エアーアジアXの次は?②

2008年08月22日 | 「安全な空」整備街構想
空港管理
<ロンドン・ルートン空港(英国)>
 AFCOとグロスペノール・ハウス・グループ及びハロウ社との合弁会社であるGHG-AFCO合同会社(LLC)は2002年10月に同空港の駐機場と誘導路の開発に対する資金調達を完了した。25年間の賃貸およびその後の売却に関して空港と直接交渉を行い、このプロジェクトは2003年9月に完成した。

駐車場管理
<シカゴ・ミツドウェイ空港(イリノイ州)>
 AFCOはウェスト・ハートフォード・コネチカット社と協力して空港外の駐機場を開発及び管理し2003年10月にミツドウェイ・パーク・ライドとして完成した。現在当駐車場は1,200台収容可能であるが、将来は1,500台迄拡張可能である。ここでは利用客の車と主ターミナル間の往復にシャトル・バスが運航されており、この運転手はこの利用客の荷物のバスヘの搭載及び卸下を行うサービスをしている。

単独賃借者、地上支援器材(GSE)及び小型機運航支援(FBO)/格納庫施設
<グラス・フォートワース国際空港>
 2002年4月、同空港おいてAMB資産会社と共にAFCOが管理している数棟の施設を占有するフェデックス社の要求に応じてAFCOは同社が全てを所有している5.5エーカー(約22260平米)の土地にトラックと従業員用駐車場を建設した。1,700,000ドル(約2億4百万円)の資金を資産運用専門の金融機関から調達した。

<デトロイト・メトロポリタン空港>
 クアンタムFBOサービス(QF8)合同会社との合弁によりAFCOはメトロ・フライト・サービスFBOを買収し、航空機に対して燃料補給、地上支援、乗客に対するサービス及び整備その他の支援を行っている。QF8は合弁会社としてメトロ・フライトのための日常運航の管理を担当する。メトロ・フライトは2002年10月運航を開始し、その施設は30,000平方フィート(約2,752平米)の格納庫と10,000平方フィート(約917.4平米)の営業及び事務所用の建物を有する。


<ジョージ・ブッシュ国際空港(ヒューストン)>
 2005年3月にAFCOはベンツオイルークオーカー・ステイツ・オイル社から格納庫一棟の買収を完了した。当格納庫及びこれに付随する事務所の面積は約44,000平方フィート(約4,037平米)である。FBO運用を行うトレホン社はこの施設を15年の賃借契約により、その事業を行う。この買収は1,800,00ドル(約2億1千6百万円)の転換つなぎ融資により行われ、その後利子非課税の2,420,000ドル(約2億9千40万円)と175,000ドル(約2千古万円)の資本により資金の再調達が行われた。

<グレーター・ペオリア地方空港、ベキン町営空港(イリノイ)>
 クアンタムFBOサ-ピス合同会社との合弁によりAFCOはこの2つの空港のFBOを運用しているバイヤーリイ・エイビエイションとパイラー・アピオニツクスの株式、賃借権及び施設の全てを買収した。クアンタムはこの2つのバイヤーリー社及びFBO運用地域を管理し、AFCOは資産と賃借を管理する。このプロジェクトは双方の借り入れによる資金調達と自己資本調達により行われた。

<オーランド国際空港>
 2006年AFCOはグレーター・オーランド空港公団からの30年賃借により地上支援器材(GSE)整備施設を開発した。この場所には器材置き場と最新技術による整備施設及び装備品洗浄架が設置されている。約40,000平方フィート(約3,670平米)のこの施設は2007年春に完成予定である。


<ピッツバーグ・国際FBO施設>
 AFCOは旧夕一ミナル地区における新FBO施設開発担当社に選定された。AMPORT8社は商用航空用格納庫及び10,000平方フィート(約917.4平米)のターミナルを運用すると共に12,000,000ドル(約14億4千万円)の施設の資金調達を行い、2001年6月に運用を開始した。2000年6月にAFCOはこのプロジェクトの所有利権をAMPORTS社に売却した。

<リーディング地方空港(ペンシルペニア)>
 2006年10月にAFCOは当空港におけるFBOを運用するアメリカン・フライト・サービス社(AFS)を買収し、格納庫3棟、と事務所施設の合計約65,650平方フィート(約6,023平米)と約400,000平方フィート(約36,697平米)の駐機場を買収した。これは2,600,000ドル(約31億2千万円)の借り入れによる資金調達により行われた。

<リッケンバツカー国際空港(オハイオ)>
 AFCOは1994年にオハイオ州コロンバスのリッケンバツカー空港における建物改装に対して自己資本と28,000平方フィート(約2,569平米)の建物を本部と工事用建物としてスノー・エイビエイション社に転借して資金調達した。AFCOはスノー社の原型復帰作業のために格納庫2棟を刷新した。現在AFCOはスノー社と共同で再製作された何機かの航空機の原型化用の格納庫の開発に努力中である。結局AFCOはリッケンバツカー空港及び他の場所においてスノー社のために製作施設を開発する事になるであろう。

『KURENAI プロジェクト』の3安

『KURENAIプロジェクト』ブログは、「百里シンポジウム」での過程、「整備街・牧場・公園」の構想、有志の動きを随時掲載し、『IBARAKI』といえば「安全な空・安心な食・安らかな体」という3つの安を日本全国、アジア、世界に発信します。  この動きがまちを考える人達に勇気を与え、それぞれが動く事で発展していくことを希望します。