今までは病院で疲れることといえば
ただただ待たされる、これが一番だと思ってたけど
先日母の手術の説明を受け
これが一番疲れた
というのは
うちは大きな手術が初めてだったっていうのもあるけど
とにかく説明することが多くて長い
病気の場所と切除するところはもちろん
手術や麻酔による副作用や合併症・後遺症
それから必要なら輸血をするのでその説明
それから母みたいに認知症で術後暴れたり管抜いたり勝手に歩いたりする人は
拘束といって一時的に動けなくする対策を取ることの説明などなど
これがA4の紙で30枚近くあって
それを読み上げながらところどころ注釈をつけてくれるんだけど
専門用語もあるし、普段聞きなれないような話だから
必死で聞き取ろうとするんだけど
もう脳みそぎっちぎちになるし
説明中に「あれ?」って思ったことを後で質問しようとしても
次の説明聞くうちに忘れる
だからね
先生はできるだけわかりやすく説明してくれたと思うけど
何か疲れだけが残ってしまい
う~ん、といった状況で終わる
しかもその後入院の説明まで受けると
もう気持ちは荷物の方にばかり気がいって
帰る頃には手術の説明はかなりあやふや
でももちろん説明の用紙は受け取ってきたので
後でネットでわからないところを必死で調べて
ようやくなるほどな~、ってところにたどり着く
だからね
これ、皆さんちゃんとわかってるのかな~
母はもちろんほぼわかってないと思うけど
付き添いのご家族とか、質問は細かくされてるのかしら?なんて思った
あらかじめ調べていってもその場でわからないことも多いだろうし
でももう一度説明してくださいっていうのも
言いにくい・・・
だから
身近に医療のことわかってる人がいたら
一緒に行ってもらえばいいかもね
まあいくら聞いても不安はぬぐい切れないかもしれないけど
納得できていれば気持ちも前向きになれるから・・・
ってことで
手術は説明の段階から大変だし
でも世の中の多くの方々はもうこういうこと経験されてて
みんなすごいな~って改めて思った
なんか
この年でようやく世間並みの苦労の一部を知った気がします・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました