いいおか津波 語り部の会

　　　　語り部の会設立に向けてー１　９月４日、語り部の会設立に向けて話し合われたその骨格を整理して置きたい。
①光と風キャンペーン実行委員会の「津波の聞き取り調査」で被災に会いながら前向きに生きる人たちとの出会い
②８月４日の親子防災教室での評価
③旭市復興計画での民間に於けるソフト面での仕組み
④今後に期待される「防災教育モデル地区構想」での中核的役割など
⑤今回の災過を後世に伝え、防災の一端を担う役割と被災地ならではの地域に人を呼び込む新たな観光の担い手　である。
　


　　　

磯ガキ祭り 復興への一里塚

　　　　復興へ向けて　磯がき祭り　これまで復興どんぶりを通じ復興への足がかりを束ねて来た。いわば外部から被災地へ向けて元気の分かち合いが集合のレベルであった。
　現地では今年の夏のイベント、海水浴の中止など震災の前に全てが腰を砕けた感じだ。殆どが行政を介したイベントのため止むをいないと受け止められている。
　私の考えではは震災後は行政に依存せず自らの力で必要なイベントを企画したほうが言いと思っている。大きくよりは小さく、それぞれの集団に依存したイベントが指針であって欲しい。汗水を流し労苦を分かち合う共同作業が地域社会を営み結果的に震災に応対できる唯一の方策と学んだからだ。
　磯がき祭りはじり貧からの出立になる。小さい規模であるが試食会から８月まで開催して行く。

飯岡津波の復興

　　　　　復興どんぶり－11　　復興どんぶりの行方　飯岡津波から２ヶ月が過ぎた。目前の事態を乗り切るためにイワシとホウボウをネタに復興の名を乗せてどんぶりを始めた。
　地元の産品・￥１０００円・義援金１０％というシンプルな提案であった。しかし、未曾有の震災は復興が５年、１０年という歳月を要することも見えてきた。復興と面と向かうには継続という時間と持続する固有な論理が必須のように考え始めた。
　

旧飯岡荘の保存を巡って

　　　　　　食彩の宿　旧飯岡荘とは
　３．１１の被災を受け旧飯岡荘は市議会で宿泊業の再開を閉じ、建物を如何するか宙に浮いたまま現在に至っている。市長はその行方を懇談会に委ね10月を目途に結論を導くことになっている。
　考えて見れば復興の中心的な課題にも係らずこれほど方針がぶれているのは理解しがたい。グーグルの地図に市有地を重ねてみる。ユートピアセンターを除き中学校の移設に伴い将来的に５０，０００平米の土地が空き地になる。被災地いいおかの再生にとって旧飯岡荘の行方は被災者・地域住民にとって切実な課題である。
　今のところ、旧飯岡荘の建物を震災の記念館として保存、2階を資料館に屋上は避難場所とする意見が多いようだ。http://www.youtube.com/watch?v=m7emJEIOlwA
　震災前に空撮したデータが出てきたので追加しておく。

いいおか津波と宿泊業の現在

　　神奈川新聞の取材　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２週間前ごろ神奈川新聞の記者が訪ねて来た。津波にあった飯岡地区の宿泊業について取材の要請があり応対をした。
　横須賀や逗子は宿泊を営む業者も多く、ここ飯岡とは地形的に似ているので津波による被害について取材したいという内容であった。飯岡地区では１３軒あった宿泊施設が現在５件のみ営業している。５施設は休業中で再開するかは不明である。
　市では海水浴の中止・イベントの中止、そして津波被害にあった観光施設の整備はは来年度以降になる。今回、取材があったペンションは近い内に再開の工事に入り１１月には営業を始めるという。しかし、設備投資をしてこれに見合う集客があるかは判らない。