kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

3カ月(+1日)

2020-06-08 16:24:59 | 

昨日はおとうと犬の3回目の月命日でした

特別なことはなくて

いつもと同じようにいろいろお話して過ごすけれど

あれからまだ3か月とは・・・

生活上のやるべきことは特に変わってないけれど

おとうと犬がいなくなったこと

おとうと犬のお世話が無くなったことで

日々の過ごし方、時間の使い方はずいぶん違ってきていて

そこにコロナ騒動があったから

あれからずいぶん遠くに来てしまったような感じがして

寂しいような・・・

でもね

ここ1か月くらいは

夜、時々おにいちゃん犬やおとうと犬の声が聞こえる気がするんですよね

ワンワン!とかではなく、「くぅ~ん」とか「ふぅ~ん」とかの

甘えたりすねたりお願いするときの優しい声

おにいちゃん犬はなくなってからもう2年近くたつけれど

まだ声はちゃーんと覚えてるから

ほかのわんこの声と間違ったりしないし

ウトウトしてる時でも気づく

いや、もちろんその声の方に行っても何も見えないですよ

でも

それでもちょっとうれしくて

なんか気持ちが落ち着くから、それでいいと思ってる

きっとわたしがそそっかしいし、失敗ばかりするから

心配で様子見に来てくれてるんだな、って思って・・・

えっ、盛大な空耳?

きっとそうだと思います

でも

どう受け取るかはその人次第だし

誰にも迷惑かけなければ、いいんじゃないでしょうか?

そんなことでちょっとでも癒されて幸せな気持ちになれるなら

むしろありがたい気がします

だから、最近は今まで以上におふたりに話しかける時間が長くなってる

あ、それがいいこともあって

頭の中にあることをちゃんと言葉にすると

自分が何をどう思ってるかが確認できるし

考えていたことの矛盾点に気が付いたり

実際は逆のこと思ってるとわかったりしますから

だからおふたりに話しかけながらいろんなことに気づいて

意外と学べます

そんなこんなの3カ月

おふたりがわたしと共に歩んでくれたことに精一杯感謝して

これからもおふたりの力を借りて

少しずつ前に進んでいきたいと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント (2)
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2カ月

