カンボジアでこのほど
英雄ネズミが5年間の活動を終え引退するという
それはアフリカオニネズミの「マガワ」で
22万5000㎡の土地で地雷71個、不発弾38個を発見したそう
これはAPOPOという非政府組織が
地雷に体重を検知されないネズミに
化学物質の臭いを検知して調教師に教える訓練をして地雷除去に当たっているもので
マガワはその功績が認められ、メダルを送られたこともあるという
そして間もなく7歳になるマガワは
活力にやや衰えが見え始めたため
この度引退することになったそう
これらのネズミなどのおかげで
カンボジアは430万㎡の土地で地雷などが撤去され
人々が安全に生活できるようになっている
この話を聞くと
一見素晴らしい美談のように聞こえる
でも
よく考えてみると
このネズミはわたしたちのあるまじき行いのしりぬぐいを
長きにわたってさせられていて
ネズミとしての一生は台無しになってるってことに
気づくはず
中には稀に天職のような子もいるかもしれないけど
大概は自分の意志ではないところで訓練を受けさせられ
わたしたちに利用されただけ
彼らはネズミとして一番心と体が充実している時期を
地雷除去に利用されて
もういいよって言われたときはやりたいことが全然できないお年頃になってる
こういうの、どうなんでしょうね・・・
まあこんな風に私たちが動物を利用してるケースは
たくさんあるけれど・・・
どんな動物だって心があり、それぞれの生き方があるんだから
人が勝手に利用するっていうのはどうかな・・・
それより動物に変わるロボットを開発するなりして
自分たちのしりぬぐいにほかの命を巻き込まないようにするのが
当然だと思うけど・・・
このネズミさんに対しては本当にありがたいと思うけど
今後は他の命を巻き込まないやり方にしてほしいなと
つい思ってしまうわたしなのでした
遊びに来てくださって、ありがとうございました