kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

えっ、カビが・・・?!

2024-12-08 18:03:47 | 日記
これは少し前に出ていた記事なんだけど

1986年に爆発事故が起きたウクライナのチェルノブイリの原子力発電所は

未だに半径30kmの立ち入り禁止区域では

放射線レベルが高い状態が続いているんだけど

そこにクラドスポリウム・スフェロスペルマムというクロカビがはびこっているのが

発見されたそう

そして驚くのが

このカビは放射線が高いところでも生きられるだけじゃなく

まるで植物が光合成に光を使うように

放射線をエネルギー源として使っているのだそう

具体的に言うと、このカビはメラニンを持っていて

このメラニンが放射線を吸収し、エネルギーに変換しているとのこと

って

すごくないですか?!

人が生きることが難しいほどの放射線を逆にエネルギーにするなんて・・・

なので科学者たちは汚染地域の放射性物質をこのカビが取り込み

放射線レベルを下げることが可能か

その実現性を探っているんですって

また放射線と言えば、宇宙空間でも強烈な放射線が飛び交っているため

今はまだ火星やその先への長期ミッションになかなか手が出せていないけど

このカビが宇宙飛行士を守ることができるのか

すでにISSにこのカビを送って実験が行われているそう

日本でも東日本大震災で福島第一原発で爆発事故が起こり

今もまだ廃炉に向けが作業が延々と続けられているけど

もしこのカビが放射性物質を下げることができるなら

福島の未来も明るくなるのかも・・・

このカビはさらに低い温度や塩分・酸性度の高い環境でも耐えることができるそうで

もしかしたら人類の救世主になる可能性も・・・

もちろんこれが人に対してどういう影響があるのかも調べる必要があると思うから

すぐにどうこうとはならないだろうけど

カビと言えば

汚いところに繁殖したり、アレルギーの原因になったりと

わたしたちにとっては悪いイメージが強いけど(もちろん薬になったり、いいこともありますが)

これからはカビもいろんな性質が発見されて

むしろ人類の味方、みたいになっていくこともあるのかも

そう考えると

わたしたちの日々の生活も、未来も

いろんな命に支えられているんだなって

改めて思わされる・・・

時にはカビにも感謝しないとねって思った

放射線を食べるカビのお話でした




遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (2)
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