ちょっと前にネットの広告で
面白そうな本を見つけたんだけど
そのまま忘れてたら
たまたま図書館でその本を見つけたので
早速借りてみた
この本は「クジラの歌を聴け」というタイトルで
動物の求愛から育児までを国立科学博物館の獣医の先生が面白く綴ったもので
オスのクジラはえさ場から繁殖場に移動する間にラブソングを作って
それを遠くのメスに聴かせて気を引くそう
確かに移動に5000キロもあったら
うっかりしてるとその間にほかのオスにメスを取られちゃいますからね
しょっぱなからかなり興味津々なお話でつい引き込まれたけど
専門家が書くお話だから
○○目、○○科、なんて文字が出てくると
ちょっとめんどくさいな・・・みたいな気持ちも
でもまあとりあえず興味があるところまで読んでみようって思ってたら
出てくる話がどれも面白くて
どんどん先を読んじゃう
ヤギの交尾は1秒とか
イルカの出産は逆子とか
カンガルーの乳首の先は赤ちゃんが咥えると太くなって口から離れなくなるので
赤ちゃんカンガルーは乳首を咥えっぱなしとか
え~、まじで!?と思えるような話が続くから
ページをめくる手も、どうにも止まらない・・・
だってわたし、猫の乳首が8個っていうのも知らなかったんですよ
犬が10個だから、当然猫も10個だと思ってたし
豚は14個もあるっていうのもびっくり
そこからちょっと脱線して
キリンの平常時の血圧は260mmHgだそうで
確かにあの長い足の先から心臓に血液を戻すことや
ものすごい長い首の先の脳まで血液を届けるのを考えたら
それくらい血圧がないと無理ですもんね
でもそんな血圧を支える強靭な血管が人にあったら
脳出血で亡くなる人も減るんじゃない?なんて考えてみたり
今まで知らなかった世界を面白おかしく知ることができて
大満足
たまには毛色の違う本もいいなぁと思った
動物の本のお話でした
でもね
動物の生態はまだわからないことも多くて
オスになぜ乳首があるかもよくわからないんですって
まあわたしたちは命についてはわからないことが多くて
興味津々で調べるくらいがちょうどいいのかもしれません
ちょっと元気になれる、ワクワクが詰まった本
みなさんは読んでいますか?
遊びに来てくださって、ありがとうございました