昨年、仮設住宅の整備作業が一段落し本年度は千葉のWA第6次助成事業に申請、仮設住宅と津波跡地の一体的利活用を始めた。
昨秋から植栽を試行し、菜の花を蒔いたが思うような結果にはならなかった。夏に向けて耕うん作業、施肥を行い、ひまわりを植栽した。今回は適時に適量の水やりに敷地内に水道利用が可能となり夏には大輪のひまわり畑が出現できると楽しみにしている。
昨年、仮設住宅の整備作業が一段落し本年度は千葉のWA第6次助成事業に申請、仮設住宅と津波跡地の一体的利活用を始めた。
昨秋から植栽を試行し、菜の花を蒔いたが思うような結果にはならなかった。夏に向けて耕うん作業、施肥を行い、ひまわりを植栽した。今回は適時に適量の水やりに敷地内に水道利用が可能となり夏には大輪のひまわり畑が出現できると楽しみにしている。
NPO光と風総会・復興と観光で旭を元気にする集い
7月19日令和4年度NPO法人光と風 通常総会を開催、一昨年とNPO法人の総会は新型コロナウイルス感染症により書面による決議、当法人の会員はご承知のように大半の方が高齢者になり事業の運営も困難になりつつあります。しかし嘆いているだけ出は何も解決しません。よくよく考えてみますと私の住む地区は高齢者が多いのは無く若い人達が急激に少なくなっているわけです。従って若い人達が先ごろ肩を寄せ合い、住みやすいいまちをめざすことが震をへた地域の姿で無いかと模索してきました。
先ごろ「復興と観光でまちを元気にする集い」を開きました。内容はまちづくりに関心を寄せる人たちや芸術を担う人達と話し合う場を設けた次第です。本年度の事業計画案にこうしたひとたちが今考えているまちづくりの案をいくつか組み込んでいます。総会後に円卓会議という形式で話し合う場を作った次第です。
語り継ぐ集い記録
午後2時30分から飯岡刑部岬展望館で開催
「海へ」の会長渡邉昌子の「「海へ」東日本大震災を集う会を始めます」,引き続き,同副会長石田禮子による朗読
「3・11 あれから 郷土の詩人 高橋順子 ・・・明日にはわたしは窓を閉めるだろう/だが海という窓は 海という窓は閉められぬ/わたしがここから閉めだされたとき/はじめて/海という窓が閉まる」
黙とうに先立ち,総務省語り部(飯岡)高橋進一の挨拶
「この鯉の形をした木魚を「ぎょく」とよぶそうです。県民の森の福聚寺の軒にも大きな魚鼓がつるされています。池で手をたたくと 鯉が集まってきますが,魚鼓のお腹をたたくと『平和の世の音はやすらかで,心やわらぎ人々が集う…争乱の世の音は荒れていて,心ぐるしく人々は離れていく』そうです。地震雷火事津波,異常気象,大震災,種々の天災・・・ 新型コロナウイルス,感染症の大流行,パンデミック・・・ ウクライナで始まった戦禍・人のおごりによる人災・・・ ありとあらゆる災禍が一日でも早い終息を願い,追悼のサイレンに合わせて,点鐘したいと思っております」
サイレンとともに,文芸賞の副賞・飯岡土人形ドガミシモの制作者・モンゴルマンこと齋藤俊一が旭市の犠牲者16名を胸に魚鼓を点鐘しました。
サイレンが鳴っている間に十五回鳴り,鳴り終わってから名残りの十六回目が点鐘されました。これを司会の赤十字奉仕団の平澤つぎ子が「鐘も名残り/海へと消えて行くも/ あわれなれ。数うれば/十余り六つのとき/五つ鳴りて残る一つが鐘の響きの/聞き納め。寂滅為楽と響くなり」と表現しました。
この後,語り継ぐ飯岡津波/復興かわら版から生まれた紙芝居「マーくん がんばれ!」が津波の第1波と第2波の時刻に合わせて「紙芝居劇団ふく(竹ノ内・服部・渡邉・石田)」が2回上演しました。