2020-05-07 17:48:13 | 

おとうと犬が旅立って2か月

以前はもっとうつうつとした日々を過ごすかもって思ってたけど

コロナ問題が延々と続いてるせいで、心配事が多いためか

悲しみに沈む余裕がない

新型コロナウイルスに感染して具合が悪くなってる方や命を落とされる方

そしてそういう方に寄り添えないご家族や友人はもとより

常に感染の恐怖と闘いながら日々必死で働いておられる方

仕事ができず収入が無くなって生活が苦しい方やそのご家族

経営していた会社やお店がつぶれてしまった方

家にいる時間が長いせいでDVに苦しんでいる方

学校に行けず勉強が進まないせいで将来が不安になってる子供たちなど

とにかく自分としては何もできないけど、コロナ終焉まで何とか頑張ってほしいと願い

ひたすらうちのおふたりの前で祈る・・・

もうおとうと犬はわたしの中では神様みたいなところにいるから

朝晩とにかく長々とお願いをして祈るし

それ以外にも思ったこと、考えたこと、その日あったことなどをちょくちょく聞いてもらう

・・・まあずいぶん気さくな神様なんですけどね・・・

なので

自分が思ってたほどつらくなることはない

ちょっとこれはどうかなと思うのは

最近はおとうと犬の毛もほとんど見かけなくなり

洗濯機のごみネットにも

以前はあれほどいっぱい入ってた毛がほとんど見当たらなくなってる

だから毛が目に入ってごろごろするってこともほとんどなくなり

いいことなんだろうけど、なんだかちょっと寂しい

だからね

たま~におとうと犬の毛を見つけると

ちょっと捨てがたい気持ちになっちゃう

いや、さすがに最後は捨てるんだけど

ちょっとつまんでじっと見つめたりして・・・

自分でもこれはどうかとは思うけど

ちょっと心が揺れ動くみたいなことはある

けど

悲しくてつらい、みたいなところには今はいない

もしかしたらおふたりはわたしの中に入っていて

一緒に同じ方向を見ている感じなのかも・・・

だからもう目には見えないけど

一緒にいる感じはずっとしてる

そんなこんなのおとうと犬の2回目の月命日は

やっぱりコロナウイルスのことが心配で

いっぱいお願いしまくっている飼い主なのでした

なんだかおふたりの前に座るたびに

「また来たよ~」っておふたりがため息ついてる気がする・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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1か月

2020-04-07 14:54:59 | 

おとうと犬が旅立って

今日で1カ月

おにいちゃん犬の時と違うのは

おとうと犬がいなくなってからすでにずいぶん経ったように感じられること

たぶん新型コロナウイルスがここ1か月で驚くほど世界中に広がり

不安や心配、考えることがすごく多かったので

そんな気がしているんだと思う

もちろんおとうと犬を忘れるとか遠くなったとか感じることは全くなくて

おにいちゃん犬と並んだおとうと犬のお骨にも

それはそれは頻繁に声をかけるし

時々背中に気配を感じて振り向いちゃうことも・・・

だから

もう見えない存在にはなってしまったけれど

おふたりはやっぱりわたしのそばにいて

今まで通りわたしのお世話を焼いてくれてる

そう

この期に及んで思うのは

わたしはお世話してたようで実はお世話されてたんだなってこと

この子たちのおかげでどれだけ支えられ救われてきたかが

今はよくわかるし

いまだに支えてもらわないとダメなんだな~と思うことがいっぱい

おふたりの遺品整理はかなり進んだけど

それはここにいろんなものがあるとおふたりが後ろ髪を引かれて向こうの世界で自由にできないんじゃないか、と思ったからで

お骨になってもいつもわたしのそばにいると感じるから

喪失感みたいなものはないんですよね

それよりはおとうと犬には向こうの世界のことをおにいちゃん犬に良く教わって

今まで知らなかったこと、見られなかった世界をいっぱい見て知ってほしいし

そうしながらわたしのこと、世界のことを見守ってほしいな、って思う

それでほかのわんこがどう育てられてるかもつぶさに知って

「うちの母さん、ぜんぜんだめじゃん」ってため息ついてるかも・・・

まあ事実だから仕方ないけど・・・💦

それとね

おふたりとも最後はつらい時間があったから

もうそういうつらさは全然なくて目も見えて自由に飛び回れるところにいるっていうのは

飼い主としてはこれ以上ない安心感に包まれる

そんなこんなのおとうと犬の1カ月

虹の橋のたもとのお花畑で大好きなおにいちゃん犬と戯れながら

こちらの世界のあれこれを優しく見守ってほしいなぁ、と思う

そして

いつかはそっちに行くから

面白おかしい話やうれしい話を山ほど抱えてそっちに行くから

待っててね・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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おとうと犬が旅立ちました

2020-03-07 14:42:09 | 

おとうと犬が

今朝4時58分に旅立ちました

15歳と8か月13日のことでした

 

