これはちょっと前にもニュースに上がってたけど
今月３日に宮崎市で行われた空手大会の小学生同士の試合で
一人が顔面に攻撃を受けた後、顔を抑えながら相手に背中を向けたところ
審判が「やめ」と試合を止めようとしたにもかかわらず
相手のセコンドが「いけ」と声をかけたため
相手の小学生が背後から頭に回し蹴りをくらわせた
これでその小学生が倒れたにもかかわらず
誰もそばに寄ってこず
審判は反則かどうかの協議に入ってしまっている
倒れた小学生に大会関係者が近寄ってきたのが５０秒後で
この子は結局全治３週間の頸椎捻挫になったという
映像を見ると、明らかに審判が止めているし
それなのにセコンドがあおって回し蹴りをさせているのは本当に問題だし
子供が倒れているのに誰も状態を見に来なかったのもどうかしてる
子供は試合中は相当テンションが上がっていて
なかなか冷静な判断は下せないだろうから
そこで周りの大人がちゃんと安全に試合を進められるようにするのが大事
特に空手などの相手に危害を与えやすいスポーツは
いかに安全性を守れるかが一番大事だと思う
それなのに
むしろ大人があおったり、子供を救護しようとしなかったっていうのは
どういうことか・・・
今回は頸椎捻挫で済んだけど
場合によっては頸椎損傷や命のことになることもある
セコンド役の指導者は無期限の謹慎処分になったっていうけど
それだけで済ませていいものか・・・
こういう試合を見たら
子供たちもその親も
もう試合はしたくないと思ってしまうんじゃないかな
空手は本当に素晴らしい競技で
わたしは型が美しいからワクワクしちゃうけど
こういうただの暴力みたいなことが実際の試合で起こっているなら
さらにルールを見直してもっと厳しくしなくちゃいけないんじゃないかなって思うし
こういうことで空手の魅力が奪われてしまうのは
本当に残念だと思う
遊びに来てくださって、ありがとうございました
本当に残念な試合になりました。
蹴られたお子さんも、蹴ってしまったお子さんも傷ついているんじゃないかと心配です。
周りの大人は何をしていたんでしょうね。