こんばんは。
今日も暑かったですね。猛暑日でした。。
そのうだるような暑さの中、子供たちは部活に、プールにと夏を満喫していて、もう真っ黒に日焼けして健康な子で嬉しいです。
さて日頃忙しい夫も、土日とも花火大会や子供の宿題を見てくたれりと久しぶりにマイホームパパをしてくれたお礼に、私たちの大好きなワイン🍷を冷蔵庫に冷やしました。
私が好きなワインは貴腐ワインです。
フランスの ソーテルヌ
ドイツの トロッケンベーレンアウスレーゼ
ハンガリーの トカイ
これが世界三大貴腐ワインです。
かってルイ14世をして「王のワインにして ワインの王」とまで言われたのがトカイワインでした。
私もあの金色にも琥珀色にも見えるお酒をグラスに注ぎ、時折ライトの光りに透かしながら、飲むと幸せになります。
甘いお酒は好まない夫も、トカイワインは別格のようで歓んで飲みます。
夫は自分のワインセラーに常に何本か私の好きなワインも買ってきて入れてくれてます。(ありがとうね😊💓)
赤ワインの絶対的な存在感、白ワインも赤に負けない迫力と存在感があります。私は、どちらかといえば白ワインが好きですね。
私の為にトカイワインと日本酒もあります。山田錦に越の寒梅。やはりお酒に弱くても、先祖が蔵元のせいか日本酒好きで味見位は出来るのでついお気に入りのお猪口で飲んでしまいます💦
赤の五大シャトーといえば
シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・マルゴ
シャトー・ラトゥール
シャトー・オー・ブリオン
シャトームートン・ロートシルト
です。
私はシャトー・ラトゥールが好きですが。ドラマ化したワインを題材にしたヒットマンガのように、「何というアロマ!」「まさに女王の化身、マルゴ」
何て語れません。
ワインを語る程の知識はなくても、マナー違反にならない程度には、お料理に合うワインを知っておくくらいは必要かと思います。
私の父母は、お祝い事があると一流ホテルのフレンチレストランやイタリアンレストラン、中華レストラン、和食では有名な料亭に連れて行ってくれました。
こちらは「わ~い、美味しそう」と気楽にしていたら、まず母からのテーブルマナー講座が始ます。ナプキンの使い方から銀のカトラトリーを外側からそっと取ること。魚にはこのナイフとフォーク。肉料理には、こちらのナイフとフォーク。と指導は続きますが、時にお肉が硬くてナイフがお皿に当たってキーっというイヤな音がしたら、母の目配せによりそのお肉は下げられました。
母は「友達との食事や、お仕事を始めたらお得意さんに一緒に食事でも、となった時にマナーを知らないで恥をかくより今かいておきなさい。お肉をあんな音をたてて切るぐらいなら、始めから切って貰いなさい」と目で相図をすると給仕のボーイさんが綺麗に1口大に切られたお肉の乗ったお皿を私の前に置いてくれました。(良かった💦)
父はメニューを見て食前酒や食事中のワインを選びながら、それとなく料理にあったワインや和食なら日本酒の選び方を教えます。
私が未成年の時は舐める程度に、二十歳のお祝い会の時からは堂々と飲んでの授業です。
女性はお酒の知識はあってもこういう場では、絶対にお酒を自分でグラスにボトルやデカンタから注いではいけない。相手のグラスが空いていてもしないよう言われました。それはソムリエさんや給仕さんのお仕事でそういう作業をしながら、彼らは客のお料理の進み具合をシェフに伝えて、丁度いい時にメインディッシュが食べられるように采配しているんだよ、と習いました。
すべてプロが動いてくれるし、余計な動きをしては無作法だと習いました。
また、若い娘が父親のお客様が来た時に、家で食事中に水割りなどのお酒を作ったりしてはいけないと言われました。
おもてなしになるかと思っていたけど、あくまで両親がホストとホステスなので、未婚の娘は出来上がった料理やワインボトルとグラスをトレイに乗せて運び、後は大人しく別室で食べます。
若い娘がたとえ水割りといえど、作るのは蓮っ葉に見えて良くないと言っていました。
夫の友人が来たら、今は当然私か夫が作りますがオヤジという人種は若い娘に酌をしてもらいたい本能でもあるのか、まだ8才の娘にビールを注がせたりして「カワイイね」など言って嬉しそうに飲みます。
私は、やはり母のように娘にビールを注がしたり、小さい手で氷をグラスに入れたりはさせたくなくて、部屋に下がらせ子供用の食事を持っていきます。
晩餐会(出たことないけど)などに未成年が出れない理由がわかりました。大人の社交場に子供は来てはいけないんですね。
気の利いた話も出来ないし、黙って座っていても会話は耳に入るから、耳年増になる可能性もある。挨拶をして、お手伝いして退散するのが一番だと思います。
で、一番好きなトカイワインですが。
飲む3時間から4時間前に冷蔵庫で、冷やします。それくらい冷やすと甘さと酸味のバランスがちょうど良くなります。
貴腐ワインは甘口ですが、更に極甘口があります。
コレはもう食事のラスト、デザートに出してもいいですね。
和食にも良く合い、ウェルカムドリンクにも使えます。
冬のホットワインにもお勧めです。
甘いトカイワインにシナモンなどのスパイスを入れて、レンジで温めたのを飲むとぽかぽかです😸
おつまみは、同じ甘さのものか相反する味。
甘さが欲しかったら、季節のフルーツタルト
相反する味なら、メロンと生ハム、リッツにブルーチーズを乗せたもの。甘味に塩味を合わせるイメージです。
私は夜に飲んだので、相反する塩味を。リッツにキャビアを乗せて出しました。
暑い夏の夜に、トカイワインの中でも特に大好きな
【トカイ・アスー・エッセンシア】の黄金色に輝く液体を2つのグラスに注ぎ、夏の始まりの花火大会で夜空に咲いた綺麗な花を思い出して、「乾杯」と呟くとコツンと微かなグラスどうしが挨拶する音がしました。
読んでいただきありがとうございました。
ハンガリーの大地で育つ貴腐ぶどう
トカイ アスー
トカイ アスー エッセンシア
トカイ フルミント