５年たって

あの日から

５年の月日が過ぎた

映像を見てると

ついこの間のような気もするし

ボランティアに行ったことは

ずいぶん昔のような気もする

荒れ果てた残骸ばかりの土地が

整地されて見違えるようになったところもあれば

まだ何も変わってないところもある

自宅を再建して頑張っている方もいれば

仮設住宅から動けない方もいる


大きな災害だったから

そう簡単には元通りにはならない

光はまだ遠く

道のりは厳しい


天災は

これからも起るだろう

この地に生き続ける限り

私たちの戦いはそこにある

それを乗り越えるために

やらなくちゃならないこと

それは

私たち自身を変えること

今までと同じことをしてたら

また同じ被害を受けるだけ

大切なことに

優先順位をつけて

ひとつひとつ

丁寧に

対策を施していくしかない

それが

震災で亡くなった方々への

一番の孝行

もう二度と

大切な命を失わないために

やるべきことは

たくさんある


国際社会の中で

担うべきことも多いけれど

自国民を置き去りにして

世界に尽くしてなにになる？

私たちあっての日本

それは

いつの時代にも変わらない


５年たって

私は変わったかな

もっとできることがあるんじゃないかな

役割の大きさじゃなくって

自分がもっと踏み込めることがあるんじゃないかな

今年は

この日を通して

自分を見つめて

変えていきたい

いつか来る災害に向けて

そして

もっと先の

自分のために