昨日は呼吸状態が2度も悪くなり

せめて夜だけは穏やかにゆっくり休ませてあげたい、と思っていたけど

ベッドに移ってさあ寝ようというタイミングで

小刻みに足が震えてきて

そのうち首をぐーっと反らしたかと思ったら

四肢をピーンと突っ張らせた発作が始まり

ひとつひとつはそれほどひどい感じじゃなかったけど

小刻みな震えと足の突っ張りが交互に来てなかなか止まらない

そのうち小さい声で吠えたりもして

見てるだけでつらいのがすごく伝わってくるけど

わたしとしてはどうしてやることもできず

発作が落ち着いたときにお水を飲ませるとか

トイレシートをこまめに取り換えるとかしながら

時々声をかけながら抱きしめるくらいが精一杯

それでも少し落ち着いたかと思って眠り始めるとまた発作が始まり

なかなか休めない

そのうち何かうなるようになって、ふとお尻を見たら

こんな時なのに自分でうん〇をしてた

なので落ち着いたのを見計らって下半身をお湯で丁寧に洗い

ドライヤーできれいに乾かしてあげると

ちょっとさっぱりしたようでウトウトし始めたけど

結局それも長くもたないまま、また発作が始まり

もうこれ以上おとうと犬を苦しませたくないと思っていたら

おとうと犬の体力も限界に達したようで

また下あごを引くような呼吸が始まり

しばらく声掛けしながら見守っていたけど

まず呼吸が止まり

そのうち心臓の鼓動も止まりました

おとうと犬、最後まで本当によく頑張りました

今回のことだけでなく

失明のこと、角膜穿孔のこと

そして11月からの腎不全に始まり、水晶体脱落のあたりの命の危機を乗り越え

数々の奇跡を私に見せてくれたおとうと犬

飼い主として本当に誇りに思うし

この15年余りを共に過ごせたことに感謝の気持ちしかありません

それに引き換えわたしはおとうと犬に十分なことをしてやれず

申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・・

今までおとうと犬を応援してくださった皆様

本当にありがとうございます

皆さんのお力をたくさん借りて

おとうと犬はここまで頑張ってこれたのだと思います

心より御礼申し上げます

 

今はまだ私の気持ちが落ち着かず

何かしてないといられないのに、何をしても集中できないっていう有様ですが

穏やかな顔で眠ってるおとうと犬に取り留めないお話をしながら

今日を過ごしたいと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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何が何だか・・・

2020-03-06 21:45:13 | 

昨夜からご飯は全く食べず、水分もあまり摂れなくなってる

おとうと犬

でも輸液をしてるからおしっ〇は作られる、のはいいんだけど

ついこの間まで立った姿勢でしかトイレしてなかった彼には

横になったままでのトイレはかなりハードルが高いらしく

夜中も1~1時間半ごとに「くぅ」とか声を出しながら何度も腹圧をかけて

かなり必死

なのでわたしも起きてお腹を軽く押したり応援したりして

そのまま朝を迎えた

で、今日はどうか落ち着いた1日でありますようにと

おにいちゃん犬と神様にお願いしてあれこれ朝の活動をしてると

おとうと犬が「ぐっ」と変な声をあげるので

慌てて見に行ってみたら

また昨日と同じ、下あごをひくような危ない呼吸

意識もなくカッと目を見開いてぐったりしてるので

やっぱりもう無理・・・?と思いつつ

姿勢が苦しそうだったので直して、「頑張ったね」などと声をかけていたら

・・・なんだか呼吸が元に戻ってる

え~、奇跡の復活再び?!と思いつつ体をさすっていたら

そのうち瞬きをするようになり、意識も戻ってきた様子

もう体の力がすっと抜けそうだったけど

今日もやっぱりご飯もお水も摂れてないので

急いで輸液を始める

ちょっと多めに入れて、身の回りをきれいに整えると

今度は足が冷えてきたようで、ぶるぶる震え始めたので

しばらくカイロと手で温めていたら

そのうち寝始めた

はぁ~、こっちの心臓も止まりそう・・・

そんなことがあったので

やっぱり日中もおとうと犬のそばにいてあれこれ世話を焼く

特別なことはできないけど、目薬とかトイレシート交換とか、足をさするとか

やることは結構あって、ゆっくり休んでる時間もないけど

おとうと犬のことは今しかできないから

とにかく全力でお世話してあげたい

それでね

実は夜になってからももう一度呼吸が危なくなったんだけど

また復活

一体全体おとうと犬の体はどうなっているのか

何が何だか全くわからないけど(たぶんおとうと犬自身もわからないでしょうね)

とにかく最後までおとうと犬のそばにいて

できるだけ穏やかな時間と空間を作ってあげようって改めて思ってる

飼い主なのでした~

しかし、わからない・・・

けどわたしは何となく覚悟ができてきました・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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