こんにちは。
今朝は、いつも通り6時に起き、既に夏の眩しい太陽が降り注いでいる庭に水を撒きました。朝顔が元気に咲いてます。
6月から続いていた私の辛い事、まるで梅雨のように雨が降って泣き濡れていた私の心もようやく梅雨明けを迎えたので、今朝は心からスッキリ爽やかな夏の朝を迎えることが出来ました。
今日も35℃近くまで、気温が上がる猛暑日になりそう。
けど、ジメジメしたお天気より太陽の光が好きです。
熱中症対策と日焼け予防は必須ですね。
今夜は大阪では伝統行事の天神祭り花火大会が開催されます。
天神祭りだから、菅原道真公が愛でた梅にちなんで『紅梅』という梅の形の花火が夜空に咲きます。
全国でも『紅梅』が咲くのはこの天神祭り花火大会だけです。
観に行く方もテレビで見る方もぜひ一年に一度だけ咲く夜空の花
『紅梅』を楽しんで下さい。
私の友人に神社の娘さんがいます。結婚して神社を出ましたが、若い頃は巫女として、この天神祭りのために大阪の各神社の方と一緒に天神様に奉納舞を舞ったりと、この時期は年末年始の次に忙しいと言っていました。
彼女は私が大学に入って一番に目についた、同性ですが一目惚れした美人さんです。
華やかな美人ではなく、匂い立つ白梅のような色白で艷やかな黒髪の美少女でした。私たちはすぐに仲良くなり、彼女の神社内にある由緒正しいお家にうかがって、私なんかが着たら神様に怒られるよ、と辞退したけど内心一回は着てみたかった、本物の絹で織られた代々伝わる大事な巫女装束を着せて貰い、舞に使う鈴と邪を断つ刀まで持ち、巫女の正式な立ち姿を習って写真まで撮って貰いました💕💕
元々、私の実家は(夫の家も)神道なので、祝詞なども幼い時から神主さんが家に来て神棚やご先祖様に奉っていたのをもうすっかり覚えていたから、1回でも巫女姿で神様に拝礼出来たのは嬉しかったです。
今夜は各地でも花火大会が開催されるので、日本の空には赤や黄色、オレンジに紫、青や緑、ピンクの鮮やかな花が咲きますね。
夏の花火はどれだけ大規模な大会でも、見たことがないような大輪の花火やハートやキャラクターの可愛い花火を見ていても、やはり終わりが近付くと少し寂しいです。ニューイヤーカウントダウンの花火とは全く違いますしね。
地上の花よりも更に短い刹那の時 空に咲く花。
綺麗であればあるほど 終わるのが悲しくて
始めは浮き立って見ていた花火を、終盤には言葉もなく私は見つめます。
京都の五山の送り火も同じように、毎年親戚の家から静かに見つめて、夏の終わりを見送ります。
夏は冬と違いクリスマスなどのヨーロッパ行事がないせいか、日本の風物詩が際立つように感じますね。
大輪の花火も線香花火の儚く脆い花火も風情があります。
1つだけ夏の不思議な話を。
盆踊りの屋台にお面が売られているのは何故か知っていますか?
男性も女性も子供もお面をつけて踊るのは
お盆にあの世から帰ってきた亡き人たちが お面を着けて
祭り囃子に紛れて踊っているからだそうです。
私達生きている人は、それに気づかないように
気づいても誰が誰だかわからないフリをするために
皆 お面をつけて踊るのです。
提灯と屋台の仄かな灯りの中 生きてる人もあの世から帰ってきた亡き人も共に踊り 送り火に乗って 亡き人はまた帰るのです。
不思議にも怖さを感じない話ですね。
夏が始まります。
どんな思い出が残るのでしょう。
楽しみですね。
読んでいただきありがとうございます。

