Youth worker Support【未来を創る若者たちへ】

「はたらいて幸せになろう!」仕事は自分を成長させ、人を幸せにします。そんな仕事を楽しむための情報をお届けします。

私だけの仕事の流儀 (とわりん)

2016-02-02 | 仕事

いよいよ、「私だけの仕事の流儀」記念すべき第一号です。

 

お名前は「とわりん」さんです。(もちろんニックネームです)

筑紫野市在住の、大人の女性です。

現在のお仕事は、テレマーケティング(10年目   soraプロジェクト)です。

 

私にとっては人生の先輩ですが、小柄で温かい人柄がにじみ出た優しい笑顔に癒され、自然に仲良くなり、今は共に学ぶ仲間としてお付き合いさせて頂いています。

今回の呼びかけにも直ぐにお返事を頂き、早速取材させて頂きました。

では、彼女の仕事にまつわるお話をご紹介します。

 

● これまで経験したお仕事・またはその一部

OL経験(約2年)・幼稚園教諭(3年)・保育士(26年)・保育園園長兼保育所連盟会長(2年)

 

● その仕事を振り返って、今思うこと

花園の中で自然環境に恵まれ、純粋で可愛い子ども達に囲まれた仕事はとても楽しく、やりがいがありました。
しかし一方では、保育園という小さな環境(世界)なので、考え方や人間関係が固執しやすく、正直トラブルも多かったです。

もっと広い世界の情報を取り入れる必要があります。 

 

● 忘れられない仕事での失敗談

園長時代、経営側の方や保護者の信頼は勝ち得ましたが、職員との人間関係が作れなかったこと。

 

● 仕事で工夫や試行錯誤した点など

保育士として勤務していた時、子供の様子をくまなく観ていただろうか?という自分に対する問かけを行うようにしていた。

毎日、子供が帰った後に出席簿を見返し、子供の名前を見ながら一人ひとりの行動を思い出すようにしていたら、なかなか思い出せない子供がいる。その子のことをしっかり観ていないとハッと気づく。そして次の日には、その子を意識的に観るようにした。

常に、園児の親の立場で考えることを意識した。

 

● 仕事で影響を受けた人(どんな人と出会ってきたのか)

soraプロジェクト(現在の職場)の女性社長

NR(観術)創始者

 

● 仕事で楽しいと思う瞬間

成果を上げた時の達成感、人や社会の役に立てた時の満足感、そんな時に自分の存在を感じられ、充実し楽しいです。

 

● ズバリ、仕事とは何か

仕事とは、人の役に立つこと。それ以外はありません。

人の役に立ち、自分がそれを実感できることこそ、仕事をする価値があると思います。

 

● これからの人生、どんな仕事をしたいですか。

次の世代を担う子ども達の新しい教育を立ち上げたいと思っています。

一生、元気で生涯死ぬまで活躍して、役に立つ仕事がしたいです。

「一生青春・一生勉強」

 

● これから社会に巣立って行く若者へのメッセージ

まず、自分の部屋を片付けることから始めましょう!整理整頓できたら、緑の植物や花を飾りましょう!

気持ちが安らぎ生活や仕事の効率も上がり、楽しくなりますよ。

次に、美しい物や芸術にふれあいましょう。(花・自然・絵画・書・焼物・映画など)

そして、人との交流を楽しみましょう!

どんな人と出会うのか?人との出会いで人生が変わることもあります!

自分の無限の可能性を信じて、子供みたいにワクワクの心で頑張って下さい。

 

★ 私だけの仕事の流儀とは

今までの私は、人生の岐路に立った時、何事も自分でしっかり考えて、周囲からの情報を集め、自分で決断したことを行動に移して来ました。だから、後悔もないし自信にもなります。

これからもそうするつもりです。

「いつも前向きに、耳はダンボで、自分の決断で行動して行く」

それが私だけの仕事の流儀です。

 

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とわりんさんとのお話はあっという間でしたが、とても丁寧意にそして懸命にお話して頂きました。

本当に感謝しております。

 

質問にはなかったのですが、とても彼女らしい印象深いエピソードとして、保育園の園長を引き受けた時の様子を紹介します。

園の立て直しをして欲しいとのオーナーからの依頼に、当初は過酷な仕事を担うことになるのは十分承知だったので、丁重にお断りするつもりで園に出向いたそうです。

しかし、待っていたのはとても可愛らしく愛くるしい、天使のような園児たちの満面の笑顔でした。真っすぐで何一つ疑うことを知らない小さな子供たちと出会い、彼女の心が動きます。

そして、気が付いたら引き受けていたと、笑いながら話してくれました。

保育士としてのキャリアは十分にしても、やはり園長となるとそれ相応の覚悟が必要だったようで、その後の2年間は、彼女にとってとても過酷な時間になります。

それでも、自分で決断したこと。だから彼女には後悔はありません。

しかし、自分の力を全て出し切っても、最後まで立て直すことができなかったと、正直に打ち明けてくれた彼女に、敬意を表したいと思いました。

 

最も印象に残っているのは、最後に「私だけの仕事の流儀」とは何ですか?と訊ねた時に、私の目を見ながら、確信を込めて話してくれた時の彼女の表情です。

おそらく、私なんかよりとても多くのご苦労や悩みを超えてこられたに違いない、その眼差しは、出会った時と同じでとても優しく輝いていました。

それだけに、「私には後悔がない。」という言葉が、とても重みのある学びの言葉となりました。

 

ちなみに、これから保育士を目指す若者へアドバイスをお願いすると、「相手の立場になって考える」「素敵な笑顔」というキーワードを頂きました。

 

とわりん、本当にありがとうございました。

これからも共に学び、共に成長して行きましょう。

 

 

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