うちの白枇杷は
硬いつぼみが少しずつ膨らみ
もう一つ二つ開花してる
大きな枝葉に小さな白い花が咲くさまは
とても可憐で
ついじっと見入ってしまう
それでね
これはこの時期に見られることなんだけど
いつも以上に葉が早く黄葉して落ち
その数も多い
しかも
もう成長しきった葉ばかりでなく
まだ生まれたばかりの小さな葉も
ところどころ黄葉して落ちていく
何故その葉が選ばれたのかは
外から見た感じでは全く分からないけど
遺伝子上の理由とかがあるのかしら・・・
他の季節はそんなことはなくて
大きく育った葉がだんだん老いて朽ちる感じなんだけど
この時期は特別そんなことが起きる
だからね
たぶんこれは新しい命を育てるための
いのちの営みなのかなぁ、って
自分の葉を落としてそれを栄養にして命を育てようとしてるのかなぁ、って
勝手に思ってる
植物には明確に「脳」があるわけじゃないけど
次の命を育むために
自分の命を削って全力を尽くす
それはあたりまえだけど美しいし尊いことだって
何だかじんときちゃう
って
庭の植木で感動する
意外に安上がりなおばさんの感動メーター・・・
それに
そんなこと言いつつ
落ちた葉っぱはご近所に飛ぶとご迷惑なので
落ちる直前に刈り取って回収しちゃうんですけどね
もちろんそれはゴミにしないで
完全に乾いたら粉々にして土に混ぜ込みますが・・・
ってことで
白枇杷が順調にお花を咲かせつつあり
冬に向かって葉っぱをいっぱい落として
一生懸命実を育てようとしてるっていうお話、でした
遊びに来てくださって、ありがとうございました