発売。
永くファンに愛され、50年間も作り続けられてきました。
まさに、軽自動車枠を超えた、日本を代表する偉大な『レジェンドカー』でもあります。
ジムニーの歴史はこちらから。
そして、日本独自の進化と発展を遂げた『規格・フォーミュラ』車である、軽自動車は、世界中で熱烈なファンを持っています。
その代表が、
『軽トラック』です。
海外のひとたちにとって、軽トラックというジャンルは、日本製しかない、
まさに
『オンリーワン!』
の存在なのですね。
特に、その外見に似合わず、タフで故障も少ない。小回りが利く。
エンジンが静か。(狩猟にはすごく有利だそうです。獲物の近くまで寄っても、気付かれない。)
その上、少ないガソリンでよく走る。
さらには、その見た目がカワイイ。
軽トラで街に出かけると、注目の的だそうです。
これぞ、
『COOL JAPAN !!』
ですね!
***
ここまで海外の人から注目、称賛、される日本の『Kei自動車』
体の大きな欧米人は、最初はびっくりしたでしょう。
あまりの小ささに。
でも、軽トラのように、
実際に使ってみると、すぐに分かるのです。
『こりゃいいぜ!!』
『本当にクールだ!!』
”良いものはイイ”
これは、万国共通です。
『軽自動車規格』という厳しい制約。
それがあったからこそ、日本の軽自動車は、世界に類を見ない、独自の発展を遂げました。
モノづくりNIPPONのシンボルと言っても過言ではないと思います。
僕たち日本人、特に『モータースポーツ大好き人間』は、
大排気量や、高額なスーパーカーに目が行きがちです。
もう少し、軽自動車というジャンルに
『これでイイのだ!』👍👍👍
と誇りを持ってもイイのではないでしょうか?
***本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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軽自動車は日本独自の
『軽自動車規格』
で作られています。
(全国軽自動車協会連合会のHP)
そしてF1に代表される『フォーミュラーカー』とは、
直訳すると
『規格車』なのですよ。
どちらも、
さまざまな制約のもと、その『規格の範囲内で作りなさい』というクルマ。
(軽自動車の場合、長さ3.4m以下 高さ2m以下 幅1.48m以下 排気量660cc以下)
ぼくは日本の軽自動車が大好きです。
ディーラーに気になる軽自動車が展示されていると、思わず立ち止まって見つめてしまいます。
『とにかく、カワイイのです。』
こじんまりした軽自動車に乗り込んでみると、外観からは想像できない、
大人四人が十分に乗れる、ひろびろ空間。
エンジンルームには、
『こんな小さなエンジンで走れるの?』
なんて、思ってしまいそうな、
『660cc』という排気量のエンジン。
よろしいですか、皆さん、
1cc = 1ミリリットル(ml)ですね。
軽自動車のエンジン排気量は
『660cc = 660ミリリットル』
ということは……
『350ミリリットルのペットボトル2本分より、小さいエンジン』なのです。
それでも、この小さな『心臓』を積んだ軽自動車は、
大人四人と荷物まで積み込んで、軽快に走ります。
実に、けなげですよね。
なんか、改めて考えると『奇跡のクルマたち』のような気がします。
日本の技術者たちが、車づくりの歴史の中でコツコツ積み上げてきた技術と、
独創的なアイデアを注ぎ込んで作られた車。
それが
『軽自動車』と言えますね。
その機能美は、海外の自動車デザイナーも絶賛するほどです。
(ランボルギーニのデザイナーがスズキのワゴンRを愛用しているという記事)
軽自動車は、その使い勝手の良さで、他の大きな車を圧倒しますね。
街へお出かけして買い物したり、
子供たちを送り迎えしたり。
あまり運転が得意でないママさんたちでも、安心して乗れる取り回しの良さ、車のサイズ感。
そして滅多なことでは故障しない、タフネスさ。
だからこそ、農業、林業、建築、流通などのプロユースに、軽自動車は欠かせない相棒となっているのですね。
***
軽自動車は、そのバリエーションの多様さ、『振れ幅の大きさ』といった点でも、驚くべきジャンルと言えます。
例えば『本格スポーツカー』というジャンル。
ホンダの『S660』
このクルマは、軽自動車にも関わらず、なんとミッドシップレイアウトでオープン2シーター。
その走りのポテンシャル、操る楽しさは、群を抜いています。(ボクもレンタカーで、その楽しさを実感しました!)
また、同じく、ダイハツの軽スポーツカー。
『コペン』
も根強いファンの方たちがいらっしゃいますね。
軽自動車という、限られたスペースの中、
スイッチひとつで、屋根がトランクに格納される電動ルーフの見事さ。
その動きを実際に見ると、まるで
『日本の伝統工芸品』
のような、緻密な細工に圧倒されます。
まさに、
『軽のダイハツ』
の面目躍如、といったところでしょうか。
****
軽自動車には、本格オフロード車もあります。
ご存知、スズキの『ジムニー』です。
初代は1970年発売。
永くファンに愛され、50年間も作り続けられてきました。
まさに、軽自動車枠を超えた、日本を代表する偉大な『レジェンドカー』でもあります。
ジムニーの歴史はこちらから。
そして、日本独自の進化と発展を遂げた『規格・フォーミュラ』車である、軽自動車は、世界中で熱烈なファンを持っています。
その代表が、
『軽トラック』です。
海外のひとたちにとって、軽トラックというジャンルは、日本製しかない、
まさに
『オンリーワン!』
の存在なのですね。
特に、その外見に似合わず、タフで故障も少ない。小回りが利く。
エンジンが静か。(狩猟にはすごく有利だそうです。獲物の近くまで寄っても、気付かれない。)
その上、少ないガソリンでよく走る。
さらには、その見た目がカワイイ。
軽トラで街に出かけると、注目の的だそうです。
これぞ、
『COOL JAPAN !!』
ですね!
***
ここまで海外の人から注目、称賛、される日本の『Kei自動車』
体の大きな欧米人は、最初はびっくりしたでしょう。
あまりの小ささに。
でも、軽トラのように、
実際に使ってみると、すぐに分かるのです。
『こりゃいいぜ!!』
『本当にクールだ!!』
”良いものはイイ”
これは、万国共通です。
『軽自動車規格』という厳しい制約。
それがあったからこそ、日本の軽自動車は、世界に類を見ない、独自の発展を遂げました。
モノづくりNIPPONのシンボルと言っても過言ではないと思います。
僕たち日本人、特に『モータースポーツ大好き人間』は、
大排気量や、高額なスーパーカーに目が行きがちです。
もう少し、軽自動車というジャンルに
『これでイイのだ!』👍👍👍
と誇りを持ってもイイのではないでしょうか?
***本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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