お気に召すまま

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自衛隊を統制する方法を憲法に明記する必要がある。

2018年02月02日 | 改善したいね

「自衛隊という実力組織を「統制」する術」を読んで欲しい。

憲法9条に自衛隊を明記するだけでは誰が指揮するか誰がその動きの規制を行うか、暴走を止めることが出来るのは誰かなどを決めるのが法律になってしまう。憲法と違って比較的用に変更できてしまう事になる。

少なくとも強力な武器を持つ組織の適正な監督、シビリアンコントロールを規定しなければ、戦前のようにクーデターが起きる可能性がある。

また軍隊内警察の上に統制できる組織必要である。戦前の憲兵が一般市民を対象に好き勝手なことをしていたことを阻止できることが必要である。

終戦時、天皇の意向を無視し戦争継続のためクーデターを起こそうとしていたことも知る人ぞ知ることである。このようなことが起きないように統制することが必要である。

これらの統制方法がきちんと憲法に明記されない限り、9条に自衛隊明記すればよいというのを阻止しなければならない。

国家、国旗の法制化において答弁したことが守られていないのが現実で、粘り強く説明する等人の意志を無視した方法がとられているのも現実である。強要と粘り強く説得は同じことであることに気付くべきである。(言葉のマジックである)

つまり安倍総理が言葉巧みに文章を読み上げても、憲法にその言葉が明記されない限り反故になることは明白であり、軍事産業、自衛隊組織の癒着を阻止する方法が明記されなければ戦前のように馬鹿げた汚職がとどまらないことも明白である。

事実、専守防衛であったはずの自衛隊が、集団自衛権なるものを閣議決定で決定することで正当化することなど昔の手段でごり押しそのものである。

つまり、北朝鮮と米国が衝突した時、自衛隊が米軍を守るため北朝鮮と戦闘になることも辞さないことになり、専守防衛を言葉巧みにあたかもからめ手で破ることになる。集団自衛権はもろ刃の剣であり、使ってはならない手段である。特にトランプ大統領のような人種差別を是とする大統領が率いる軍隊は民主主義の軍隊であっても命令一過戦争をするのは湾岸戦争、ベトナム戦争、朝鮮戦争、アフガン戦争において繰り返し示されたことである。

自衛隊の統制を明記しない9条改正はNGである。

 

======<by やじさん>======

 

 

 

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