中休憩で,文芸賞「海へ」白坂道子賞の受賞作品「津波はおっかねえ」を宮崎富士子が自ら飯岡の浜言葉で朗読。
結びの言葉は,NPO光と風理事長渡邉義美より「 津波の第2波が襲った時刻が迫ってきましたが,この会場は4時半で閉館。多くの被害が出した第3波の教訓を心に刻み,「集い」はお開きとします」。
市会議員3名のほか,参加者からいろいろ感想をいただきました。
「関東大震災の9月1日は防災の日,阪神淡路大震災の1月17日は防災とボランティアの日とカレンダーに書かれています。しかし3月11日には何も書かれていません。防災教育と伝承の日になれませんか」の提案もありました。
> ◎マスコミの報道
①東京新聞千葉版 3月9日
②TBSニユース(YouTubu)3月11日18時津波を伝える祈り旭市
③千葉日報県東版 3月10日旭市長「津波の記憶未来永劫に」
④朝日新聞千葉版3月12日
⑤読売新聞房総版3月11日「進む防災止まらぬ人口減」
⑥千葉日報3月17日震災語り継ぐ文芸賞終了 8000人応募、記憶次世代に 旭「海へ」5年で
⑦産経新聞千葉版「千葉県旭市 「語り継ぐ」時過ぎ難しく 震災11年」掲載
神奈川新聞が3月10日、11日、12日と連載、「世間の関心が薄れゆく中、あの日の苦難を糧に前を向く人の姿を千葉県旭市にみた」
◎神奈川新聞3月10日 津波そのとき「言葉の力これからも」
◎神奈川新聞3月11日津波そのとき「紙一重の経験次代へ」
◎神奈川新聞3月12日津波そのとき「変わらぬ味届けたい」
◎毎日新聞千葉版3月11日にぎわい復活の力に 津波被害、旭の海岸にカフェ 地元産こだわりバーガー /千葉
◎毎日新聞3月10日「旭市、追悼式実施せず 写真パネル展 飯岡刑部岬展望館」
◎毎日新聞3月12日「細くても長く語り継ぐ」
展 示
紙 芝 居
震災から今年で11年目にあたり東部図書館は2月11日から4月14日まで館内1階のガラス展示コーナーにおいてこれまでに集めた震災に関する資料を展示しています。
その中でNPO光と風に関するものは
◎ 語り継ぐいいおか津波 被災者聞き取り調査 記録集 被災者聞き取り 調査記録編集委 員会/編集 光と風キャンペー ン実行委員会 (旭市まちづくり事 業認定団体)
◎ 海へ 作品集 第1回 旭いいおか文芸賞 旭いいおか文芸 賞実行委員会 編 集 光と風 (内) 高橋 順子を囲む会
作品集 第2回 旭いいおか文芸賞 旭いいおか文芸 賞実行委員会 編 集 光と風 (内) 高橋 順子を囲む会 2018 C986/4/2 56 海へ
◎ 作品集 第3回 旭いいおか文芸賞 旭いいおか文芸 賞実行委員会 編 集 光と風 (内) 高橋 順子を囲む会
◎ 海へ 作品集 第4回 旭いいおか文芸賞 旭いいおか文芸 賞実行委員会 編 集 光と風 (内) 高橋 順子を囲む会
◎ 作品集 第5回 旭いいおか文芸賞 旭いいおか文芸 賞実行委員会 編 集 光と風 (内) 高橋 順子を囲む会
◎ 復興かわら版ーいいおか津波ー 2016年5 月ー2021年12月号 ※禁帯出
図書館へ行った折にはぜひご覧ください。
例年12月1日から来年の1月31日までふぐ鍋祭りを開催。飯岡・銚子沖で水揚げされるショウサイフグを刺身・一夜干し・唐揚げ・鍋・雑炊のコースに仕立て地域に人を呼び込む祭りです。今年で19回目、年に一度は鍋・刺身を味わって見たいと訪れて来ます。
お泊りには2月まで「冬の旭宿泊キャンペーン」で一人¥2,000の助成」宿泊予約の際にお申し込みください。
◎昼食コース フグ刺し付き¥4,300 小鉢・前菜・一夜干し・ふぐ刺し・唐揚げ・鍋・雑炊・フルーツ
◎宿泊プラン 1泊2食 ¥11,500円より
ふぐ料理
ふぐから揚げ