(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

イギリスのスケートボード・アート

2005-11-12 | アート
以前にもこのブログ内でスノーボード型のひつぎをご紹介したが、今回はスケートボード型のオーダーひつぎである。

以前の物とは柄が違い、この2メートル程もあるひつぎは、今回も私の知人であるイギリスのオーダーひつぎ屋さんが作成した物である。

このオーダーひつぎはティーンエイジャーの少年が毎日使っていたスケートーボードで、事故に会い亡くなった両親が彼の為に、大好きだったスケートボード型のひつぎをオーダーしたとか、、。

イギリスでは、亡くなってからフュネラル(お葬式)まで約、1週間は費やすので、こう言ったオーダーひつぎを作る余裕がある。ご遺体は冷暗所にしばらく保管される。

又、このオーダーひつぎ屋さんにはこうした個性的なひつぎの雛型がある程度存在し、『故人』になった人のご遺族や、『故人』になるであろう人の希望に対応できるようだ。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は本当に遺族達や、『故人』になるであろう人の希望をここまで叶えてくれる『故人が主役』の葬飾である。
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アメリカの不思議なオーダー家具

2005-11-11 | アート
このナチュラルなウッドで作られたタンスはアメリカのオーダーひつぎ屋さんが作成した『家具ひつぎ』である。

元々、家具屋さんであったこの会社は、1日しか使わない『ひつぎ』と言う『家具』に大金を費やすのは無駄であると考え、このような生前にも使える家具のオーダーひつぎを作成して販売している。

写真では分かりにくいが、タンスの真中の部分がひつぎになっており、実際にひつぎとして使えるのだ。

木材のチョイスも出来、また写真ではナチュラルスタイルであるが、好きな色をペイントする事も出来、ひつぎの中の布張りの布の選択も出来る。
例えば、真紅のベルベット布地など、好きな布のオーダーもできるのだ。

実際にひつぎとして使う『当日』がやってくるまで、『故人』となる人が、生前にはタンスとして、使う事ができるのだ。とても合理的ではあるが、毎日ひつぎを見て暮らすのはどうなのだろうか?

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は、斬新で、ユニークである。
実際、このオーダーひつぎ家具屋さんは、色々な人から注文を受けて成長しているらしい。

人はいつ死ぬか分からない。若くても病気や、事故でいつ人生がフィナーレを迎えるか分からない。『備えあれば憂いなし』であろうか?

このアメリカのオーダー家具ひつぎ屋さんも、私の知人であるイギリスのオーダーひつぎ屋さんの友人である。
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イギリスのヴィトンの最新オーダーバック

2005-11-10 | アート
以前このブログでもご紹介したスポーツバック型のひつぎを皆さんは覚えているだろうか?

今回の写真はヴィトンのバックのゴルフバック型のひつぎである。写真では見えにくいが、長さ2メートルはあるこのヴィトン柄のバックのひつぎは、ヴィトンと言う高級ブランドに敬意を示したものであるとか、、。

スポーツ好き、特にゴルフ好きである『故人』になる人のオーダーらしい。

このひつぎも私の知人のイギリスのオーダーひつぎ屋さんがごく、最近、作成した物である。

ゴルフが大好きな人はこうしたバック型のひつぎに埋葬されたいのだろうか?
ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいると、本当に西洋人達の自由で、本能のままに生きている姿を良く目のあたりにする。

高級ブランドが好きな人は、ひつぎまでブランド物であってもそれが、『故人』が望む形あれば、良いのではないだろうか?
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アメリカのフュネラル・アート

2005-11-09 | アート
写真はアメリカの『アートひつぎ』である。

日本でペイントされたひつぎと言うと、漆塗りのようなペイントで何か怖い感じの花模様などが描かれた古臭い物は私も知っているが、(まったく、日本の葬儀業界は時代に取り残された分野である。)『お洒落なペイントアートひつぎ』は日本では見かけない。

このアメリカのアートオーダーひつぎ屋さんは、またもや、私の知人であるイギリスのオーダーひつぎ屋さんの友人である。

エンジェルのペイントや、エイズでなくなった人の為のピンクリボンが描かれたひつぎや、アメリカのエア・フォース、アーミーの飛行機とアメリカの星条旗が描かれたひつぎが、絵画としてひつぎと言うキャンパスの上でアートとして、存在し、故人が生前にオーダーする事が出来る。

又、遺族がアートひつぎを故人の為に選択する事も出来る。

ひつぎの色も沢山種類があり、この写真では真っ赤なひつぎにアラカンサス州の大学の模様が描かれた物などもある。

ひつぎに綺麗な絵画を描いていけない事はないはずである。その絵画が『故人らしい』のであれば、、、。
人生の締めくくりである、フィナーレを思い切り『故人らしく』葬飾してあげる事に誰が規制をかけれるのか?誰の葬儀か?

