阪神淡路大震災から
今日で30年
もうそんなに経ったのかと思うけど
大震災のことは割とよく覚えている
というのは
あの頃、その地域に大きな地震が起こると思っていた人は
たぶんほどんどいなくて
それだけに朝のニュースで大地震が起こったと聞いたときは
多くの人が本当に驚いたと思うし
時間を追って被害が甚大になっていくのを見て
地震の怖さを思い知らされた
それと
わたしの働いていたところでボランティアを派遣することになったんだけど
その頃は自分に何ができるんだろうと思って
とても参加するような気持ちになれなかった
でもそういう自分のことがすごく情けなくて
次にそういうことがあったら絶対被災者の皆さんの助けになりたいと思い
どういう助けが必要かとか
自分には何ができるのかとか
少しずつ調べていって
東日本大震災のときは、勤め先ではボランティアは募らなかったけど
自分でボランティア募集の記事を片っ端から見て
できそうなところに連絡を取り、数回ボランティアに行ってきた(もちろん許可は取りました)
まあそれで分かったことは
結局自分はほとんど何もできず
それどころか被災者の皆さんから力をもらったような・・・💦
それはともかく
あれから30年経った今
阪神淡路大震災の教訓は活かされているのかな、と思って見てみると
去年の能登半島地震でも
被災者の方々は寒さに震え、食べ物も十分ではなく
トイレは臭いなど本当に大変だったらしい
もちろんそれでも30年前に比べたらましにはなっているだろうけど
イタリアでは被災者にはテント村が作られて
個々の家族がテントで暮らせるし
トイレカーも必要な分だけ準備され
キッチンカーで暖かい食事が提供され
シャワーカーもあるそう
そしてボランティアは有給で
被災時に備えていろんな活動をしているんだとか
まあ一気にこのレベルまで行かずとも
もうちょっと被災者が落ち着いて過ごせるような環境を提供するよう
政府と自治体が協力して制度を作ってほしいですね
日本では毎年のように大きな地震が起こり
多くの命が失われたり、大けがを負ったりされているし
南海トラフ地震では最悪、死者32万人、負傷者63万人、建物全壊239万戸と予測されていて
それがここ30年の間に起こる確率が80%・・・
もうたった今からでも被災時に備えないと
間に合わないんじゃないかと思う
わたしたちも阪神淡路大震災をもう一度思い出して
自分ができることをしっかり準備して
その時に備えましょう
遊びに来てくださって、ありがとうございました