今年もまたこの日がやってきて
日本中が鎮魂や防災への想いを新たにする
映像などを見るとついこの間のことのようにも思えるけど
あれから14年がたち
人で言うと当時生まれた子はもう中学2年生
それだけの時間が費やされた今を見てみると
東日本大震災の避難者がまだ27615人もいるという衝撃
人の生活状況はそれぞれ違うから
高齢だったり仕事が無かったりいろんな事情で
避難者が0になるってことはないかもしれないけど
3万人近くがまだ避難した状況というのは
どうなんだろう
仮設住宅についてはまだ552戸残っているそうだけど
インフラは復興道路については完了し、海岸の復旧はのこり1%まで来ているし
産業も営農可能な農地は96%に上り、業務再開した水産加工施設も99%に達している
だから
この先また皆さんが住んでいたところに戻ってくるってことは
ほとんどないのかもしれない
そうなると
これから起こる可能性が高い南海トラフ地震ではこれを大幅に上回る被災者が出るはずだから
特に海に面した地域では
インフラや産業の被害、遠くへ移住する被災者などのことを
十分考えていかなくちゃならないと思う
もしかしたらその後、日本の地図も少し変わってるかもしれませんね・・・
石破総理は追悼復興祈念式で
「防災庁を作って世界一の防災大国にするべく尽力する」と話したそうだけど
去年起きた能登半島地震では
避難所の設備や対応は14年前とほとんど変わってないようだったし
被災して、避難所でさらにつらい思いをするなんて
本当にあってはならないこと
被災したらみんなが「避難所に行こう!」と思えるような場所を一刻も早く作ってほしいし
被災した後もある程度安心して暮らせる準備を
しっかりしておいてほしいなって思う
そういうことが
震災で亡くなった方たちへの一番の報いになるだろうから
皆さんが命懸けで教えてくださったことが本当に役に立ちましたと言える日が
1日も早く来るといいなと思います
遊びに来てくださって、ありがとうございました