古くて融通の効かない葬儀社主導のやたらと高すぎる葬儀はもう崩壊しかけている。
昨今では高すぎる葬儀の価格破壊は進みつつある。

『故人が主役』の葬儀を司るお手伝いをするのがフュネラルアーティスト(葬儀・葬式の空間装飾)である私の仕事であると思っている。

私と同じ葬式改革心を持った新しい葬儀社が仲間となり、一緒に改革出来れば、、と思っている。







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西洋の『レオパード』デコレーション

2005-11-08 | アート
豹柄『レオパード』はロンドンでは良くデコレーションに使われるアイテムである。

日本では、豹柄はちよっと品が無く、オバサン達が好む柄のような印象があるが、私が長年暮らしたニューヨークや、ヨーロッパでは上品なマダム達がコートの襟にあしらったり、インテリアとして、豹柄のアイテムを取り入れたりしながら、本当に美しくしかも妖艶に部屋や、ファッションにデコレーションしている。

ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学びながら、街のショーウィンドウのデコレーション達が、とても大人っぽく、豹柄を組み込ませながらしかも、上品にアクセサリーやら、インテリアなどと、飾られてあるのを良く見かけたものだ。

『豹柄』にも上品な豹と安っぽい豹があり、この柄の選択で、デコレーションが美しくも、醜くもなるので、ヨーロピアン達の『豹柄撰び』のセンスがデコレーションの作品をアートにさせているのだ、と感じる。

『レオパード』は私が好きなアイテムの1つでもあるが、使い様によっては、危険なアイテムでもある。
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イギリスの妖艶なキャンドル

2005-11-07 | アート
枯れ木を利用したキャンドル・シャンデリアである。

これはイギリスのキャンドルのアイディアである。西洋人は(特にヨ-ロピアン達)キャンドルが好きで、自分達でアイディアを駆使し、キャンドルホールダーを製作したりする。

キャンドルは色々な場面に登場し,例えば、ブティックのショーウィンドウやら、デパートメントのデコレーション、そして、レストランにも、、、。

私がロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいる時も、ロンドンの街中のショップ達のショーウィンドウがまるで、アートの美術館のようにデコレーター達がアイディアを出した作品達で溢れかえっていた。

ちょっと妖艶な感じのデコレーション・アートが、ロンドンでは多く、私のデコレーションの作品達も、ヨーロピアンの感覚が強く影響している。

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アメリカのビリヤード・インテリア

2005-11-06 | アート
ビリヤード台になったひつぎ家具である。

以前からもご紹介しているアメリカのオーダーひつぎ家具屋さんが作成した物である。
この家具屋さんは以前は普通の家具屋であったが、1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金を払うのは非合理的と言う事で、インテリアにでも使えるひつぎ家具を作成している。
『故人』になる人が、生前ビリヤード台として、趣味を謳歌し、最後にひつぎとして使うらしい、、、。
男性でビリヤードが趣味な人は日本にも結構いるはず、、。またビリヤードのプロだった人達(ハスラー達)はビリヤードのひつぎで人生のフィナーレを迎えたい人もいるかもしれない。

ダンディーな男性なら自宅にお洒落なインテリアとして、ビリヤード台があるかもしれない、が、ビリヤード台型のひつぎなんてどうだろう?

男性が通うエステ『ダンディーハウス』が人気である今の日本で、ビリヤード型のひつぎ家具も人気が出るかもしれない。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)もお洒落である。
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ロンドンの男性の部屋のデコレーション

2005-11-05 | アート
ロンドンのアンティークゴルフのクラブを部屋の壁に装飾したものである。

イギリスでは自宅のインテリアを自分達で装飾する事がとても多い。私がロンドンで暮らしていた頃もテレビで、毎日ほど自宅を手軽にインテリアの装飾をリフォームしたりする番組がオン・エアされていた。

日本のお昼にやっている主婦向けのプチ・リフォームの番組と違うのは、壁を自分達で塗り、(その壁の色のチョイスも本当にヴィヴィト色など斬新で、例えば真黄色や、真紅やショッキング・ピンク、グリーン、黒などの色を好む)どちらかというと大人っぽい『装飾』を自分たちで手掛けてしまう事だ。

壁にこうして、自分の趣味の道具などをデコレーションするのが本当にロンドナー達は上手だ。

ロンドンの街のショップや、デパートメントのショーウィンドーのデコレーションを手掛けるのは男性のアーティスト達が多く、彼らの斬新さには本当に魅了される。
最近では日本でも男性のフラワー・アーティストが多いが、デコレーター(商業デイスプレイ装飾)の世界ではまだ女性の方が多いように思う。

フュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)の世界のフラワー・デコレーションでもロンドナーの男性フラワーアーティストが活躍している。
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赤と黒のアメリカの葬飾

2005-11-04 | アート
写真はアメリカの赤と黒のコントラストの強い配色の霊柩車である。

写真では分かりにくいが、普通の車にセットし、引きずっていくタイプの(キャンピング・カーの様に)霊柩車であろう。

黒地の外壁と、内部の真紅のカーテン等のデコレーションがちょっとドラキュラちっくだけれど、実際に使える霊柩車である。
日本では、霊柩車に『赤い色』を使った物は見た事がないが、西洋ではこうして、赤、ピンクなど、色の規制は本当に無い。

ロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいた時も、ロンドンナー(ロンドンっ子)の真紅の薔薇などの葬飾の感性に、何度もため息を付いた事があった。

写真の赤と黒の霊柩車は勿論、個性の強い方が生前に予約をして、使うのだろうけれど、こんな霊柩車があってもよいのではないだろうか?何度も言うように、それが『故人らしい』のであれば、、。

人生の総仕上げである『お葬式』と言うフィナーレを、最後に思いっきり、故人の好きなように送ってあげるのに誰が規制をかける事ができるのだろうか?
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アメリカのシンデレラの白い馬車

2005-11-03 | アート
女性ならば、幼い頃だれでも『シンデレラ』に一度は憧れるものである。

おとぎの国の夢の中に自分が存在する様に、綺麗なドレスを着て,真っ白な馬車に揺られて、、、。
写真はアメリカの白いガラス張りの霊柩馬車である。このブログ内で何度と無く、イギリスの霊柩馬車の事をご紹介した事があるが、アメリカには、数は少ないが、このような馬車の霊柩車が存在する。

写真では馬の部分が写ってないが、この様なガラス張りの霊柩馬車にひつぎを乗せ、周りを一面真紅の薔薇の花で飾ったフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)をロンドンの街角で偶然目撃した事が私が、フュネラルアーティストになるきっかけであった事は、このブログを始めた1ページ目にご紹介させて頂いた。

偶然の出会いから人の進む道は決まるものである。
そして、ロンドンの現地の大手葬儀社に頼んでフュネラルアートを研究している時にも、この様な白いガラス張りの霊柩馬車にピンクの花達が、たくさん飾られたフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を何度か目撃し、その様子がまるで、おとぎ話しの『シンデレラ』の馬車の様で、これがお葬式か?とその美しさに見惚れたものである。


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アメリカのオーダー電話機

2005-11-02 | アート
日が暮れるのが早くなってくると、秋の夜長に長電話をしてしまう女性っているはず。
暗闇が早くくると、人恋しくなり今の時代なら携帯で長時間、話し込んでしまったり、、。

写真は電話ボックス型のオーダーひつぎである。アメリカのひつぎ屋さんが製作した物で、以前にも触れたが、元は普通の家具屋さんであったオーダーひつぎ屋さんが、たった1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金を払うのは、非合理的だと言う事で、オーダー家具ひつぎをデザインし、作成した所、色々な人から生前に家具ひつぎの注文が舞いこんだらしい。

写真では見えにくいが、ちゃんと電話機が付いており使えるのだ。
内部の装飾も例えば、黒いベルベットの布地や、真紅のベルベット、を選べオーダー出来、材質もチョイスする事ができる。
外部のひつぎの色もペイントする事が出来、色も自分の好きな色にオーダーする事が出来る。

オーダーした『故人』になる人が、『その当日』が来るまで自分の家で、電話ボックスとして、使用するなんて、、。
アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は本当に合理主義である。
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イギリスのドングリの実の葬飾

2005-11-01 | アート
今年は秋が短い様に感じるのは私だけだろうか?
いつまでも続いた暑さが終わるとすぐに『冬』がやって来たように思えるこの頃であるが、『秋』と言えば、ドングリなどの『実なり』の季節である。

写真はリサイクル・ペパーで出来たイギリスのオーダーひつぎ屋さんの作成した『アーン』(英語で骨壷)である。

日本の骨壷の感覚と大変違うのは、イギリスの骨壷達がとても可愛いデザインが多く見られる事である。以前にもご紹介したが、ブロンズの薔薇の模様の骨壷とか、イルカの模様の物とか、オルゴールのような綺麗なボックス達の骨壷であった。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はリサイクル出来る(自然に帰る事が出来る)フュネラル関係の作品達も多く見うけられる。

この写真の骨壷は勿論、幼くして亡くなられた子供さんの骨壷としても、とても可愛く、日本の冷たい感じの骨壷よりも、とても暖かく感じるのは私だけだろうか?
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